TBS 1980年7月24日
あらすじ
東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。
2023.4.25 BS11(イレブン)録画。
一村家ダイニング
夜中3時に起きてきた糸がヤカンに火をかける。友も寛も眠れずに起きてきた。あ、平は“田中“に呼び出されて出かけたんだ。
病院
ベッドに寝かされている宮寺(前田吟)のそばにいる平。医師はいざという時のために子供を呼んでおけという。
一村家ダイニング
朝、恵一(田原俊彦)とター坊が起きてきた。林間学校に行かないという恵一に変な遠慮はするなと笑顔の友。そんな会話を給仕しながら聞いている哲子(杉田かおる)。
「一村」厨房
まだ営業停止中につき従業員たちは道具の手入れ。
一村家ダイニング
顔を見せにきた鶴次郎(小倉一郎)に友は平の女性関係を聞くと、心当たりはないがそれとなく調べてみるという。
病院
呼吸器をつけていた宮寺がわめき出し、目を覚ました。目覚めた宮寺は泣き出し、俺は何をやってもダメな男だとメソメソ。友とメンタルが似てるな。宮寺は子供たちは施設に預けたらいいと言い出すが、平は命を取り留めたことを喜ぶ。
子供たちを気にする宮寺に平は子供たちを中庭に連れてくると言う。その言葉にまた泣き出す宮寺。「マー姉ちゃん」の天海さんは豪快ないい男だったのにな〜。
一村家
糸に電話をかけた平は「知り合いが事故にあった」と言うが、糸は全く信じてない。
小料理屋「佐和」
平は喜和(赤木春恵)に10万円の借金を申し込む。あんなに働いてるのに月給もらってないの?と驚く三和(沢田雅美)。自由になる金がないというのは辛い。喜和は糸との関係を気にして渋るが、佐和(大空眞弓)はポケットマネーから10万円を貸す。一言、糸に連絡を入れた方が~という喜和に佐和は余計なことをしたら承知しないと怒る。
病院
佐和から借りた金で宮寺の入院費を払う平。
「一村」
店内や厨房の掃除をしていたところに平が帰ってきた。糸の説教が始まりそうなところ、ター坊が帰ってきて平がター坊たちをナイターに誘う。行き渋る恵一を平とター坊が熱心に誘う。
友は電話ボックスから鶴次郎に電話をかけた。どこの球場に行くのかも分からないという友に一村家を訪れた鶴次郎はサングラスに長髪のかつらをかぶって変装してやってきた。友は鶴次郎の姿を見て笑う。
森下総合病院
平は知り合いに会うから中庭で待つように言う。病室から子供たちを見ている宮寺。ブラインド越しにあんまり凝視するもんだから恵一と目が合った!
レストラン
ビフテキを食べていた平たちだが、恵一はトイレに行くといって裏口から出て行った。
滝村家茶の間
糸は加奈(上村香子)に平のことを聞いてくれたかハナ(岩本多代)や圭造(桜井センリ)に聞く。しかし、まだ2人は話しておらず、糸は加奈に直接聞く。加奈はまだ結婚する気はないと言って、その場を去ってしまう。機嫌が悪くなってしまう糸。いくら平がかっこよくても歳の差があって好きにお金も使えない中年というのはきつい。
森下総合病院
受付で恵一は宮寺は退院したと言われてしまうが、恵一は宮寺の息子でずっと探していたと住所を聞き出そうとする。
一村家
平とター坊が帰ってきた。恵一とはぐれてナイターには行けなかった。平は再び飛び出して行き、糸と友はター坊に根掘り葉掘り尋ねる。
路地
三條に紹介されたマンションに住むよう伸子(東てる美)から勧められたが、住みたいところは自分で決めるという寛。
アパート
宮寺の部屋を訪ねたが、斜め向かいの主婦っぽい住人がその部屋の人はガス自殺して入院して部屋も解約したとペラペラ教える。恵一が部屋に上がり込んでいると平が入ってきて、宮寺からの置き手紙を恵一に読ませた。これ以上迷惑はかけられないということと子供たちをよろしくと書かれていた。平に殴りかかり怒りをあらわにする恵一。(つづく)
今日は予告があった!
恵一が皿洗いをし始め、友も糸も戸惑うが、平だけは笑顔で認める。
もう1クール以上、宮寺の存在を隠し続ける平に糸はイライラしっぱなしでちょっとかわいそう。ただ、平の勤務形態は気になるね〜。友も給料なんてもらってないんだろうけどさ。別に糸が利益を独り占めをしてるわけじゃないんだろうけど、糸は人にお小遣いとか好きに渡してるもんね。それが平が結婚したとしても変わらないとなると無料の家政婦が増えるだけ。