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ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマほんとうに 第4回

TBS  1976年10月28日

 

あらすじ

 

舞台は東京の老舗のせんべい屋「はまかわ」。 はまかわの次男 草刈正雄とお店で働く大竹しのぶとの恋愛模様を軸に、 定番の嫁・姑・親子の問題を交えて描く昭和のホームドラマ

2023.8.23 BS11(イレブン)録画。

peachredrum.hateblo.jp

浜川家

信乃/しの:京塚昌子…「はまかわ」の女主人。幼なじみの恒介には「しーちゃん」と呼ばれている。

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東作/とうさく:関口宏…信乃の長男。

千絵:長山藍子…東作の妻。前夫と死別。息子2人。

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南平/なんぺい:草刈正雄…信乃の次男。

トキ:市川翠扇…信乃の姑。

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明:羽田勉…千絵の次男。

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戸倉家

克子:赤木春恵…千絵の前夫の母。

聰:松田洋治…千絵の長男。

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上條家…千絵が17歳から奉公していて、親代わり。

昭子:奈良岡朋子…祐人の妻。

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三浦桃子:大竹しのぶ …「はまかわ」の従業員。

三浦杏子:東海林典子… 桃子の妹。スーパーの店員。

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高木則夫:岡本信人…「はまかわ」の職人。

湯村敬太:江藤潤 …「はまかわ」の職人。

小田常吉:田武謙三…「はまかわ」の職人。

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川原美知:研ナオコ …南平の友人。

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田代フサ:杉村春子… トキの妹。

 

協力/九段・一口坂 さかぐち

sakaguchi-arare.com

 

あられ老舗はまかわ

桃子が接客していると電話が鳴り、南平が電話に出て配達にも行く。

 

店の客

相原巨典…”きょすけ”と読むのね。時代劇、刑事もの多数。

山川弘乃…同じように時代劇、刑事もの多数。

 

浜川家

トキの元に妹のフサが北海道土産の毛蟹を持ってきた。年寄りは年寄りらしく甘えて可愛がってもらわなくちゃ嫌われるわよ〜とトキに言うフサは花嫁の千絵に挨拶しようとするが、千絵は戸倉家に帰ってしまったとトキが言う。

 

トキの部屋に信乃が来て、フサがいてびっくり。トキとフサは浜川家の娘なのね。「道」の郁とわかと同じ立場。郁と違って姉のフサが婿養子を取って継いだ。フサは娘を商売屋と長男には嫁がせないと決めている。フサの娘は25歳。息子はジュン、娘はナナ。この辺の人もこれから出てくるのかな。

 

あられ老舗はまかわ

いつアメリカに帰るの?と信乃が言うが、南平は何となく言葉を濁す。そこに美知が顔を出す。美知は貿易会社社長の娘で南平が帰らないならアメリカに帰らないと言う。

 

店の外で話していた南平と美知とフサが鉢合わせ。南平はフサを「世田谷のおばちゃん」と呼んでいる。南平の背中に隠れる美知。フサは美知の顔を見てアメリカに行って好みが変わったのねと言う。

 

美知は南平をドライブに誘ったのだが、南平は送ってほしいところがあると車に乗った。

 

工場

東作は仕事に没頭して千絵を迎えに行く気はない。信乃の方がかえって様子を見に行ったらと気を使う。

 

戸倉家

寝込んでいる千絵の枕元に克子と明がいる。克子は千絵の境遇を思い、浜川に文句を言う。この場合、信乃じゃなくて悪いのは東作だと思うよ。

 

戸倉家を訪れた南平。門のところで聰に会うが、聰は南平を睨みつけて挨拶もしない。南平はケーキとメロンを持参し、家に上がる。そこに怒りの昭子がやってくる。南平が信乃や東作の代理で来たと言うとさらに怒り、千絵はお手伝いにやったんじゃありませんと怒りをぶつける。

 

昭子はあの滑舌のいいしゃべりでズバズバ言ってくれるので、スッとしちゃうね。

 

昭子はかばってくれない東作にも怒るが、南平は義姉さんに帰ってきてほしいと言う。克子もこの問題は千絵と信乃と東作とのことだと言う。千絵が逃げ出したのは信乃のせいとも違うけどね。家の前の路地でサッカーをしていた明にまた来るからなと声をかけた南平に聰は公園へ行こうと明を連れて行った。

 

浜川家ダイニング

トキは信乃にケジメをつけるために向こうから帰ってくるのを待つように言う。う〜ん、「道」のわかと一緒だ〜。信乃は時代が違うんですよと言うものの、トキは東作が外回りに行くと言うとみっともない真似はするなと釘を刺す。東作も何とか言えやと思うほどの無口キャラ。

 

茶の間

本当に千絵を迎えに行く気のない東作。信乃が千絵さんもう帰ってこないわよと言っても聞かない。ナンダカナ〜。

 

あられ老舗はまかわ

店番をしていた桃子の元に杏子が顔を見せ、店番を代わると言うが、南平が帰って来たのですぐ帰った。スーパーの店員がちょっと店番代わるってどうなの。まあ、タダ働きなんでしょうけどね。

 

夜、戸倉家の前に立つ東作。信乃もちょうど戸倉家を訪ねてきて東作を目撃。しかし、東作は何も言わずに帰ってしまった。

 

信乃は戸倉家を訪ね、千絵は帰らないつもりでいると言った。信乃は東作が家の前まで来ていたこと、千絵が帰ってくると信じていることと言う。さらに私が帰ってこいとは言えませんと苦労話など。

 

信乃の話を聞いて、帰ることにした千絵。ええ〜!?

 

信乃は帰りに水色の公衆電話からこうちゃんに電話して、アリバイ作り。

 

茶の間

信乃がボーイフレンドと遊んでいたと帰ると、トキと東作がビールを飲んでいた。時の前で堂々とボーイフレンドと遊んできたと言える信乃もなかなか強い。トキは、あんな女帰ってこないんだろ、東作にはいい娘さん紹介してあげるよと言うが、東作は無視して部屋を出た。

 

千絵は明をおんぶして浜川家に帰った。東作は明を抱えて寝かしつけた。トキはもう帰ってくれないかと思ったと言うものの笑顔で歓迎。食えないババアだ。

 

茶の間に集まるトキ、信乃、東作、南平。千絵はお義母さんにお願いがありますと手をつき、信乃は戸惑う。(つづく)

 

「道」でいうならわか=トキ、亜紀=信乃という感じで、信乃さんもそれなりに苦労してきた模様。信乃は若い頃はトキには愚図と散々言われてた。信乃より千絵の前ではいい顔するトキが嫌だわ〜。東作は論外。福太郎がまともに思える。

 

「道」は今の千絵みたいな立場だった亜紀が7年も辛抱して働き続けて、従業員たちには若奥さんと慕われていたところから始まるから、まだ見やすかったのかな。さらに「心」は独身姉弟の話で嫁姑もなかったからさらに見やすい。

 

でも、なんか癖になる橋田ドラマなんだよね~。