TBS 1984年12月15日
あらすじ
イソップ(高野浩和)が家出をした。家に呼ばれた祈祷師と母親との会話を聞き、自分が脳腫瘍だと知ったのだ。滝沢は大木(松村雄基)たちとイソップの捜索を始める。
2024.10.11 BS-TBS録画
来週の火曜日、相模一高との練習試合が決まり、喜びのあまり廊下を走って甘利先生に注意された賢治と加代。部室に集まっていた部員たちも喜ぶ。
しかし、脳腫瘍に冒されたイソップが気になる賢治と山城校長。
夕子が大阪に住む祖父の世話をするために不在のため、しばらく5時に帰らせてほしいと頼んだ森田に部員たちが交代で手伝った。出前している大木をからかう清美と明子。
賢治は夜、イソップとのマンツーマン練習に付き合った。
相模一高の練習をこっそり覗き見していた森田たち。勝又監督は隠し事はないと堂々と練習を見るように言う。
新楽
厨房で皿洗いをしていたイソップは翌日に手術を控えていた。出前が入ったのが自宅隣だったため、もう一つ追加して母に届けようと家に向かった。
しかし、自宅で母と怪しげな女行者が祈祷していたのを見て、さらに脳腫瘍という言葉を聞いてしまい、岡持ちを落としたイソップは母を責め、自分で死ぬと家を飛び出した。ここでオープニング。
滝沢賢治:山下真司
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滝沢節子:岡田奈々
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山崎加代:岩崎良美
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甘利信之:三浦浩一
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江藤桂一:谷村昌彦
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大木大助:松村雄基
富田圭子:伊藤かずえ
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勝又欣吾:倉石功
森田光男:宮田恭男
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野田文義:大石吾朗
奥寺俊也:北村総一朗
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富田義道:高野真二
影山達郎:剣持伴紀
滝沢ゆかり:間下このみ
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西村明子:坂上亜樹
杉本清美:諏佐理恵子
奥寺康代:久保田民絵
圭子の母:後藤加代
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三上謙介:小川隆市
柳俊子:松井きみ江
医師:岸野一彦
祈祷師:飯田テル子
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奥寺浩(イソップ):高野浩和
玉川成治:佐藤弘
田村二郎:片桐肇
和久田澄夫:並木信三
星高彦:武藤大助
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丸茂良三:松本誠一
高杉克之:柿島伸次
緒方潤:佐野孝広
末永守人:池谷健
五月女雅裕
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警官:田原千之右
神宮寺秋生
鮎田昭夫
瀬戸内甲斐
白鳥知加子
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山城晋平:下川辰平
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下田大三郎:梅宮辰夫
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脚本:大原清秀
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「落ちこぼれ軍団の奇跡」
馬場信浩 著
光文社「カッパノベルズ」より
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音楽:菊池俊輔
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ナレーター:芥川隆行
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主題歌「ヒーロー」
歌:麻倉未稀(キング・レコード)
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監督:岡本弘
夜、賢治と森田が話しながら家に帰ると、滝沢家には圭子が来ていた。預けられていた親戚の家を飛び出してきた圭子は父から見知らぬ男と婚約させられそうになり、しばらくおいてほしいと賢治に頼んだ。
賢治は圭子の父を富田義道ではないかと聞く。富田義道は大財閥。圭子は滝沢家の「ただいま」「おかえり」という普通のやり取りを羨ましく思う。イソップがデザインしたマークをつけた新しいユニフォームを着て、ゆかりは圭子に抱きついた。賢治はイソップのためにビール断ちする。
職員室
翌日、イソップの両親がイソップが行方不明だと知らせに来ていた。あんな女行者なんて呼んで〜と母を責める父。
グラウンドで部員たちにもイソップの病気のことを話した。大木は人をぶっ殺したいと思ったことはあるが、死にたいと思ったことはない。
少年の投身自殺と思われる水死体が発見され、賢治が確認したが別人だった。
イソップを捜す過程でケンカ腰になり警官を呼ばれてしまう大木。川浜警察署に賢治が引き取りに行った。大木は、なんで日本は平和なんだよぉと荒れるがめまいを起こして倒れた。往診した医師から睡眠不足と空腹と言われ、節子や圭子に止められるが、結局、圭子と捜しに出た。
夜の街を歩いている圭子を見つけた男たち。富田家の人か?
