TBS 1977年5月13日
あらすじ
北川(長門裕之)は、矢野(谷隼人)に奪われた豪介の悪事の証拠となる書類を取り戻した。北川は、それを秀夫(三浦友和)に渡したのだった。
2024.9.2 BS-TBS録画。
作: 安本莞二
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大山友子:山口百恵
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新田秀夫:三浦友和
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大山豪介:中条静夫
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北川和彦:長門裕之
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神田兵吉:大坂志郎
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大山政子:原知佐子
大山豊:中島久之
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矢野ジロー:谷隼人
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石田刑事:灰地順
ナレーター:中江真司
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捜査二課長:名古屋章
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大山鈴代:草笛光子
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監督:國原俊明
歌の前に前回振り返り。歌が終わり全力疾走している友子にびっくり! 少し足はさすっていたけど、もうすっかり普通。秀夫は北川からの書類を受け取りに来たが、豪介に自首をしてもらいたい友子は書類を渡さなかった。
証拠書類の入ったトランクを持って歩いている矢野。
豊、鈴代、友子が帰ると、おじいちゃんはトランクを隠していた床下に縛られて閉じ込められていた。怖い〜、そこまでしなくても。
豊とおじいちゃんは銭湯へ。
豪介が乗り込んできて、友子に裏切られたと怒鳴りつけた。豪介は友子が矢野に書類を渡したという話を信じ込んでいた。秀夫も来て、矢野から書類を取り返すと言う。
矢野は釣り人になりすまし、クーラーボックスに書類を入れて歩いた。
警察、大山産業双方で矢野を追う。
また友子の練習を見ている北川。豪介が接触し、友子のためにもワンマン会社の大山産業を潰さないよう矢野から書類を取り返すように言った。
北川のアパート
矢野が電話をかけてきて、書類を渡すと言う。すぐ豪介に電話する北川。
秀夫は豪介と手を組まずに警視庁に協力してくださいと説得。北川はこれからのんびり釣りでもするとタクシーで出かけた。北川のタクシーを追う秀夫と石田刑事。北川はクーラーボックスと釣り道具を買い、またタクシーへ乗る。
大山家
北川を待つ豪介。北川は書類を取り戻した謝礼に5000万を払うが今後は無関係で友子や鈴代にも会うなと言う。豪介に裏切られたとつかみかかるが豪介に殴られた。中年男性の殴り合いってなかなか見ないね。北川は豪介を花瓶で殴りつけ、クーラーボックスを持って逃走。
北川が家を出たところに秀夫たちが来て、書類をそのまま渡した。
夜、ソファに寝かされている豪介。豊が手当てし、友子たちも来ていた。秀夫が逮捕することを話しに来たが、そのまま帰った!?
ベッドで看病されてる豪介を看病する鈴代。逃亡するだろ!
目覚めた豪介はベッドから出ると、鈴代に毛布をかぶせ、何も持たずに家を出た。
鈴代は豪介がいないことに気付き、家中を探し回った。豊も思い当たるところに電話してみたが見つからない。鈴代は豪介が事業に失敗したら四国に帰ると言っていたことを思い出し、連れ返しに行くと言うが、政子は反対。しかし、豊は鈴代や友子の言うことなら聞くと言う。
これから逮捕すると電話した秀夫に豪介がいなくなったことは言わずに、あと1日待ってと言う友子。
大山家に駆けつけた秀夫は玄関先に立っていた豊に豪介の行方を聞く。最初はしらばっくれたが、結局は秀夫に話す豊。まあ、秀夫がわざわざ前日に連絡してなければ、ねえ。
古いあばら屋にたどり着くと豪介がいた。40年前、12歳で家を出た。豪介、52歳か。弟が栄養失調で死亡、両親も相次いで亡くし、12歳で天涯孤独となり、漁師町を渡り歩き、軍隊で要領よく生きる方法を知った。自分の生い立ちを語る豪介。秀夫も聞いてる!
鈴代も友子も豪介が逮捕されても待っているから自首するように説得し、豪介も説得に応じた。陰で聞いていた秀夫は、そのまま引き返した。
旅館
豪介は鈴代の三味線で阿波踊りを踊る。友子も一緒になって踊る。
初回以来だったか。今度は鈴代のよさこい踊り。手つきが美しい。
豪介は風呂に入ると部屋から出て行ったが、そのまま戻らなかった。(つづく)
本筋には関係ないことだけど、鈴代が浴衣に上着も一緒に袖を通せるようにしていたのを見て、そういうふうに着るんだ!?と変なところに感心してしまった。
逮捕劇に時間かけるねえ〜。自首してほしいと警察に待てと言える友子がすごい。