徒然好きなもの

ドラマの感想など

本を4冊買いました

先日、金子みすゞさんの本が読みたいと思っていて、金子みすゞさんのwikiを見たら、もう1冊気になる本を見つけ、あとはいつか買おうと思ってお気に入りに入れてた漫画を含め4冊買いました。

読了。NHKスペシャル「こころの王国~童謡詩人・金子みすゞの世界」を手掛けた演出家が当時調査しきれなかった事実をもう一度調べ直した本。金子みすゞさんのファミリーヒストリーみたいに、先祖の事がかなり詳しく調べれられています。生家のことやそれらの背景を踏まえて改めてみすゞの詩の解釈など。

 

金子みすゞさん自身は兄も弟もいるけど、女系家族であることや、父の死の真相、みすゞ自身の自殺の真相など、電子書籍は漫画はスイスイ読めるんだけど、小説のたぐいはホントに読み進めるのがきついのに、これはスイスイ読めました。90年代にドラマ化されたころのみすゞの夫の描かれ方なども誤解があったんだとか、みすゞさん自身の描かれ方などいろんなことの印象が変わりました。

 

で、金子みすゞさんというと弟の正祐さんなしに語れない。

作者の松本侑子さんのお名前をどこかで見たことある気がしたのは、「赤毛のアン」の翻訳をされてるからでした。

 

この本はまだ途中まで。みすゞさんは高等女学校を首席で卒業、弟の正祐さんは高等小学校を2年で卒業して商業学校4年通って東京へ。この戦前までの学制がホントにややこしい。正祐さんは関東大震災の被害にも遭っています。この本は、正祐さんがつけていた日記を基に正祐さん目線のみすゞさんの伝記。

 

みすゞさんが明治36年生まれ、正祐さんは明治38年だけど早生まれで年子、明治39年生まれのエイスケさんと明治40年生まれのあぐりとは同世代。「澪つくし」の律子さんや恐らく惣吉さんもこの辺かな。

 

正祐さんだって大きな書店の一人息子でオルガンや大正琴を買ってもらったり、芝居や映画を観たり、本も読み放題の裕福な家庭に育ちながら、結局本屋は継がずに東京で働いています。まだ途中なので、ここまで。

 

映画化記念か電子書籍限定で11巻が出ていたことを最近知る。11巻と言っても1話分くらいの短編です。その後と言っても安易に子供が生まれてる世界じゃなくてよかったー(子供が嫌いなわけじゃないよ)。

 

最近は漫画は描いてないそうですが、コーラスの読み切りを集めたコミックスだそうです。絵は相変わらずきれいだけど、本当は外国の美男美女が見たいなぁ~。ヨーロッパの田舎町みたいな町の風景も好きなんです。電子書籍でもりぼんマスコットコミックスの「魔法の砂糖菓子」を出してほしい。あれは本当に名作。

 

頭痛い頭痛いってiPadの見過ぎか!? 本読むのに飽きたら、トランプや塗り絵などのゲームをiPadでやり、ツイッターやネットニュースもiPadで見て…でもやっぱりやめられない。