TBS 1980年5月15日
あらすじ
東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸（山岡久乃）、平（宇津井健）、寛（篠田三郎）、友（長山藍子）という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。
2023.4.6 BS11(イレブン)録画。
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とんかつ屋「一村」
男の従業員2人で昼の仕出しの配達。
友はター坊と新しい小学校の手続きへ。しかし、手続きはしたもののター坊が学校へ行きたがらないことが心配。いじめっ子がいたのかも、先生にも当たり外れがあると糸や平は言い合う。
早速、店を手伝う友。しかし、糸は友を重宝に使ったばかりに婚期が遅れたという話を平とする。あっという間に30過ぎ、宮寺と知り合ったのは32歳。そんな年齢になると周りは既婚者しかいない。出て行ったのが2年前だから今の友は34歳かな。当時の長山藍子さんは40歳くらい。一村家の姉弟は全員独身で当時としてはかなり珍しい！？
昼休憩。佐和が友に会いにくる。平は佐和と友、ター坊のためにスパゲッティを作ってくれた。ター坊がこんな風になったのは私のせいとター坊の前で話す友。昔のドラマあるある。昔のドラマというか橋田ドラマあるある？
友は佐和に宮寺への思いや子供たちへの思いを語る。黙々とスパゲッティを食べるター坊。友は平の縁談を壊してしまったことを気にしていた。
糸や平も会話に加わる。佐和の前で平の結婚の話題を振る友。あんな女こっちから願い下げだという平に佐和は笑みが浮かんでしまう。しゃっくりが止まらなくなった平をみんなで笑う。友はター坊も何か別のものを抱えているのでは？と気になる。
佐和が帰った後、友は糸に平と佐和が一緒になってるのかと思ったというが、糸は佐和を嫁にするわけにはいかないという。佐和は小料理屋「佐和」の跡取り娘で喜和に何を言われるか分からない。
佐和を送った平は友のことが落ち着いたら喜和に言いに行くというが佐和は断る。
小料理屋「佐和」
喜和は友みたいに人の道を踏み外すなと娘たちに言う。三和は28歳。佐和は30をとっくに過ぎている。
とんかつ屋「一村」
友は恵一が帰らないので学校へ連絡すると半月ほど学校へ来てないと言われた。連絡先が変わったことを知らせてなかったので先生も連絡の取りようがなかった。
夕方、恵一のことを寛に相談する。やっぱり私が悪いのかしら…本当の母親なら…と愚痴り出す友をサッと遮る寛がさすが。
学生服の恵一が帰ってきた。「恵ちゃん…」と声をかけた友に「お兄ちゃんを怒っちゃダメ」とかばうター坊。しゃべった！ 所詮私は他人なのねと落ち込む友。子供たちは寛に任せて店に出た友に来店してきた伸子が声をかけた。やせたわねえ、前は太ってたもんねえなんて本人によく言うよ。
伸子はカウンターでヒレカツを食べ始め、友に寛を呼ぶよう頼む。恵一たちと夕食をとっていた寛は伸子の誘いを断る。
お座敷をすっぽかしていたことがばれ、帰って行った伸子は千代の前でもうお座敷なんて出ないとわんわん泣く。コメディっぽい演出。
恵一は学校に行かずに父の行方を探していて、もう学校へは行かないという。平は恵一にお風呂に入ろうと半ば強引に誘う。友は自信ない…とメソメソ。
風呂に入った平は恵一の背中を流す。恵一は細身だけど平はいい体してるねえ。平は40過ぎ過ぎの設定だけど、当時の宇津井健さんは50過ぎ。平は勉強ができるやつはやればいいと説得する。
朝の仕込み。鶴次郎がやって来て、店で掃除をしている恵一たちを見かける。哲子は恵一の指導役。恵一が哲子にハイハイ言ってるのが新鮮だな〜。杉田かおるさんは金八の時にリアル中3だから当時はまだ15歳。田原俊彦さんは4学年上で19歳になったばかり。
滝村医院
友は診察を受け、十二指腸潰瘍ができているといわれるが、圭造が自然治癒力を信じるタイプというかあまり薬は出さない派みたい。友はター坊のことも相談するが、圭造は大介に言った方がいいという。
「一村」
平が恵一とター坊の学校の手続きを終えてきた。結局、恵一も転校することになったのね。ター坊ば学校へ行くことを拒否。
友は嫌がるター坊を連れて滝村医院へ。大介は大学病院に来て欲しいという。学校に行くのを嫌がるのをなんかすごい病気みたいな扱いになってるのが、違和感。
帰り道、友は母さんが悪いの？とター坊を抱きしめる。偶然通りかかった平がそんな2人を見てしまう。(つづく)
月〜木の再放送を1日遅れで見ているので今週はこれで終わり。朝ドラだと20代で結婚する人が多いし、当時も当たり前に結婚してる人が多いイメージだったから独身だらけのこのドラマが新鮮に感じる。ふと思い出したのが「ひとつ屋根の下」だけど、あれだって90年代で両親を亡くした10代〜20代の兄妹だもんねえ。
ホームドラマってやっぱりいいね。
