TBS 1976年12月3日
あらすじ
友子(山口百恵)は、銃弾で傷つけたことによる秀夫(三浦友和)の裁判がはじまった。友子の父・豪介(中条静夫)は、母の鈴代(草笛光子)の反対を押し切り…。
2024.8.1 BS-TBS録画。
作:加瀬高之
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大山友子:山口百恵
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新田秀夫:三浦友和
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新田雄作:田村高廣
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大山豪介:中条静夫
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新田文子:南田洋子
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矢野ジロー:谷隼人
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捜査二課長:名古屋章
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大山政子:原知佐子
大山豊:中島久之
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菊千代:江夏夕子
岸田高志:加藤武
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松川弁護士:福田豊土
大杉:林ゆたか
裁判長:細川俊夫
ナレーター:中江真司
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家政婦:矢吹寿子
記者:梅津栄
山本廉
松島真一
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北川和彦:長門裕之
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神田兵吉:大坂志郎
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大山鈴代:草笛光子
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監督:土井茂
時は師走。病室で鈴代と豊とリハビリをする友子だが、秀夫も来ないし、脚も動かず、やる気をなくすが、鈴代の見返してやろうという言葉にまたボール投げを再開する。
豪介が病室に来て、明日が裁判だと言う。告訴人として出廷することにした友子。鈴代は見世物になるのは情けないと言う。
温泉で泳ぐ豪介。菊千代は大杉に色仕掛けで迫る。豪介を尾行している新田親子と普通に会話してるよ。箱根の温泉宿らしい。豪介は尾行を振りきれなかった北川を間抜けの能無しと罵る。
北川のマンションに潜伏していた矢野はイラ立ち、北川は明日、豪介は裁判所に行くと教える。
病室
鈴代は、よそ行きのワンピースを友子に着せていたが、豪介はトレパンを着せた。ジャージでなくトレパン。懐かしい響き。
友子も秀夫もお互いに会いたいので裁判に出るって、すごい恋愛脳!
裁判所
トレパン姿の友子を記者たちに見せつける豪介。豪介は友子の姿を見せ、惨めな格好、子供みたいと記者たちに言う。
秀夫の生年月日は昭和27年6月7日。秀夫は起訴事実を認める。弁護士は「赤い疑惑」の森川助教授!
今度は豪介の証言。厳重に処罰するよう訴えた。銃を撃ったタイミングについて雄作も証言する。トレパンでメダルをかけてる友子も証言台に立つ。ジーッと見つめ合う秀夫と友子。どんな償いでもする決心ですと言う秀夫。私が急に飛び出したのが悪いんですと秀夫をかばう友子。うーん、少し冷める展開だな。
病室
豪介は恥をかかされたと友子を責めた。鈴代は友子が歩けるのなら、秀夫が必要だと言うが、豪介は鈴代に出ていけと命じた。鈴代にバカな踊りの師匠だと言い、鈴代も江戸っ子だからこっちから出ていくと病室から出ていった。
神田家
実家に帰ってきた鈴代だが、さっそく後悔している。
大山家
車椅子を取り上げ、豪介は友子を部屋に閉じ込めた。大学病院でリハビリテーションしないとダメだと豊は反抗するが、早く治せと聞く耳持たない。
新田家
裁判の結果を気にする文子。裁判は秀夫に有利になったと雄作は言うが、秀夫は友子に会いに行こうとしたので、文子が豪介は25年前、力づくで自由にしたと性的暴行のことを話した! おお、今度のドラマはどんどんバラすスタイル。友子さんがいくらいいお嬢さんでもと文子はいうけど、秀夫は豪介の子供ではないのか!? そしたら兄妹という可能性が出てくるよねえ!?
大山家
部屋から這って出る友子。胸にかけてるのはメダルじゃなくペンダント!? 廊下に出たところで政子がブランデーグラスを持っていたが、母に会いたいという友子に車椅子出してあげるから、お父様に言わないでねとなぜか外出許可を出した。
車椅子で家を出た友子をニヤニヤしながら見送る政子と家政婦。豪介は友子がいなくなったことに気付いて怒鳴りつけた。
外に出た友子はタクシーを拾おうとするが乗せてもらえない。目の前に現れたのは秀夫。友子の車椅子を押して歩く秀夫に足の指が動いたことを報告した。私のリハビリテーションの指導をしてくださいとかわいくお願いした友子だったが、秀夫は会わないほうがいいと言う。
何も聞かないでくれと車椅子を放置して走り去る秀夫。酷いぞ! 直後、友子は矢野にナイフを突きつけられ、連れ去られた。秀夫は引き返したが、連れ去られた後だった。
鈴代の実家に怒鳴り込んできた豪介。矢野は神田家に友子を誘拐したと電話してきた。
矢野は友子を海の岩場まで連れていき、放置した。(つづく)
友子にこんな体ならひと思いに死んだほうがいいとか矢野まで言うなよ。
うーん…友子と秀夫の恋愛脳っぷりがちょっと…