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【連続テレビ小説】はね駒(122)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

初出社の夜、りん(斉藤由貴)はなかなか新聞社から帰ってこなかった。見習い記者として、編集長・津村誠吾(地井武男)の取材に同行し遅くなったのだ。取材したことを家で記事にまとめて、明日持ってくるよう編集長に命じられるが、息子の弘が夜中に起きだしてしまい…。

 

夜。りんを待って家族も下宿人たちも夕食を取らずに待っている。徳右衛門は弘を膝に乗せて子供にはまだ難しい源頼光や四天王、坂田金時の話をする。大じいさんは元武士で教養あるよねぇ。

 

後藤さんも食卓にいるが、新聞を読んで食べずにいた。しかし、遅くなるので家にいるもので先に食事をとることになった。福島出身の後藤さんという存在がいいよなぃ。普通の朝ドラなら地元で家族が暮らしているけど、橘家は一家で上京して、周りの人は東京の人ばかりだし、それでも普通に福島の言葉で話せるもんね。

 

ただ東京に来てめちゃくちゃ世界は広がった。おとっつあんがコーヒー屋やるなんて誰も思いやしないよ! 英語塾も新聞社も行けるのも東京ならでは。

 

編集部に戻って来ても、取材したミス岡村の取材メモを編集長に見せたら「一人の人間についてこの程度の観察しかできないんじゃ記者になるのは諦めた方がいいねぇ。君はやはり家で奥さんに専念したほうがいいんじゃないのかね?」と言われてしまった。

 

出がけに子供が熱を出して心配してぼんやりしてしまった、と正直に話すが、「仕事の不手際にいろいろ言い訳をするような人間は我が編集局には必要ない。君はやはりお子さんのお母さんでいた方がいい。新聞記者は無理だ」。りんはぐうの音も出ないほどの正論でやり込められる場面が多いのが結構辛い。

 

私自身言い訳の多い人間だな…だってりんのこと別に言い訳の多い人間だなとかあんまり思わないんだよね。

 

りんは必死に食い下がるが、今日取材した岡村夫婦について1時間くらいで記事にまとめてみなさい、と編集部で書いていくように言われた。しかし、編集長も家でまとめてきなさいと許しが出てようやく帰ることができた。

 

玄関先でやえが弘をおんぶして歌を歌っていた。そこに帰ってきたりんと源造。夜遅くって何時頃なんだろう? りんが最初に帰ろうとしてたのは4時半ころだったけど、そこから取材に行って、8時9時? もっと遅く?

 

子供が小さいうちは、内勤で時間内に上がれる仕事があったらいいのにねー。電話番とかさ。

 

源造とりんが食事をとり、やえが繕い物、弘次郎がコーヒー豆の選別?をしている。りんは母親だから家のことや子供のことを思い出してしまう。それは仕方ないことでいけないことなの?と源造に聞く。やえもその意見には同意。

 

源造はそういう考えは悪いことじゃないし自然なことだけど、それで仕事が中途半端になったり、いい加減になっても大目に見てくれというのは許されないと編集長は言いたいんじゃないのか、と。

 

大目に見てくれと言うことじゃなく正直に理由を言っただけ、というりんに「言ったこと自体が言い訳になるし、大目に見てくれと言ってることになる」「男はそういうこと言わないな。男の世界で仕事するなら男のやせ我慢も勉強するんだな」と。そうですかぁ?とか思ってしまう私はやっぱり言い訳がましい。

 

仕事だけじゃなく男の勉強しなくちゃ!というりんに、源造さんやおとっつあん、2階にもいい男がゴロゴロいるというやえ。\わしもいるぞ/別室の徳右衛門の言葉にやえは頭を下げた。ここのやりとりいいね。

 

弘が寂しがってか何度も起きだしてしまうが、なんとかりんは原稿を仕上げた。ここで面倒を代わって見てくれる源造さん素敵!

 

翌朝、編集長は原稿を読んで、「行間からあくびが聞こえてくる」とは言ったものの褒めてくれた。しかし、使い物にならないから半分の枚数に書き直せと。編集長は本当にりんを新聞記者として育てようとしてるとこがすごい。最初からフルで仕事するもんなんだなぇ。