徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】あぐり (17)「謎の女」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

あぐり田中美里)とエイスケ(野村萬斎)は一緒に釣りに出かけ、ようやく夫婦らしくなってきたと喜ぶ健太郎里見浩太朗)と光代(星由里子)だが、あぐりは、釣りの最中も心ここにあらずのエイスケが少し気がかり。エイスケに望月組を継がせたい健太郎は骨折したと騒ぎを起こし、エイスケに代わりに竣工式に出席するように頼む。エイスケは無事に名代を務めるが、健太郎の骨折騒ぎが仮病だったことがわかり、エイスケは…。

大正12年(1923)8月

 

あぐりとエイスケはエイスケの運転する自転車に乗って釣りへ出かけた。夫婦らしくなってきたと喜ぶ健太郎と光代。健太郎はエイスケに望月組を継いでくれることを望む。

 

エイスケの頭の中は世津子の「エイスケさん…あなたこのままでは駄目になるわ」の言葉が残り、釣りに集中できない。じっと海を見つめるエイスケの背を見て原稿を捨てたことを思い出すあぐり

 

大きな鯛を2匹持ち帰ったあぐりとエイスケ。「値札がついとるがな」と磯辺に指摘され、「ほんと? だから『ばれる』って言ったじゃないですか!」とホントに値札が付いてると思ってるあぐりは言うが、周りは大笑い。和やかだね~。

 

しかし、妻五郎が「大変じゃ! 御大が…」と台所にかけこんできた。医者は両足骨折していて、ひとつきは安静が必要だと言った。明日は森下橋の竣工式があり、工事の請負人の責任者である健太郎が顔を出さねばならず、エイスケが「名代(みょうだい)」として行ってくれないか?と頼んだ。

dictionary.goo.ne.jp

勇造に拒否され、妻五郎や磯辺にも頭を下げられたエイスケは「妻五郎に言われると弱いよなあ…」と渋々承諾した。

 

翌日、エイスケの半纏姿に健太郎も光代も大喜び。いつも赤いスカーフを巻いたエイスケさんは赤い靴下で出かけて行った。望月組ももちろん自動車所有してるね。

 

あぐりはひとり「何だか似合わないのよね…」とつぶやく。

 

ひとり寝ていた健太郎は蚊が飛んでくるのがうっとおしく、しおに夏障子(簾戸(すど))を開けさせ、蚊やりを持ってくるよう頼んだ。

lohas-material.com

これまで見てきた80年代朝ドラでも夏になると、涼しげな簾戸になっていた。風鈴だけじゃなく、こういう建具でも季節が分かるっていいね。

 

しかし、簾戸が開けっ放しになっていたため、廊下の向こう側で見ていたあぐりが蚊を追いかけて立ち上がった所を見てしまった。「何じゃ…もう足治ったんか…。さすがお義父様じゃ」と喜ぶあぐり

 

光代は磯辺から健太郎が骨折してない事を聞いた。エイスケに半纏を着せたかったという真意を聞き、医者や妻五郎、磯辺もグルになっている事を知った。これで煙草でも買って、と1円札を差し出した光代は、エイスケやあぐりには内緒にするように口止めした。「こ…こう見えてもわしは口は堅え方じゃけえ」磯辺の口癖。

 

エイスケは竣工式にて議員の先生を前に見事な挨拶をした。エイスケさん何気に親の言うこと聞いて結婚もしてるし、竣工式にも出てるし、嫌なことはとことんぶち壊す律子さんとはまた違うタイプよね。

 

帰ってきたエイスケは「あ~あ! くたびれたあ…」と事務所で横になり、「どうしてこの世はしきたりがどうの筋がどうのってどうでもいいことに真剣になれるのかなあ…?」と嘆いた。あぐりが来ると「明日も行くところができた」と言ったが、あぐりが「でも明日はお義父様がいかれるんじゃないかしら?」と発言。磯辺の「お嬢さん…知っとるんか?」にも笑顔で頷いた。

 

全てを察したエイスケは健太郎の元へ行き、健太郎の骨折が仮病だと指摘した。バレたら仕方ないと謝るが、今日を持って望月組の跡取りになるように行った。

健太郎「文士の真似事にこだわるのはよう分かる…。だがのう…遊びはもう終わりじゃ。いつまでも夢みたいな事を言ってたら、おえんぞ。ん…? 男はのう…現実を見にゃおえん時が来るもんじゃ。これからのお前は家族を思い、「組」の者を養い、世間様に少しでもお役に立つような人生を送らにゃおえんのじゃ。分かってくれるな?」

 

しかしエイスケは「僕の人生は僕が決めます。誰にも干渉されたくありません。お父さんの跡を継ぐ気はありませんから…悪しからず」と部屋を出て行った。

 

あぐりはぐっすりと眠っていました。健太郎の部屋を飛び出したエイスケは結局、その日の夜は帰ってこなかったのです。

 

寝室に屏風はなくなっていたのに…。

 

翌朝、しおが駅前の旅館の番頭から預かった手紙を持って来た。手紙を一読し、すたすた歩いていく健太郎に驚くしお。そうだ、しおさんも知らなかったんだ。

 

エイスケ「東京へ戻ります。家の仕事は僕には無理です。お許しを」

 

あぐりは突然エイスケが東京へ行ったことより、その手紙に自分のことが何も書かれていなかったことがとてもショックだったのでした。

 

連日のすれ違い、小芝居、あぐりの天然…面白く見てるけどなー…一回気になりだすとまたかよってイラーっと来るのかな。これでイライラする人はこれからも面白くはないと思うけどな。きっともっとイライラするからとっとと切った方がいいですよ。

 

「はね駒」は初見だったけど、ひとりの登場人物に対して、そこまで言う?みたいなことが多くて戸惑う。もしかしたら近年の朝ドラ視聴スタイルなのかもしれないけど、ハマってた「ゲゲゲの女房」や「カーネーション」のときはTwitterやってなかったから知らなかった。こんなこと言っちゃなんだけど、昔も駄作はあったんだね、近年の○○と同じレベルと言われると腹立つ―!

 

あ、そうだ「ゲゲゲの女房」「カーネーション」とも夕方に再放送してた。その時は共感が多くて楽しかった。「おしん」とかも。んー、作品に寄るってことか。でも、「あぐり」は楽しい作品で楽しんでくれる人が多いと思ってたんです。

 

 

田中美里さんのインスタ。

 

2年前の民ちゃんとの2ショット。最近でもつながりがあると分かってなんだか勝手に嬉しい。