徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(245)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和30年当時の日本で、セルフサービス方式を採用する店は、大きな賭けであった。しかし、おしん乙羽信子)もただの母親であった。夢を託して思いつめている仁(山下真司)の情熱があわれで、仁の意見に押し切られることになった。仁の結婚相手の道子と、父親があいさつに訪ねてきたが、自分の腕一本で生きてきたおしんにとって、道子の父親のずうずうしい態度は、おしんの城へ土足で踏み込んでくるような気がした。

 

 

あー、こういう嫁姑みたいな展開になり、さらにあんなに耐える嫁だったおしんがいつの間にかお清化するのを見たくないって人いそうだけど、しょせん見てるだけの人間だから結構楽しんでます。

 

仁のプレゼンのせいで会う前から印象最悪の道子親子だったけど、実際会ったら、父親は淀みなくしゃべり続ける狸親父だし(長門裕之さんうまいなぁ)、お客様感覚で座ってイチゴをパクパク食べてる道子(田中美佐子さんかわいい)にどんどん印象が悪くなるおしん。初子はなんとかなだめてるけど、初子だって道子に影で「29で独身? なら一生結婚は無理ね」って言われてるよぉ。

 

お姑さんの他に小姑のいる家なんて嫁ぐ家としては最悪だけど、「ゲゲゲの女房」の布美枝さんと邦子さんみたいな例もあるから…橋田ドラマで歌ハモる兄嫁と妹なんて出てくるわけないかー(-_-;) しかし、仲は良かったけど、布美枝さんだって実家にいつまでもいてはいけないと思ったんだし、現代パートの初ちゃんは、一人で暮らしてる(?)みたいだから何かあるんだろうね、今後。

 

竜三がいればと思うけど、それは戦前までの明るく前向きな竜三で、戦後もし死を選ばなくてもやっぱり死んだように生きていたんでは?と思うと切ない気分になる。道子の父みたいな図々しさは竜三にはないよ。だからこそあまり商売上手とも言えなかったんだけどさ。明るく立ち直ってたとしたら、おめかししてどこかお店に連れていくとか張り切っただろうけど。

 

おしんは今後、道子の父にガチギレするのか、案外たたき上げ同志仲良くなるのか分かりませんが、結構道子父のキャラクターは面白くて好きかも。

 

今日は仁の顔を見ていて、滝沢先生とビジュアル一緒なのにクズに見えるって、実はめちゃくちゃ演技うまい?!と今更ながら思いました。結婚じゃなく業務拡大の話だもんなー。子供服の話が出てきてもまったくおしんは関心ないんだな。デザイン考えたり、竜三と一緒になっていろいろやってたじゃないの。

 

あー、やっぱり東京編は髪結いも二人で子供服も楽しかったなー。源じいや染子さんたちなど出てくる人も多かったし、華やかだった。