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【連続テレビ小説】純ちゃんの応援歌 (70)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

出版記念パーティーで酔いつぶれた久助桂枝雀)は純子(山口智子)の家で、昭(西川弘志)と雄太(唐沢寿明)にからんで寝てしまう。もも(藤山直美)の接客は相変わらずで、ぬひ(西岡慶子)は純子に考え直すようしつこく頼む。純子は強引に一日休んで店を1人でももに任せるが、ぬひが店に出てくれと頼みに来る。そこへ静尾(押谷かおり)が取材させてほしい、とやって来て、純子とぬひは2人でインタビューに答えることに…。

酔っ払った久助は小野家にいる。正太夫が連れて帰ろうとするが、久助は帰らないと言い張る。リアルな酔っ払い。純子は2階にいる昭と雄太を呼んだ。

 

雑賀久助はうれしいのであります。わらべ出版の創立3周年。そして夢にまで見た自分の童話集の出版記念会。久助は心ゆくまで酔い、酔った勢いで今は亡き親友・小野陽一郎の位牌の前に自分の作品をささげに来たのであります。

 

太夫は帰り、昭と雄太が久助を2階まで運んだ。久助にズボンを脱ぐように言う純子だったが、ズボンは脱がないと言い、昭と雄太にこんばんはと挨拶した。そして、なぜ出版記念会に来なかったのか絡んできた。昭は8時まで野球の練習だったと言い、昭はレギュラーを外れたというと、久助は陽一郎との思い出を語り始める。

 

純子「校長先生、おしまい、おしまい。さあもう寝ましょう」

久助「おしまわないよ」

スーツのまま無理やり布団に寝かせて布団をかけた。

 

朝。ご飯を弁当箱に詰める純子。昭と雄太は朝食。ももは外を掃いていた。ももはどこか部屋を探さないといけないと純子に話しかけた。しばらくここでいいという純子。

 

久助は酔っぱらってしまって恐縮していた。ズボンが汚れているから脱いでと言われても頑なに断り、自分で洗った。それでいいのよ。

 

ももは徐々に仕事に慣れてきた。しかし、相変わらず「あの、おまい、何だったかな?」と言葉遣いに難あり。まー、でもこういう言葉遣いがハーフ美女みたいなのだったら、かわいー!ってなるのかな。

 

そしてまたしても丼に指を突っ込み、客から注意された。今回は「すんませんな」と頭を下げた。

 

見ていられないぬひは純子に話しかけるが、純子はちょうどいい機会だからほかに仕事を見つけるという。

ぬひ「そうでっか。へえへえ。どうぞお好きなように」

思ったリアクションと違うので戸惑う純子と、小平治もあんな言い方するなとぬひに注意する。あきと純子の間に挟まれてぬひさん、辛い。

 

夜。夕飯の席で純子は明日はもも一人で店をやらせる、他に用事があると言った。

 

帰ってきた雄太が明日、やまだいけ高校まで遠征試合があるから早く起こしてほしいという。昭はレギュラーを外されたので遠征は雄太だけ。

もも「あの…レギュラーって何な?」

純子「正選手のことや。昭は補欠やねん」

もも「奥さんもほんま、ご苦労ですなあ。養子の雄太君が正選手で実の息子の昭君が補欠らて。なあ、つらいやろなあ」

 

あき「いいえ、別に。2人ともな同じ兄弟のようにしてますさかいな。雄太がええ時もあれば昭がええ時もありますさかい。そんないちいち気にしてたらしょうがおまへんやろ」

もも「いや、けど、ほんまにこいはなかなかできることやないな」

ももさんはやっぱり余計なことを言ってしまうんだよなー。言わなくていいだろ、そんなことは。

 

翌朝、雄太が出かけるとき、昭は外で素振りをしていた。

雄太「行ってくるな」

昭「おう、頑張ってこいよ」

雄太「ああ。やまだいけ高校やったら0点で抑えたるわ」

昭「甲子園の予選前やしな、ちょっと脅かしてきてやれ」

雄太「OK。お前もな予選が始まったらレギュラーに戻れるようにせなあかんぞ」

昭「分かってる」

 

雄太「バッティング頼むわ。何とかせいや。俺な、昭がキャッチャーしてくれる時が一番投げやすいんや。安心して放れるんや」

昭「そやからこうやって練習してるやないか」

雄太「ほな、行くで」

昭「おう、頑張ってこいよ」

雄太「おう」

 

素振りをする昭がホントに野球経験者っぽい。それと、関西弁ネイティブのせいか子供の昭の口調と大人になった昭の口調が似てるように思う。

 

ももは一人で店の準備をしていた。ぬひは純子が本当に店を辞めると思ってないから店をストライキするという。ぬひは頭を下げようとするが、あきが止める。

 

そこに静尾が訪ねてきた。あてにしていた取材先が駄目になってしまい、録音機も持ってきてるし、新聞屋のカメラマンも来てるから純子の店を取材させてほしいという。純ちゃん食堂で仲よく苦労話してるところをとりたいとぬひも呼んだ。

 

新聞の番組案内のための写真撮影。笑顔がぎこちない。

 

おやおや、もめている純子とぬひが仲よくインタビューを受けるはめになるなんて、どうも妙なことになりました。

 

静尾がインタビュアーとなり、開店の頃のことなどを聞かれた。静尾のマイクを握って一生懸命話すぬひ。

 

いやはや、仲よしのふりをするのも楽じゃありませんねえ。

 

まだももさん問題は解決せず。

 

www2.nhk.or.jp

調べると、当時の年内放送は1988年12月28日(水)の75話まで。年明けは1989年1月4日(水)から。1月7日(土)は昭和天皇崩御で放送なし。1月9日(月)に79話を放送し、1月14日(土)に2話分放送。

 

75話と76話はリアルタイムだとちょっとタイムラグがあったんだね。そこを踏まえてみてみよう。