徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(243)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

戦後10年、いくら時代が激しく変わったと言っても、おしん乙羽信子)は、百合に対する仁(山下真司)の仕打ちが許せなかった。たとえ、親子の縁を切っても、百合はおしんの手もとへおいて面倒をみることが、百合への償いだとおしんは心を決めていた。しかし、翌朝、百合が田倉の家を出てしまう。おしんは、「百合が家を出たのは、仁に責任がある」と激しく責める一方で、自分の子育てがまずかったと反省もしていた。

 

 

百合が出て行ったことを知らせると、仁も慌てて起きてきたが、気持ちよく別れようと思ってただの言って探す気もない。仕事は真面目にするけど(もしかしてここだけは竜三よりましなとこ?)、約束があると仕事終わりに出て行った。

 

麻雀するとか電話口では言ってたけど、実際は道子に会っていて、結婚する気があるのか?と責められ、今夜一緒にいられるんだろう?という誘いも断られる。会った瞬間「魚臭い」なんていう女なんて魚屋の奥さんにふさわしくないでしょぉぉ?

 

初子は未だに仁ちゃん、百合は坊ちゃま…ていう呼び方もよくないような気がするなぁ。

 

鞄一つ持った百合は希望のもとを訪ねる。ちょっと意外に思いました。多分、希望が帰省するときくらいしか顔を合わせないのに、そこまで訪ねていくなんてねぇ。だけど同年代の禎を頼れるわけないか~。

 

詳しい事情を無理に聞き出さない希望は、下働きしたいという百合に仕事を紹介する。その夜、実家に帰って来て百合が希望の働いている工房で働くことになったと報告に来た。希望の優しさはお加代様譲りかなぁ。その上、おしんや竜三の優しさに触れて育ってきたし(仁は(-_-;))。

 

百合が辞めた本当の理由をおいそれと言えないのをいいことに「母さんがきついから」と言い、奥のことをする人がいなくなったから結婚するとか、希望もいつか真実を知る日が来るのか…? とにかく今日も全力で仁は酷かった。

 

とりあえず仁は追い出してくれよと思う。おしんの店は初ちゃんとやってほしい。仁はあんなに威張りくさってるのも土地があるからだと思うけど、その土地は本来なら初ちゃんのものだし! でも「おしん」初回を思うと、同居なんでしょ。やっぱり母親って息子には甘いんだよねぇ。

 

 

しかし、山下真司さんが後に「スクールウォーズ」という仁とは真逆な役でブレイクしたのを知ってるとこういうクズな役やってたんだなぁと不思議な気持ちで見てしまいますが、いくらクズな役をやってもブレイクしなかったけど、正義のヒーローみたいな役がハマってブレイクする人だったのかと思います。バラエティで見ても全然悪い印象のない人だったし。伊東四朗さんも同じかな。ドラマを見る前は「おしん」の作造がこんなにクズだと思ってもみなかった。結局人柄がにじみ出てしまうのかな(^-^;