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【連続テレビ小説】あぐり (137)「立ち直る力」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

新弟子の千花(麻生かおり)は美容師は常にきれいであるべきと、身だしなみを整えるために給料の前借りをあぐり田中美里)に頼む。考えを改めた三枝(高山宏)はカフェ・セ・ラ・ヴィで、吹っ切れた演奏をし、客から拍手喝采を浴びる。淳之介(山田純大)からもう一度やり直したいと結婚を申し込まれた諒子(大路恵美)は、あぐりに髪を切ってもらいながら自分の気持を確かめ、淳之介の待つカフェ・セ・ラ・ヴィへと向かう。

あぐり美容院。千花は「美容院は美しさを売る所ですからね、美容師は常に綺麗にお洒落にしているべきです」と、あぐりに給料の前借りを頼んだ。沢子は当然反発するが、あぐりは「そりゃあもっともだわね」と帰りに渡すと言った。

 

「美容院は夢がないと。働いてる人がまず綺麗にしなくっちゃ」と沢子に言う。「私たちそういうことに少しいいかげんになってたと思わない? もしかしたら年かな…」と言うあぐりに「私はまだ若いです」と沢子。実年齢は田中美里さんの方が下だけどね。

 

和子と理恵は台所におわんを浸して出かけていった。そういえば昭和18年から4年も経ってるのにずっと同じ子役だね。生田斗真くんなんて1週だけだったのにぃ(まだ言うか)。

 

慌ただしい食事の中、あぐりは淳之介に諒子のことを聞いた。「諒子ちゃん…何かあった?」と聞くあぐりに「さあね…」。こればっかり。

 

諒子はカフェ・セ・ラ・ヴィに出かけた。三枝は諒子を見送ったが、ふらりと店に現れ熱のこもった演奏を始めた。客たちの反応も変わり、演奏が終わると拍手喝采が起こった。

 

家に帰った三枝は諒子に謝り、「いい演奏すれば必ず客の耳はこっちに向くんだ。何か俺…みんなに八つ当たりしてたみたいだな」と反省。「これからもっと練習しなくちゃね」という諒子の言葉にも素直に応えた。

 

そんな二人の部屋を訪れた淳之介は「何があってもずっと君と一緒にいるべきだった」といきなり「結婚してくれ!」とプロポーズ。あの時からやり直したいと明日の3時にカフェ・セ・ラ・ヴィで待ってる、返事を聞かせてくれと一方的に言って帰った。

 

尚久が世津子と恋人がどれくらいいるかなんて軽口をたたいていると淳之介が来店し、ウイスキーをロックで一気飲みして「よし!」と気合を入れて出ていった。婦人現代編集部で原稿を書き、そのまま机に突っ伏して眠る。

 

翌日、三枝は「あいつへの返事…お前の思ったとおりにしていいんだぞ」と言い残して出かけていった。淳之介はカフェ・セ・ラ・ヴィで待つ。

 

諒子はあぐりの店に行き、髪を整えに行った。

peachredrum.hateblo.jp

片桐先生のお宅でばったり会って以来4年ぶり。あぐりは諒子に「あなたは何も変わっちゃいないわ。人はねそんな簡単に変わるもんじゃないそうよ。あなたは今でも綺麗だし輝いているわ」と声をかける。

 

諒子の髪のセットが終わり、自宅で話をする。しかし、諒子のその髪型いいのか? 髪の長さ自体は変わってなくてアップにした感じ。諒子は三枝が苦しんでいて、何もしてあげられないことを話すと、エイスケさんとおんなじねとあぐりも話し始める。えー、エイスケさん暴力はふるってないよー。

 

そういう時何をしたか聞かれ、何もしなかったと答えるあぐり。「だって…何もできないじゃない。そうでしょ? 雲を動かすのは私の仕事じゃないもの。それは風の仕事だからね。私はそばでじっと見てただけ」。

 

いよいよ諒子がカフェ・セ・ラ・ヴィに入ろうとしていると三枝が待っていて「行かないでくれ。俺と一緒にいてくれよ!」と言ったが、かまわず店に入り、淳之介と対峙したところで今日は終わり。

 

ハチャメチャだったヒロインも親となって落ち着き、今度は子供たちがあれこれ起こすのが朝ドラ定番なのかもしれないが、いい加減、淳之介と諒子のことは終わって欲しい…ってずっと言ってるし、それだけずっと続いてるってことか。「あぐり」は最初の頃から御大もエイスケも常に女性問題を抱えてたけど、あっさりしてたのになー。しかし、ようやく明日には片がつくだろうと思ってます。