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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(7)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

橘りん(斉藤由貴)は、福島・二本松の祭りの夜に出会った松浪毅(沢田研二)と思いがけなく再会し、夢を見ているようだった。松浪は、隣に越して来たキリスト教の伝道師・中河鶴次(矢崎滋)と、街頭で青空伝道を行うために、相馬にやって来たのだった。松浪は仙台の女学校の先生で、一緒に来た高木みどり(美保純)はその生徒だという。

 

 

りんの元に新之助がやってきて、兄の嘉助から儲け話があると新之助に20円貸してくれという手紙がが来たと知らされた。蔵の中からいくつか売りに出し、すぐに20円を作って送ったという新之助の言葉に愕然とする。新之助に貸しを作りまくってる嘉助…。新之助も人が良すぎて心配になるレベルです。

 

美保純さんは東北弁をしゃべる役は「あまちゃん」が初じゃなかったのか。正直言うと、「あまちゃん」を見ていて後半になるにつれ方言が気になった人が、美保純さんと夏ばっぱだった(^-^;(県南と県北でも全然方言は違うから違うのかもしれないけど) どんどん独自の言葉になってる気がしてた。

 

街頭で伝道する中河と松浪とみどり。いきなり賛美歌を歌いだしたのにびっくり。

 

やえとことの嫁姑はやえがほんわりしてるせいか深刻にならず、見ていて楽しい言い合いに見える。単純に「おしん」を経たせいであろうか。沢庵漬けをするために、一緒に作業するけど、ぬかいれすぎじゃないの? いいんですよ、このくらいで~とやえも言えるし、ことが取っておいた柿の皮も捨てちゃっても、しゅんとするけど、それほど気にしてないところがいい。

 

やえもまた松浪にメロメロなのが面白い。樹木希林さんがおばあさん役でジュリィィ~と叫んでるシーンは、古い映像で見たことはあったけど、リアルタイムでは知らない(「寺内貫太郎一家」は1974年だそうです)。

 

でも、あれを見たことがあったから、やえが松浪を誉めてるところがより面白く感じます。いざ松浪を目の前にするとしおらしくなるのもかわいい。

 

悶々としたりんが木刀を振ってると、松浪が相手になろうとしてくれる。かっこいい王子様枠だから、言ったら「おしん」でいう浩太の存在みたいなものだろうけど(俊作あんちゃん?)、演じた渡瀬さんは嫌いじゃないけど、とにかく浩太は苦手だった。今後の関わり方にもよるけど、今のところ松浪先生はドラマでみんながポーっとするのもわかるかっこよさに見えます。