【ネタバレ】日曜劇場 #28 おふくろの青春(脚本/折戸伸弘)

1980年7月13日 TBS

 

あらすじ

北海道・鵡川(むかわ)駅前で、夫亡きあとも長年にわたり駅弁を製造・販売している女性店主(浜木綿子)と、そんな母親の生き方に反発を覚える息子(江藤潤)の葛藤を描く。「いつでも温ったかい弁当を…」亡夫の志を頑なに守りながら弁当を造り続ける母親は、店を手伝う一人息子に夢を託していた。息子は過去に家を飛び出し東京のとんかつ屋で働いていたが、ある日、その時の同僚女性(竹田かほり)と鵡川駅で再会する。

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珍しく歌唱付きのオープニングだった。歌っていたジョーカーズは調べたけど分からなかった。

 

夫を亡くして弁当屋を経営する女性とその息子キョウヘイ。売店じゃなくて、ホームでビールやお茶とともに手売り。こういうの生で見たことないなあ。

 

キョウヘイは東京のとんかつ屋で修行していたこともあったが、今は地元に帰って母の手伝いをしている。仕事は不真面目。店をたたんで札幌でとんかつ屋をやろうと言い出す。23歳のキョウヘイは周りからお見合いを勧められる。時代だね。

 

ある時、とんかつ屋の元同僚・アキと偶然出会う。北海道でお金が尽きて働かせて欲しいとお願いする。

 

アキは岡山出身で、アキが中学生の時に母が再婚して妹が生まれて以来、自分がいない方がいいと思い、高校卒業後東京に出て働き始めた。しかし、とんかつ屋はすぐ辞めてタレントスクールに通ったこともあったという。10万の入学金、毎月の月謝15000円、1年経って才能がないと全員辞めさせられた。

 

ヤケになり今まで貯めたお金を持って北海道に来た。ラジオで流れる「襟裳岬」。アキは歌詞の通りで何もないのね! 頭きちゃった! 北海道は山と湖のワンパターンとディスりまくり。80年代のドラマは平然と田舎ディスがあったよなぁ。

 

しかし、キョウヘイと二人で駅弁を売り始める。おかずが足りなかったと文句言われたり、二人して怒られたり。

 

母とキョウヘイは言い争いになり、母は家を飛び出して帰ってこなくなった。今度は、キョウヘイとアキがケンカになり、飛び出したアキは、キョウヘイの母を見つけた。

 

以前、弁当にすずらんをつけたことがあった。その弁当を買った女性客から死のうと思って北海道に来たけど、ほかほかのご飯とすずらんを見て生きる勇気が湧いたという手紙をもらって以来、いつも温かいご飯を出そうと決めたという話をアキにした。アキといい北海道に来る動機がネガティブなのが多いね(-_-;)

 

その日は母がホームで手売りを始めた。それを見てキョウヘイは手伝い始めた。アキもそのまま店で働き始めた。

 

母と駅員さんが話している中、駅弁を売ってる駅には時刻表に「弁」の文字が入ってるという話をしていて、へぇー!と思ったんだけど、そのマークも今はなくなったらしい。

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親子の対立物語を見ると、親でもないのに親側の言い分の方がよくわかる。アキはキョウヘイを追いかけてきたわけでもないのにあのまま弁当屋さんになったのかな。恋仲でもなんでもないただのバイト仲間という関係がちょっと面白かった。