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【連続テレビ小説】澪つくし(81)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)は必死で惣吉(川野太郎)を止めようとするが、既に襲撃に参加する人々は集まっていて、惣吉も家の漁師たちを連れて出て行く。夜中に近所の神社に集まった反村長派の集団は、名取村長(内藤武敏)の家を襲い、様々な物を壊しつくすが、名取と妻・ぎん(三ツ矢歌子)は部屋の奥へ隠れ無事だった。襲撃から十分で合図の鐘が鳴り、集団は引き上げるが、勢いづいて止まらない連中は、そのまま町役場などを襲撃した。

 

昨日のかをるが惣吉に殴られるシーンから。「おしん」は前回振り返りも回想もほとんどなかった。「はね駒」は時々回想はあったけど、振り返りはほとんどなかった気がする。だから「澪つくし」は前回振り返り、回想、「恋のあらすじ」…尺稼ぎが多くないか?!と思ってしまう。 

 

殴られるシーンなんて何度も見たくないし、殴られた直後に「あなたの妻です」と涙を浮かべて言えないよ。例え、自分に原因があったとしても「なんで殴られなきゃならないの!」とケンカになってしまうりんの方がやっぱり共感できてしまう(「はね駒」の話です)。

 

あと明治の男なんだから女に手をあげて当たり前、令和感覚で責めるな、みたいなのもさー、いやいやみんながみんな殴るわけじゃないし。80年代や90年代の現代ドラマでもビンタのシーンはあったけど、この時代を知らない人が見て、この時代の男はみんな殴るからって言われても、違うでしょ。

 

惣吉も人を集めて、その上、村長襲撃の情報が漏れないようにという配慮だろうけど、あまり事情を知らない納屋の連中に襲撃させるってどうなんだろうって、昨日から考えてしまう。漁労長は「来なかった奴は追放」とか言って強制的だし。

 

外川の漁師を中心に多くの人々が愛宕山に向かった。その山に偶然いたのが善吉とアミ。「私を…抱いて」おーい、朝ドラだぞ! もう善吉さんには会えないと言ってるから、どこかに売られるとかそういう事なの? 

 

納屋の連中に見られて「おっぺしなら手伝うよ」って何さ?

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”かつて「おっぺし」と呼ばれた浜の女性たち”という文章があるけど、多分違う意味なんでしょうね。

 

惣吉は善吉も山に登り、アミは吉武家に行けと行ってたけど、アミはどうしたかな。吉武家で花嫁修業ではいけませんか。

 

武家では、油紙や戸板を用意して、けが人の手当てがすぐできるよう準備していた。「漁師の仕事は毎日がケンカみてえなもんだ。板子一枚下は地獄」ととねは言うけど、襲撃は漁師の仕事とは違うからなあ。

 

反村長派の寺本の指揮で、村長宅の襲撃が行われることになった。寺本は「石垣の一つ二つぶち壊しても構わん! 責任はこの寺本幸三郎が持つ。ただし人にケガをさせてはいかんど」と注意。

 

そして、10分経ったら円徳寺の鐘を鳴らす。それを合図に引き上げる。…と寺本の言い方だと、あくまでおどしというか、怖がらせるのが目的みたいな感じだったのかな。

 

しかし、いきり立った漁師たちは、村長宅や鐘がなっても引き揚げずに村役場まで行って荒らし、村長派の議員まで襲撃し始めてしまった。

 

心配そうなかをるとツエ。そして「恋のあらすじ」。ここで来るか。

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全くの創作話というわけでなく、ところどころ歴史的な出来事を入れ込んでいて、時にはその当事者となり…そういう話をすぐ「フォレスト・ガンプ」みたいとか思っちゃう。