1981年8月24日 テレ朝
あらすじ
警察官の兄・前山克也(江藤潤)と二人暮らしの信子(真行寺君枝)は、よく当たると評判の占い師・東田三夫(町田京介)を訪ねた。信子は、熱愛する井原(おりも正夫)との結婚について相談するつもりだったが、東田は信子が口を開く前に用件を見抜いてしまった。
占い師に占ってもらっている信子。好きな人のことを見抜かれていた。
外車に乗ってる若い男女が運転中、暴走族に絡まれ横転。女性は亡くなった。
信子は警官の兄と暮らしているOL。信子が好きなのは事故を起こした男・井原。井原の病室には沢山の花やお見舞い品が届けられていた。
信子の兄・克也は警官ながら金遣いが荒いのか酔っ払って帰って来て、生活費を立て替えて欲しいというようなちょっとだらしない人。
信子は井原と再会して付き合い始めた。んー元恋人? 同乗女性が亡くなったのになんなの?
克也は信子の通帳を見て貯金額が減っているのを見て驚いた。日記には井原とヨリが戻ったことや占い師の東田に心酔していることが書かれていた。
井原は克也の同級生で金持ちのプレイボーイなのでやめとけと言うが、信子は聞く耳を持たない。3年前、信子は火事で全身火傷を負って、それがきっかけで別れたらしい。克也は井原に会って確かめるが、1ヶ月前に偶然会って話したけど、それから会ってないと言われた。
信子は井原と式の日取りも決めたと家で給料1ヶ月分を使って買ったウェディングドレスを着ていた(怖)。東田は催眠術を使って女性を騙していて、妻を騙された男から告訴されていた。
そんな折、東田が何者かに殺された。その日の夕方、克也が東田に会っていたのを目撃されていて、刑事に事情聴取された。東田は克也に女性たちに夢を売っていると開き直った。井原と現実にどうにもならないことを知っていながら、催眠術で会って満足している。
東田は催眠術で井原と会わせるふりをして、信子の服を脱がせかけた…が、信子の火傷のあとを見て、もう帰りなさいと言ったことで信子の目が覚め、東田を蝋燭台で殴り殺したと克也に告白した。
3年前の火事は克也が蝋燭台を倒したことが原因で、信子の火傷は自分のせいだと思った克也が刑事に自首するも、東田殺害犯は既に逮捕されていた。
信子が蝋燭台で殴った後、倒れている東田の元に妻が騙された男が話をしにきたが、祭壇に金があると思って漁っていたところを東田が起き上がって見つかり、男がとどめを刺した。
信子が殺人犯ではないことがわかり、克也が家に帰ると信子がウェディングドレスを着て、薬を飲んで死んでいた。家の中から信子の遺体が運ばれて、続いてもう一つのタンカには克也が乗っていた!(終)
えぇー!! 克也まで自殺したの?! 何じゃそりゃ。