徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】日の名残り

1993年 アメリ

 

あらすじ

1958年、オックスフォード。ある貴族の屋敷でずっと働いてきた老執事スティーヴンスだが貴族が亡くなった後、屋敷は米国人の富豪ルイスのものとなり、スティーヴンス以外の使用人たちは屋敷を去ってしまっていた。そんなある日、スティーヴンスのもとに以前屋敷で働いていたミス・ケントンから手紙が届き、彼は彼女に会いに行くことに。かつてケントンはスティーヴンスに好意を抱いていたが、別の男性からプロポーズされ……。

www.wowow.co.jp

 

録画したものがまだまだあるけど、今は洋画の気分。

 

主人が変わった屋敷で今も働くスティーヴンス。メイド頭と副執事が駆け落ちしてしまい、以前、働いていたミセス・ベンから手紙が来て、また働きたいという。メイド頭をミセス・ベンに、副執事をスティーヴンスの父親が務めることになった。

 

ミセス・ベン? ミス・ケントン? 混乱のまま進む。

 

階段にちりとりを置き忘れたり、中国人形を置く位置が違っていたり…スティーヴンスの父親が高齢のため失敗が多いことをミセス・ベンに指摘されるが、スティーヴンスは聞き入れない。しかし、ある時、客人の前で思い切り転んでしまい、頭から血を流した。

 

お屋敷で重要な会議が開かれるため、失敗は許されないと主人に言われてしまい、スティーヴンスは給仕をしないように父に言った。54年給仕をしてきた父は敷石が浮いていたせいだと自分の否を認めなかったが、モップを持たされ掃除係へ。

 

父は掃除用具を握り込んだまま座り込んでしまい、医師に見せると容体はよくなかった。ベッドに寝ていた父は、母のことをかつて愛していたと語った。母が浮気をしたせいだと言うが、今言う〜?

 

会議が白熱する中、スティーヴンスはメイド頭から父が亡くなったことを知らされたが、そのまま仕事を続けた。

 

映画冒頭は1958年。今の主人(アメリカ人のルイス)に許しを得て、ミセス・ベンに会いに行く。そこから以前の主人ダーリントン卿時代のお屋敷の回想になっていて…話がこんがらがってるな。

 

ミス・ケントンとスティーヴンスの父を雇い入れたところから回想に入ってたんだな。

 

回想。ダーリントン卿はドイツから亡命してきた二人のユダヤ人メイドを辞めさせるようスティーヴンスに言ってきた。ミス・ケントンは二人を辞めさせるなら自分も辞めると言い出すが、スティーヴンスが「この屋敷になくてはならない人だ」と思いとどまらせた。

 

現代。ガス欠でとあるパブへ。スティーヴンスは1930年代には非公式に政治家と関わりがあって、チャーチルに会ったことがあるという話をする。

 

翌朝、ダーリントンハウスの名前を出すと、あのナチスと協定を結ぼうとした…?と言われた。ダーリントン卿はイギリス人の中では、ナチスに協力的だったと有名だった?!

 

回想。ダーリントン卿はユダヤ人の女性たちを追い出したことを後悔しており、探し出して欲しいとスティーヴンスに言ってきた。それをケントンにも話す。

 

ティーヴンスとケントンの距離が縮まる。メイド頭のケントンは若いメイドから同僚と結婚したいという報告をされた。もう少し頑張れば一生の仕事になるのに、と説得するが、聞いてもらえず。スティーヴンスには疲れたから明日は休むと言った。

 

ケントンはパブ?で元執事のトムと話す。いずれ自分で店を持ちたいと思っているトムから、一緒に海辺の宿屋をやらないかと誘われた。スティーヴンスにトムに求婚されていると報告。スティーヴンスは何も言わなかった。

 

ルイスが突然屋敷を訪れ、その後も何人かの客人が来た。

 

ケントンが外出から帰ってきて、求婚を承諾したと言う。おめでとうと返すスティーヴンスだが、長い間一緒に働いてきてそれだけ?と言われてしまった。

 

一人原稿を書いているルイスに給仕しに行くが、友達として話をしようと座らされ、ダーリントン卿が善人ゆえ悪いドイツ人に利用されているとまくしたてられた。

 

さっき言ったことは忘れて欲しいと言ったケントンに、何を言われたか忘れたというスティーヴンス。泣いているケントンに、若いメイドの掃除が甘いと仕事の話しかできなかった。

 

現代。車を走らせるスティーヴンス。ケントンの部屋には夫のトムが来ていた。キャシーに子供ができていたことを報告。二人の娘だっけ?

 

待ち合わせたレストランで20年ぶりの再会。ダーリントン卿は戦後名誉毀損の裁判を起こしたが、晩年は孤独で一人でしゃべっていたこともあったとケントンに話した。ケントンには娘に子供ができたから働くとしてもここを離れられない。屋敷では働けないと言われてしまった。

 

バスで帰るケントンを見送ったスティーヴンスは自分の車に乗り、屋敷に戻った。

 

ルイスの妻が来るので、屋敷の掃除が進む。執事のスティーヴンスは村の娘3人と寮母をしていたと言う女性をメイド頭として面接しようとしていた。

 

暖炉から屋敷内に紛れ込んできた鳩をルイスと共に外に放つスティーヴンスだった。(終)

 

ダウントン・アビーシリーズが好きなので、こういう話は好きだー! 

最初のうちは話の流れに混乱してましたが、だんだんわかってきた。スティーヴンスとケントンはカーソンさんとヒューズさんみたいな感じ? あ、メイド頭はアンナか。

 

もっとこういう貴族のお屋敷話見たいな〜。