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ドラマの感想など

【ネタバレ】アルプスの若大将

1966年 日本

 

あらすじ

加山雄三主演。ライバル青大将を演じ、先月亡くなった田中邦衛さんをしのんでの放送。若大将こと京南大学の田沼雄一は、建築学の論文が学会で認められ、山下教授と共にヨーロッパ旅行へ招待され、青大将こと新次郎も父を説得して同行する。スイスでスキーを堪能した雄一は航空会社に勤める澄子と知り合い、ローマでデート、帰国後偶然再会するが…。ヨーロッパ各地で撮影され、雄一がスキーに恋に歌に大活躍するシリーズ第7作。

田中邦衛さんの追悼として4月25日に放送されたBSシネマ。録画した映画がまたたまってきたから消化しないと〜。

peachredrum.hateblo.jp

以前見たのはは田中邦衛さん主演で加山雄三さんがバディを組んだ刑事モノ。

 

若大将シリーズを見るのは初めて。京南大学の田沼雄一(加山雄三さん)はスイスでスキーをし、ギター片手に歌い、帰りに岸澄子(星由里子さん)と知り合う。

 

学会に出席する教授のお供でやってきた雄一は石山(田中邦衛さん)と部屋でラーメンを作って食べようとし、石山が洗面所から持ってきたホーローの容器に分けて食べ始めたが、部屋に入ってきた清掃係にその容器は「たんつぼ」だと言われた。オエーッとなる石山。まだ袋ラーメンしかない時代か。

 

雄一は航空会社に勤める澄子とローマで再会し、翌日、ローマを案内してもらう約束をした。部屋で一人で歌い出す雄一。植木等さんの映画みたいに随所に歌に入るのね。翌日、澄子にローマ案内をしてもらい、一緒に入ったレストランの演奏に混じって雄一が歌い出す。

 

帰国した雄一たちに家族ら総出で迎えにきた。雄一の実家は老舗すき焼き屋。父が有島一郎さん。祖母といい、江戸っ子っぽい感じ。雄一は大学に戻ってスキーの練習。

 

石山がフランスで仲良くなったリシエンヌが突然日本にやって来て、雄一の家にしばらく泊めて欲しいと言って来た。仕方なく承諾するが、待ち合わせ場所に偶然帰国した澄子もいて、石山がリシエンヌを雄一の知り合いだと言っていた。

 

リシエンヌは雄一の家で暮らし始めた。祖母のりきはリシエンヌを受け入れて仲良くなるが、父の久太郎はフランス女と言って、なかなか受け入れなかった。しかし、外国人夫婦が店に来て、英語のしゃべれない久太郎のフォローをした。商業学校出だが英語くらいしゃべれる!と言ってたけど、今でいう大学出じゃないみたいな感じ?

 

ある日、雄一がスイスで撮った映像の映写会をするので澄子を自宅に招待した。石山の誘いを断った澄子と雄一宅で再会する石山。田中邦衛さんは終始若大将の引き立て役なのね。

 

澄子は苗場でスキー合宿する雄一を見送りに行くため、石山のスポーツカーで石山にスピード違反させるほど飛ばさせた。その後、苗場に行くときもいいように利用されまくる石山。今は澄子みたいなキャラクター叩かれそう。

 

雄一は大学の同級生やらスキー合宿で出会った女やらモテモテ。澄子は雄一に会いに苗場まで来たが、女に囲まれてる雄一に当てつけるように石山と踊り、石山も恐れる不良の赤田と行動を共にするようになった。昔の不良ってお金持ちのお坊ちゃんなんだね。

 

赤田と一緒にスキー場の見張り小屋まで一緒に行った澄子は「いいことしようか?」と赤田に襲われそうになった。居合わせた石山は簡単に赤田に倒されてしまい、スキー場で知り合った知子とスキーで競走していた雄一に助けてもらった。

 

しかし、知子と一緒だった雄一を見て「あなたはどうなの?」と責める澄子。男女二人で見張り小屋に来たということは赤田と同じことしようとしてたんじゃないの?ってすごい考え方。知子もまたここまできて断るようなことはしないと挑発する。結局、澄子は石山と帰ってきた。全編冬なのにオープンカー! 寒いっ!

 

石山は澄子に結婚を申し込んだが、澄子から断りの手紙をもらった。あとは読んでくれと石山に手紙を渡された雄一が読むと、雄一が好きだったと書かれていた。

 

日本大学スキー選手権の決勝大会。雄一のいる京南大学はライバルの西北大学に押されていた。スキージャンプもやるのぉ!? 3日かけて回転、ジャンプ、滑降。今はジャンプはジャンプだけの選手というイメージだけど、全部やるんだあ!

 

雄一の実家では久太郎が相撲を見ていたが、りきが雄一の試合を見るためチャンネルを変えた。リシエンヌまだいたのか。

 

最後、雄一が新記録をだして京南大学は逆転優勝した。久太郎が相撲にチャンネルを戻すと柏戸が優勝し、パンアメリカ航空会社が「ピョーショージョー…」と読み上げているところだった。

 

雄一はヨーロッパ派遣選手となり、スイスの澄子の前に現れた。二人でスキー場に行き、「スイスで拾った恋は捨ててきちゃった?」とたずねた雄一に「まだ忙しくて戻しに来る暇がなかったわ」と返し、スキーを始めた。(終)

 

と思ったら、次の作品の予告まで! 若大将香港へ飛ぶ! 唄にサッカーに爆発する! 若大将シリーズますます好調!みたいな。サッカーやってるところとか映画自体撮影済みなのか予告編のためだけの映像なのか次の作品からマドンナが酒井和歌子さんになったそうです。

 

星由里子さんキレイだな〜。モテモテでも嫌味のない雄一と失敗ばかりの石山。朝ドラにおけるヒロインと同世代の同性の対比みたいな感じ? スキーは素人目から見ると結構本格的だった。