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【ネタバレ】日曜劇場 #22 雪のワルツ(脚本/金子成人)

1982年2月7日 TBS

 

あらすじ

北海道のスキー場で食堂を営む独身の女性(草笛光子)と店を手伝う現代っ子の女の子(岸本加世子)の二つの恋を、スキー場に忘れられたメトロノームに託して描く。

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札幌郊外のスキー場だそうです。

雪のワルツ - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇

 

お客様がたくさんの食堂。お金を払わないで出て行った青年を追いかける。盛大に転んで「遊びだったんですよぅ」とヘラヘラしてるのは若き石田純一さんだった。東京から仲間と来ている大学生だという。

 

客が一段落した頃、女店主(草笛光子さん)とりっちゃんと呼ばれている若い女性(岸田加世子さん)と男性客が親しげに話をしている。単身赴任で2年、出勤前や休みの日にスキーの練習をしているエリートサラリーマン。

 

男性客の木田は何か言いたげにしているが、女店主を外に呼び出し食事に誘う。承諾して木田を見送ると道端の雪の中からメトロノームを発見した。メトロノームのふた?の裏には「時よとまれ 君は美しい」と書かれていた。

 

メトロノームのことをりっちゃんに話すと木田のものではないかと冷やかされる。

 

りっちゃんの母親(石井富子さん 若っ)が訪ねてくる。りっちゃんに恋人がいるんじゃないかと女店主にヒソヒソ聞いていた。

 

夕方、忙しくなったとき、また食い逃げしようとした大学生がいた。昼間食い逃げした安本(石田純一さんね)とかけをして、律子を譲る譲らないの話をしていたと話した。りっちゃんと安本は付き合っているけど、安本はペラッペラの軽薄男だった。

 

女店主は独身とは言ってたけど、息子がいるバツイチ? りっちゃんの母親とは友人らしく男性に食事に誘われたと嬉しそうに報告した。

 

家に帰り正月も帰って来ない息子のハジメに手紙を書いていた。長々と書いてた手紙を丸めて捨て「じゃがいも送ります 母より」とだけ書いて送った。

 

翌日、りっちゃんは女店主に怒鳴り込んできた。安本と話をし、安本のことを両親に話したのが気に入らなかったのだった。店主と従業員というより、親しいおばちゃんなんだね。

 

仕事終わりにいつもより濃いメイクをして、木田との食事に向かう。

 

誰もいない店にりっちゃんと安本が入ってきた。「おばさんしばらく帰って来ないんだろう(ヘラヘラ)」と襲い掛かるが、りっちゃんが毅然と拒絶した。「あ〜あ、つまんない女相手にしちゃったなぁ(棒)」と捨て台詞で安本は出て行った。

 

木田が女店主を誘ったのは、東京本社に栄転することになったからだった。思い出を語る木田に対し、女店主のテンションだだ下がり。恋多き女性だったみたい。ていうか単身赴任なら当然奥さんとか家族がいたんじゃないの?

 

店に帰った女店主はりっちゃんとフラれ同士慰め合う。

 

翌日、子供と母親が雪の中で何かを探していた。りっちゃんが声をかけると、男の子がピアノのレッスンが嫌でメトロノームを捨てたと言った。りっちゃんは笑顔で「あります!」(終)

 

石田純一さんが今のイメージと全然変わらなかった。端正な顔してると思うけど、終始ヘラヘラしたやつでムカついたなあ〜。

 

木田はエリートサラリーマンで東京に妻がいながら、女店主とたぶらかそうと思ってるのかと思ったら別にそんなことはなく、むしろ女性側が期待してたとは。