徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】盤上の向日葵

2019年9月8日~9月29日 NHK

 

あらすじ

第1回「諏訪の神童」

将棋の奨励会を経ずプロになった異端の棋士・上条桂介(千葉雄大)は、タイトル6冠の壬生と竜昇戦の対局に挑む。同じ頃、所沢山中で白骨遺体が発見され、一緒に将棋の駒も埋められていた。駒が江戸時代の名匠・初代菊水月の作で大変貴重だとわかり、刑事の石破(大友康平)は奨励会の経験をもつ佐野(蓮佛美沙子)と組み捜査する。一方、上条は雑誌の取材を受ける中、恩師の唐沢(柄本明)に救ってもらった子供時代を思い出す。

第2回「鬼殺しの弟子」

異端の棋士・上条桂介(千葉雄大)は昭和55年、大学生だったが、将棋道場で「鬼殺しのジュウケイ」として知られる賭け将棋の真剣師・東明重慶竹中直人)と運命的に出会い、東北の真剣師と真剣勝負する旅打ちに同行した。平成6年、上条はかつて訪れた遠野で竜昇戦第三局に挑む。一方、遺体とともに埋められた名駒の所有者を探す石破(大友康平)と佐野は、大阪の不動産屋が諏訪の元教師に初代菊水月作の駒を売った情報を得る。

第3回「殺意ある成功者」

遺体遺棄事件を捜査する石破(大友康平)は遺留品の駒を棋士・上条桂介(千葉雄大)が所有していたことを突き止め、桂介に金を無心していたと思われる父・庸一(渋川清彦)を上条が殺したという見立てをたてる。平成3年、桂介はIT企業の社長で、父・庸一は桂介に金をたかりに来た。だがそれだけでなく、桂介は伝説の真剣師・東明重慶竹中直人)とも、東北の旅打ち以来の再会を果たし、持ちつ持たれつの関係になっていく。

第4回「向日葵の棋士

遺体の身元が東明重慶竹中直人)だとわかり、警察の石破(大友康平)と佐野(蓮佛美沙子)は上条桂介六段(千葉雄大)を殺人容疑でマークするため、竜昇戦最終局の決戦場である天童市へ向かう。警察の手が自分に回ろうとしていることを感じる上条は、壬生との対局に挑みながら、3年前の東明との別れに思いをはせる。病気を患っていた東明は、上条に所沢の山へ連れて行ってもらうとともに、そこで命をかけた真剣勝負を申し込む。

 

去年は見ておらず、再放送で見てハマりました。千葉雄大さんは、「侍戦隊シンケンジャー」の翌年「天装戦隊ゴセイジャー」のゴセイレッドで知りました。

前年のシンケンレッド・松坂桃李さんとは同学年だけど、童顔でかわいらしいイメージで、しかしその童顔を生かしたようなダークな役もこなすし、「いいね!光源氏くん」も面白かったし、結構役の幅が広い印象。

 

この役は複雑な家庭で育った寡黙で知的な役でした。上条が東明に養父殺しを依頼、口封じのために上条が東明を殺した、というのが警察の見立てだが、佐野だけは、東明が自分で刺したのではないかと思った。

 

上条が勾留された警察を訪ねてきたのは上条の養父で、東明から近づくなと脅されていた。つまり東明は上条の養父を殺していなかった。

 

佐野の説得で「私は東明重慶を殺していません」と告白した。(終)

 

竹中直人さんの不気味な感じもよかったね。将棋を知っていればもっと楽しめたと思います。しかし、石破のように将棋を知ろうとしない人^^;