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【ネタバレ】スクール・ウォーズ<デジタルリマスター版>▼第17話 最後のグラウンド

TBS 1985年2月2日

 

あらすじ

大財閥の総帥を父にもつ名村直(鶴見辰吾)の出現がラグビー部に新たな波紋を巻き起こす。大木(松村雄基)は直に「お前の父親は人殺しだ」と殴りかかる。

2024.10.21 BS-TBS録画

peachredrum.hateblo.jp

滝沢賢治:山下真司

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滝沢節子:岡田奈々

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山崎加代:岩崎良美

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名村直(ただし):鶴見辰吾

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甘利信之:三浦浩一

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江藤桂一:谷村昌彦

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大木大助:松村雄基

富田圭子:伊藤かずえ

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勝又欣吾:倉石功

森田光男:宮田恭男

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野田文義:大石吾朗

竹村司:佐原健二

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三上謙介:小川隆市

柳俊子:松井きみ江

滝沢ゆかり:間下このみ

奥寺浩(イソップ):高野浩和

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杉本清美:諏佐理恵子

西村明子:坂上亜樹

平山誠四方堂亘

丸茂良三:松本誠一

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栗原昭:榊原晃

内田治男:岩本宗規

清川誠一:森勇治

星高彦:武藤大助

田村二郎:片桐肇

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岩佐邦靖:名古屋章

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高杉克之:柿島伸次

池谷健

高山成夫

和田浩敬

赤津真治:増村翼

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下田夕子:和田アキ子

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下田大三郎:梅宮辰夫

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脚本:長野洋

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「落ちこぼれ軍団の奇跡」

      馬場信浩 著

光文社「カッパノベルズ」より

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音楽:菊池俊輔

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ナレーター:芥川隆行

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主題歌「ヒーロー」

  歌:麻倉未稀(キング・レコード)

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

  • provided courtesy of iTunes

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監督:合月勇

 

前回の振り返りから。名村がグラウンドに来て軽い挨拶すると、大木が殴った。名村は家を出ていることや圭子は名村の娘と認められていないことを話し、俺たちとは関係ないと悪びれない。出て行ってもらおうと賢治が言っても、ラグビーボールを足蹴にする。圭子は兄が申し訳ありませんと謝り、名村には、あなたのかわいい妹にはならないと言う。

 

名村がグラウンドを出ていくが、森田、加代、賢治以外は圭子にも出て行ってほしいムードが漂う。ここでオープニング。

 

グラウンド

練習中、森田と大木の仲が険悪になる。練習後、圭子は賢治に退部を申し出たが、ますます亀裂が入るだろうと止めた。

 

滝沢家

どうしてチーム内をまとめようか思い悩む賢治は節子に話した。ゆかりは賢治たちの前で日記を読み、ゆかりが寝た後も賢治は日記を読み込む。日記を書かせることによって自分の思いを発散できるようになったと節子から聞いて、部員たちに日記を書かせることを思いつく。ゆかりの言動をヒントにした行動が多いよね。

 

部室

一人一人にノートを配って日記を書かせようとするが反発する部員たち。清美たちが交換日記を提案すると賢治が乗る。

 

滝沢家

30人の日記をチェックする賢治。

 

6月15日

俺はいつも練習中、先生におこられている。どうしてなんだろう?と始まる田村二郎の日記。このままではスタンドオフのポジションを平山に取られるのではないかと不安に思っていた。賢治は自分の弱点を知ることが大切だ、スタミナ不足だと返事を書いた。

 

田村の自主練を見かけて涙ぐむ賢治。

 

森田の日記。大助の態度に頭に来ていると不満をぶちまけていた。

 

休憩中、圭子が作ったレモンの砂糖漬けを手で払いのける大木とケンカになる森田。賢治が部室に呼び出し、キャプテンなんだからと叱責すると、その日以来、日記を提出しなくなった。

 

6月17日

べつに書くことなし

 

6月18日

べつになし

 

6月19日

なし

 

大木のシンプルな日記に賢治は本当に何も書くことがないのだろうか、イソップが死んだ今、誰にも心を開く気はないのか? 私では代わりになり得ないのか?と返事を書いた。

 

昭和五十六年十月四日没 享年十六才

 

と書かれたイソップの墓参りに行った大木。タバコを線香代わりに供えようとしたが、賢治が来て、タバコとライターを取り上げると、大木は試合になれば何もかも忘れてやると賢治に約束した。

 

神奈川県高等学校

 ラグビーフットボール選手権

 県予選大会々場

 

横浜第二高校 対 川浜高校は15対34で勝利。川浜高校 対 町田原高校も20対14と順調に勝ち進んだ。3回戦を突破し、次は準決勝。先生たちもこれなら決勝に行けると盛り上がる。

 

新楽

花園も夢じゃないと下田夫婦も盛り上がる。

 

勝戦

川浜高等学校 対 相模第一高校

 

勝又は今度は負けませんよと賢治に言う。勝又の話を聞いていた森田たちも負けないぞとやる気をみなぎらせ、大木は得意の「東京流れ者」を一節歌う。

東京流れ者

東京流れ者

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圭子や先生たちも余裕を持って見守る。しかし、賢治だけは緊張の面持ち。自信が過信になることを恐れていた。岩佐校長も駆けつけ、うちのチームはどっちだ?と聞く。

 

圧倒的優勢に試合を進める川浜高校。先制したのは川浜だが、相模一高 対 川浜高校は前半終わって3対6。ハーフタイムにもっと点が取れたとチーム内で軽くモメる。

 

後半になり、流れが変わる。相模一高に逆転を許し、川浜はバラバラになった。結果、39対15で負け。でも県大会準優勝なんだよね。慢心だ、慢心以外のなにものでもないと岩佐校長が言う。でもさ、決勝で負けて、こんな、あーあって感じになる? ちょっと前まで1回戦も勝てなかったチームだよ。

 

控室

なぜ負けた?と問う賢治。森田も大木も目をそらして答えない。賢治は握り拳を固めたものの、信じ、許し、待つことにした。

 

職員室

森田が日記を賢治に渡した。

 

11月18日

今日の試合で俺のラグビー生活は終わりました。という森田の日記。試合が終わったときに先生に抱きついて泣きたかったけど、キャプテンだから我慢した。風呂で「チクショー」と叫ぶ。圭子からの電話で呼び出され、圭子を押し倒したが、圭子は無抵抗で涙を流していた。そこで正気に戻ったからいいものの…森田、先生にそんな報告するな! 森田と大木の不仲が伝染した、キャプテンとして謝りたい、それと賢治に対する感謝も書かれていた。あと圭子と結婚したいとも書いてたっけ。

 

その日記を大木に見せるな!

 

グラウンド

森田と圭子の前で土下座して謝った大木は今日は森田をキャプテンと呼んでる。森田が花園に行けたら圭子と結婚すると書いてあったから、俺たちが勝つから結婚してくれよなと頼む。そんな3人を見て涙ぐむ賢治。(つづく)

 

結婚はどうでもいいが…森田の高校4年間ももう終わりなんだな〜。早い。で、圭子は今、何年生!?