相模一高の練習試合、大木や加代だけは試合しないでイソップを捜すほうに手を挙げたが、ほかの部員たちは試合をやりたがり、相模一高に向かった。しかし、ユニフォームに着替えようとした森田は新しいユニフォームを見て、イソップの顔がチラつき、試合をやめようと言い出し、意見を求められた賢治は試合よりイソップを取る部員たちを支持した。
試合辞退を勝又監督に言いに行くと、なぜ早く言ってくれないんですか? 水くさいですよと捜索の協力を申し出た。
試合やったほうがいいのにと思ってしまうのはラガーマンじゃないせいかな!?
川浜高校と相模一高のラグビー部員たちが協力してイソップを捜し、それらしい姿を見つけたという森を捜した。
イソップが来ていた新楽の白い制服を大木が見つけたが、辺りは暗くなってきた。加代と圭子が駆けつけ、ラグビーボールを差し出した。
突然始まる圭子の身の上話。圭子の母は父の7人目の愛人に父の好みを指導していた。そんなときに見たラグビーの試合を見て死ぬのをやめた。イソップの目のつきそうなところにラグビーボールを置くことを提案する賢治。
イソップは山中をさまよい、大きな木にロープをくくりつけ、学生服を脱いで畳んで地面に置こうとしたときにラグビーボールを見つけた。ボールの下には「イソップすぐ帰れ! ラグビー部一同」の紙が置かれていた。
部員たちと賢治の顔が浮かび、ラグビーボールを抱きしめるイソップ。
真っ暗なラグビー部の部室に戻ってきたイソップだったが、明かりをつけると賢治、大木、加代、勝又監督がいた。同情してもらっても死ぬのは僕だと吐き捨て、部室を出たイソップは屋上へ駆け上がる。グラウンドには森田たちがいた。
「バカ野郎! 死にたい奴は死ね!」とイソップの生存本能に賭け、罵倒しまくる賢治は、新ユニフォームを見せて、マークをデザインしたときの気持ちを尋ねた。イソップは賢治に抱きついて泣き、手術を受けることを約束した。酷いこと言って悪かったなって、そんな軽い言葉で済むのか、賢治!
ベタベタすんのは好きじゃねえと言いつつ、涙を流す大木。
イソップは手術を受け、イソップの父が手術が済んだことをグラウンドで部員たちに報告した。勝又監督まで駆けつけ、花束を渡した。さすがにこの時代はバラとカスミソウだね。他校の監督ながら倉石功さんの印象が強いのは、度々登場してたからなのね。
しかし、イソップの父は賢治にだけイソップの腫瘍は手の施しようがなく、開頭したもののそのまま閉じ、あと半年の命だと告げた。
新楽
圭子が新楽に住み込みで働くことになり、森田はニヤつく。しかし、そんな圭子の前に父の義道が現れた。(つづく)
うーん、今日の話って赤いシリーズを思い起こさせる勝手な行動をとる人たちばかりって感じだな。イソップは真っ先に自宅に行って出前はしたのか? 手術ドタキャン。試合ドタキャン。あまり好きじゃない話の流れだった。ラガーマンは試合より仲間を優先させるべきみたいなのも、なーんか納得できない。
あと伊藤かずえさんが80年代の大映ドラマの常連なのは知ってて、他の作品は覚えているけど、このドラマの印象が薄かったのは、森田とお似合いでもなく、圭子というキャラに関心がなかったせいだろうな。ラグビー部から関係のない話はちょっと…


