公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
昭和25年夏、5年間の苦労の末、ようやく開店できた店は、徐々に客が増え始めていた。4年間、消息がわからなかった初子も連れ戻し、田倉家に久しぶりに家族がそろった。しかし、おしん(乙羽信子)の安どもつかの間で、希望(のぞみ)が陶工になりたいと窯(かま)元に弟子入りし、おしんのもとを去って行った。そして、仁(山下真司)も田舎町の魚屋で一生を終わりたくないと、ある日突然、家を出て東京へ向かった。
仁が家を出て行って、おしんと初子と禎の女所帯になった。店を手伝ってくれると思っていた仁や希望がいなくなってしまったけど、自分でやりたいことを見つけて出ていくのは悪いことではないと思う。それに女だけの暮らしも悪くない。
おしんは戦争特需で働きに出るようになった主婦たちのために店を遅くまで開けようと考えていたが、初ちゃんがそれならオート三輪で工場に出向いたほうがいいと提案する。おしんや初子が商売で忙しいからこれから自分のことは自分で、と禎に言ってたけど、今の禎は中学受験を控えた中学3年生で、その頃には、おしんだけじゃなく雄や初子も家事や下の子の面倒を見るなど結構いろんなことやってたはず。末っ子って永遠の子供みたいな感じになるのはわかるなぁ。
一方、仁は予科練の友達を頼って百貨店に就職できたが、配送係という仁にとって不本意な部署に配属された。思わず友達に不満を漏らしてしまったが、旧制中学を卒業していないことを指摘される。おしんが学校だけは出ておけと言ってたのがここに効いてくるとは…。人脈づくりをするとかマイナスばかりでないと思うけどなあ。
竜三が一時働いてたのって百貨店ではなかったっけ? ろくにお世辞も言えなくて紳士服が売れなかった…でも後に子ども服を作って売るツテはできたんだよね。
おしん、初子、禎みんなに手紙を書いて報告する仁は結構マメな人だと知りました。
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
(150)「独立宣言」
藍子(青谷優衣)は、深く落ち込んでいた。受け持ちのクラスはガタガタ。保護者たちからも批判される始末。藍子はある日、布美枝(松下奈緒)に弱音を吐く…
(151)「ありがとう」
昭和60年10月。布美枝(松下奈緒)の父・源兵衛(大杉漣)が、脳梗塞で倒れたという知らせが届き、布美枝は1人、安来へと見舞いに向かう。実家では、床で眠る源兵衛に、ミヤコ(古手川祐子)や兄嫁・邦子(桂亜沙美)たちが、心配そうに付き添っていた。源兵衛は、自分が倒れたことを東京の布美枝に知らせようとはせず、源兵衛の容体が落ち着くのを待って、家族が布美枝に連絡をしたということだった。
後半から最終週です。いよいよ…でも1話ズレは最後までこのままだったのは残念。
藍子が先生を辞めたがっているのを聞いて、茂は喜ぶ。だけど、茂さんの言葉を額面通りに受け取ってはいけません。茂はゲーテの言葉を引用しながら藍子を励ます。
布美枝も辞めたかったら辞めてもいい、でもお父ちゃんを言い訳にしちゃダメだよと藍子によく考えるようアドバイスする。
藍子は気持ちを聞いてもらったことで元気になり、また学校へ向かう。喜子は短大を卒業したら水木プロを手伝いたいと布美枝に言う。
そして秋には鬼太郎3期が始まる。これが正しく私が見ていたシリーズです。吉幾三さんが主題歌で鬼太郎が戸田恵子さんで夢子ちゃんという美少女キャラがいて…そんな嬉しい出来事もあったけど、布美枝の実家から源兵衛が倒れたという知らせが入る。
布美枝はひとり、安来の実家へ向かう。源兵衛は脳梗塞が原因で右半身が不自由になっていたが入院はせず、自宅で介護されていた。
数年前、父を介護していましたが、今の世の中、介護ベッドやポータブルトイレがあるからまだそこまでじゃなかったけど、昔の布団に寝かされた状態から体を起こすのも大変だっただろうなぁなんてふと思いました。
源兵衛が結婚式で歌ってくれた一節"枝も栄えて葉も茂る"は布美枝や茂の字が入っていたけど、これはオリジナルの歌詞? 村井家も飯田家もすごく教養のある一家だなぁ。
1日2話の放送ながら、相撲、高校野球、国会中継などで休止期間も度々ありながら、終わりが見えてきました。何度も言うけど時間帯は変えて欲しいなぁ。