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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(257)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

店の増築も完成し、田倉商店に2台の金銭登録機(レジ)が運び込まれた。レジを担当することになっているおしん乙羽信子)と初子(田中好子)のレジ打ちの練習が始まり、商品の搬入も行われた。おしんは、道子(田中美佐子)にも店のことを理解しておいてほしいと言ったが、道子にはその気がないようであった。こうして、田倉商店は、いよいよスタートを切った。おしんの命運を賭けた出発の第一歩だった。

 

 

今日の回を見ていたら、やっぱり私は今のおしん派だった。ツイッターの感想だと、乙羽さんになってから田中おしんならこういうことは言わなかった、老害、なんて言葉も見かけるようになった。

 

自分のことと重ね合わせると、庄治+仁のような兄が母に文句言ってるのを聞いて本気でムカついていて、でも母にとってはかわいい息子なので、あまり言い返すこともなくてという光景を見ていたせいか、かなり若いうちから若者側より年寄り側の意見に同意することが多かった。

 

乙羽おしんが涙ぐんだり、シャキシャキしゃべったり、ぴしゃりと仁に言ったりするところ、私は好きなんだけどなぁ~。

 

あと、自分自身嫁姑と関係ない暮らしをしてるせいか特に嫁の気持ちって分からないのかも。道子に金銭登録機の練習してとおしんが言ったことに「奥のことだけしていいって言われましたから」と言い返すのもひでぇと思ったし、これはおしんが怒っても仕方ないと思った。料理が初ちゃん並にできるのならともかく。

 

昔のレジっていちいち数字を打ち込むから面倒そう。計算間違いもありそうだなー。この間見た80年代のドラマだってあれよりは多少便利になってたかもしれないけど手打ちだったもんねぇ。

 

いや~だから別居でよかったのにね。あの土地は初子のものだし、店のセルフサービス化もおしんが浩太に保証人をお願いしてお金が用意できた。仁と道子はよそで好き勝手に商売でも何でもすりゃあよかったし、おしんが仁を田倉家の跡継ぎにしたのが間違いだった。別に店やりたいならおしんと初子で一代限りの店でもよかったんだよ。初ちゃんがその後どうするかは初ちゃんが決めるとして。

 

全否定しがちだけど、やっぱりおしんは仁に甘いんだよ。お店用意して、同居して、仁をそばに置いておきたいだけ。嫁は働き者じゃないから邪魔な存在。ただの労働力にされてる初ちゃんの気持ちを思うと悲しい。おしんを慕ってずっとそばにいてくれる初ちゃんが報われる日が来るといいな。