徒然好きなもの

ドラマの感想など

ゲゲゲの女房(148)(149)「独立宣言」 

 

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

(148)「独立宣言」 

源兵衛(大杉漣)の計画も失敗に終わり、「どうしても教師になる」と言い張る藍子(青谷優衣)と、それに反対する茂(向井理)の対立は、深まるばかりだった。夫・修平に先立たれた、絹代(竹下景子)と、布美枝(松下奈緒)の母・ミヤコ(古手川祐子)はしみじみと語り合い、それぞれの思いを理解する。源兵衛とミヤコ、布美枝と藍子、喜子(荒井萌)は、そろって深大寺を訪れ…。

 

(149)「独立宣言」 

教師の仕事を頑張っていた藍子(青谷優衣)だったが、しだいに元気のない様子を見せはじめ、梅雨に入るころには、かなり追い詰められたようなことばを口にする。目立たない子どもの“よいところ”を、クラスじゅうに紹介しようとしたことが「えこひいきをしている」と言われる結果を招いてしまい…。

 

 

藍子が大きくなるにつれ藍子の目線に立って、布美枝さんにイラついてる人を見かけるけど、私は何で別にと思うのかと思ったら、藍子ちゃんは長子長女で親の言う事を聞くいい子だからで、小さい頃から親の名前でからかわれたりしても分かってくれる人もいなく我慢してきた描写もあり、かわいそうに見えるからか。

 

私自身は放任の中間子で親の言う事なんて話半分で嫌なら聞かなくていいやとずっとそうしてきたので、別に嫌なら聞かなくていいのにとしか思えないから何もそこまで同情することないじゃんと思ってしまうのかも。「ええけん黙っとれ」と言われ続けてるのに、どうしろってのさ。

 

結局、藍子は都内で実家から通えることになった。こうなると私は藍子にイラッと来てしまう。布美枝さんにいくら偉そうなことを言ってたって、食事や家の面倒全部見てもらって仕事だけに専念できるのに文句言える立場ないよ、と地方者だから余計思ってしまう。

 

藍子は藍子で悩んでいる様子。目立たない子にも光を!と先生は思うのかもしれないけど、みんなの前で褒められるのがそれほど嬉しくない子もいるんだよ〜と言いたくなる。私も先生からいいことで名前を読み上げられたことがあったけど、やめてくれ〜って思ってたもん。おとなしい子でも実は褒めてタイプとあくまで無でいたいタイプとか分かれると思います。

 

ん? 昭和60年の小学3年生って私と同じ歳か?! あの頃は当時50代のおじいちゃん先生だったけど、前年は最初の数ヶ月だけ新任の男の先生だった。でもすぐ辞めちゃったんだよね。藍子みたいに悩んでしまったのかも。この先生ではないけど私の住んでいる地域は県内でもものすごく田舎で先生からこんな田舎に来たくなかった的な愚痴を必ずと言っていいほど聞かされるので、先生という人種は未だに嫌いだけどね。

 

喜子は水木プロを手伝いたがっているけど、ベタな失敗をしてしまう。でも、ホント今のツイッター見てるとちょっとの失敗も許されないというか、なーんか怖い。←藍子にイラッとしたとかいう人がよく言うわえー しかし、喜子は水木作品のファンなので、なんだかんだうまくいきそう。

 

次の朝ドラ再放送は「ひよっこ」だそうですが、もう少し昔の朝ドラをやってもいいのにと思う。それより時間帯替えろと思いますが、「あぐり」とか見たかったなぁ。地上波で「おしん」もいい(淫売!パン助!は地上波では無理なのか?!)。「あぐり」で朝ドラにハマったから、それより前の面白かったと評判の朝ドラが見てみたいです。「はね駒」とか「おはなはん」とか。

 

岡田さんの脚本というと「ちゅらさん」は見てたし好きだったけど、以降の朝ドラは正直ハマれませんでした。「ひよっこ」も最初の何回かは見たんだけど、歌いながら農作業をやってるシーンを見て、そんなのんびりしたものじゃないだろと農作業したこともないくせに思ってしまったのです。昭和の時代や田舎をあの頃はよかった的なファンタジーに描くのが苦手…。