徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】最高の人生の見つけ方

2007年 アメリ

 

あらすじ

家族のために、まじめに働いてきたカーターと一代で財を成した独身のエドワード。まったく違う2人だが、同じ病室で闘病生活を送ることになり意気投合。エドワードは、ある日カーターが人生でやり遂げたいことを書いたリストを見つけ、実現させようと提案する。病院を抜け出した2人は世界をまわる旅の中で人生の本当の喜びを見つけていくが…。2大名優のユーモアと名演技、ロブ・ライナー監督の演出がさえる笑いと涙の感動作。

2021.12.13 BSプレミアム録画。放映時間の短さで選んでしまいました。

 

エドワード・コールは5月に死んだ-というナレーションから始まる。

 

カーター(モーガン・フリーマンさん)は記憶力のいい自動車整備士エドワード(ジャック・ニコルソンさん)は病院をいくつも経営している。

 

偶然、同じ病室に運ばれたカーターとエドワード。エドワードは2人部屋であることに文句タラタラ。

 

エドワードのガンは全身に転移し、成功する確率5%の手術を乗り切った。

 

病室のクイズ番組を見ているカーターはどんどん正解を出すが、エドワードはテレビの音量を下げるように言う。

 

話をするようになったカーターとエドワード。エドワードのベッドのそばに置いてあるサイフォンを見て、コーヒーの雑学を話し始めるカーター。

 

ある夜、エドワードには豪華なディナーが出されたが、その後、酷い吐き気に襲われて、便器に頭を突っ込むように吐き続けた。

 

カーターの元には妻や息子が見舞いに来ていた。娘はバイオリニスト、長男は税理士、次男はエンジニア。エドワードは16歳で商売を始め、商売は長続きしたが、結婚生活は長続きしなかったと語った。エドワードは大学生の時に妻を妊娠させ、大学を中退して働いた。

 

エドワードは余命半年を宣告された。カーターも自身の検査結果を聞いてショックを受け、それまで書いていた“旅立ちのリスト”をくしゃくしゃに丸めた。翌朝、床に転がっていたその紙をエドワードに見られた。

 

エドワードも好き勝手にしたいことをあげた。エドワードは“旅立ちのリスト”に書いたことをやってみようとカーターに言った。

 

カーターの妻のバージニアがやってきて設備の整った大学病院に移ろうと言ったが、カーターは自分の時間が欲しいと言う。病気と戦うべきだと言うバージニアと意見が対立したが、カーターとエドワードは退院後、旅に出かけた。

 

スカイダイビングをする二人。これはエドワードがやりたかったことなので、カーターは最後まで抵抗した。次はタトゥー。カーターはやらない。浮気も絶対しないと言う。次はGT350に乗って走る。エドワードが乗った車にガンガンぶつかるカーター。

 

飛行機に乗って信仰について話す。エドワードは何も信じていないという。眺めの良いレストランで食事。エドワードは長年会っていないエミリーという娘がいることを明かし、会いに行こうというカーターだがエドワードは断った。突然、席を立ったカーターは手洗いに行き、カテーテルが外れたと言って胸元が赤く染まっていた。

 

別荘の風呂に入ったカーターは風呂にテレビがあるので大喜び。フランス語のクイズ番組を見ていた。エドワードにバージニアから電話があり、元看護師としてカーターを返して欲しいと言う。

 

アフリカの自然公園で動物たちを見て(ライオン狩りはエドワードが銃を撃つ体力がなく断念)、エジプトでピラミッドを見た。

 

そこでまたエミリーの話をするエドワード。エミリーは野心家の男と結婚したが、結婚式には呼ばれなかった。夫がDVであることが判明し、エドワードは人を雇って別れさせた。

 

タージマハルに行き、死後、土葬がいいか火葬がいいか話す。万里の長城をバイクで2人乗り。ヒマラヤにやって来たが、天候が悪い。次は香港へ。カーターはバーでアンジェリカという美しい女性と知り合う。アンジェリカはエベレストに登った時の話をした。「部屋を取ってあるの」と誘われたが、カーターは断った。

 

部屋に戻ったカーターは家に帰ると言った。アンジェリカはエドワードが差し向けた女性と気付いたからだった。飛行機から車に乗って移動すると、いつもの道と違うことにエドワードが気が付いた。カーターがエミリーに会わせようとしたのだが怒ったエドワードはカーターを置いて車で帰った。

 

家に帰ったカーターは家族に囲まれて食事を取る。エドワードはひとり。ん? 部屋に女性がいる!?

 

バージニアといいムードになったカーターだが倒れた。脳に転移があり、再びエドワードの病院に入院したカーター。バージニアからカーターの手紙を渡された。

 

カーターの手紙にはエドワードの好きなコピ・ルアクがジャコウネコの排泄物から出てくる未消化のコーヒー豆と書かれていて、由来を知らなかったエドワードは爆笑。カーターも一緒になって笑った。

 

カーターの手術。エドワードはエミリーに会いに行った。エミリーにはかわいい娘がいた。

 

手術は終わったが、カーターは目覚めなかった。カーターの葬儀でお悔やみをいうエドワード。

 

しかし、その後、エドワードも亡くなり、旅に同行していたエドワードの秘書・トーマスがカーターとエドワードの骨を空缶にそれぞれ入れ、エベレストの小さなほこらのようなものに2つの缶を並べた。(終)

 

エドワードの方が先になくなったように見せて、そっちかい! いや〜、でもこのくらいの長さで十分。過不足ない感じ。

 

この映画はリメイク版だと初めて知りました。

 


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