< この圧倒的佇まい…ッ!
— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) July 26, 2021
今日はヘレン・ミレン76歳の誕生日でもあります🎉『グッドライアー 偽りのゲーム』では、イアン・マッケランとレジェンド同士で壮絶なライアーゲームを展開!悪女役…必見です!! お誕生日おめでとうございます!!!!https://t.co/b8VcFs9Mny pic.twitter.com/TH1gMB0Otz
2019年 アメリカ
あらすじ
ベテラン詐欺師のロイが、出会い系サイトを利用して標的に定めたのは、夫を亡くして間もない資産家ベティ。全財産を騙し取ろうと策略をめぐらす非情なロイを、世間知らずのベティは徐々に信用するようになる。それは単純な詐欺のはずだったが、事態は思わぬ方向へと発展していき・・・。
2022.1.29 ムービープラス録画。CS初放送とか書かれてると見たくなる。映画の初めにナビ番組あり。あ、「ダウントン・アビー」のカーソンさんがいる!
ロンドン 2009年
レストランで高齢男女が会う。お互い伴侶を亡くし、ネットを通じて知り合った。男はブライアンと名乗っていたが、ロイ・コートネイ(イアン・マッケラン)と言い、女はベティ・マクリーシュ(ヘレン・ミレン)と名乗った。
ここ数年の映画って出会い系の話が多くない!? たまたまか。
ロイは同じような年齢の男たちと何やら話している。その中でも特徴的に低音なのがカーソンさん(ジム・カーター)。
ベティと「イングロリアス・バスターズ」という映画を観に行ったロイ。
ヒトラーが銃殺されてる!? 実在の映画。
ベティとの仲を深めていくロイ。膝が痛むというロイを自宅に招いて食事をしたベティ。孫のスティーブンが帰ってきてロイを送るが、アパートの最上階に住んでいて上がれそうもなく、ベティの家の空き部屋で泊まることになった。スティーブンはあからさまに機嫌が悪そう。
翌朝、スティーブンは急速に仲良くなったロイを警戒する。スティーブンに病院まで送ってもらったロイは杖なしでスタスタ歩き、仕事場へ。投資家詐欺? ロシア人を騙そうとした?と思ったけど、仲間に見えたブリンという男を騙していて、ロシア人もグル。
ロイ、ベティ、スティーブンと夕食。スティーブンに首に傷跡があることを尋ねられたロイは深刻な顔をして、髭剃りの失敗だと答えた。ベティは大笑い。
グルだと思ったロシア人・ヴラドは精肉屋で働いていて、ロイにもっと分け前を寄越せと言ってきたので、痛めつけられた。ひー! あんなの見たくない。
ロイは詐欺の相棒のヴィンセント・ハロラン(カーソンさん!)を資産アドバイザーとしてベティに紹介した。ベティは投資などで自宅も現金で買ったという。ロイとヴィンセントはベティに投資話をする。
そこに現れたのは、スティーブン。ベティから財産を巻き上げようとしていると怒りをあらわにし、ヴィンセントを追い出した。
ある時、ベティが倒れた。医師から1年ももたないと言われたベティを世話するロイ。ベティはロイに高級な帽子や傘を買った。その買い物の中、ブリンに見つかった。地下鉄のホームで言い争いをし、電車が来たところでブリンを電車に押しやって殺した。怖い。
ロイとベティはベルリン旅行に出かけた。スティーブンが案内役として同行。ベルリンの壁を見学した。ロイが部屋にいるとベティが転んだと言って帰ってきた。ロイはすぐに手当てをした。
食事の予約時間の前、スティーブンがロイたちを案内したのは古いアパート。スティーブンが事前に家主に了解を取り、アパートの中を歩く。スティーブンはロイの軍歴を調べ、戦時中、ベルリンでケガしたことを調べていた。
1948年 ロイはドイツ語の通訳とガイガーという男を逮捕しに行った。通訳がガイガーに捕まり、一瞬の隙をついてガイガーが2人を撃った。通訳のハンス・タウブは死んだ…というのはロイの嘘。
生き残ったのはハンス・タウブで以前から顔が似ていると言われていたので、それから60年以上、ロイ・コートネイとして生きてきた。スティーブンはロイを責め、ベティはロイをかばい、旅行はそこで取りやめ。
ロンドンに帰ってきたロイはヴィンセントに全額引き出すと言った。ヴィンセントは少しくらいベティに残せば?というが、ロイはこの国の医療サービスに頼りたくないと全額引き出すと言い張った。
ヴィンセントが立ち合い人となり、計算機のような機械に全財産を打ち込み、共同口座に入れた(という設定でベティの全財産を引き出した?)。ヴィンセントは帰り、ロイとベティはシャンパンを飲んだ。
ロイは息子のロバートから電話があったが、そのままカナダの展示会に行くとベティにうそをついた。荷物をまとめて列車に乗り込むロイを見送るベティ。
夜、ロイがアパートに帰ると、計算機みたいな機械(劇中ではキーパッドと言っていた)がなくなっていた。ベティの家に行くと、家具がないがベティはいた。
ベティはロイに息子がいないことを見抜いていた。
1943年 ハンスに英語を教えてもらっていた少女がベティだった。ハンスはベティを待つ間、ベティの姉3人とダンスをした。ベティというか本名はリリーというのね。
ハンスはリリーの姉たちに揶揄われたのが悔しかったのか、リリーの好意に乗じてキスしてレイプした。家族に問い詰められたハンスはリリーからキスをせがまれたと認めず、家庭教師はクビ。
2日後、ハンスに密告されたリリーの父は逮捕され、絞首刑に。母は自殺。姉たちは爆撃で死亡。リリーだけが生き残った。
スティーブンがロイを調べ上げて、うぶな老女として出会った。スティーブンはベティの実の孫のパートナー。ロイは跪いて許しを乞うた。
が、次の瞬間、ベティを襲うロイ。助けを呼ぶと、ヴィンセントとスティーブンに痛めつけられた?んだよなあ。暗がりでよく分からなかった。違う人かもしれない。
ロイは暴漢に襲われたとして耳は聞こえるが喋れなくなっていた。ロイを見舞うヴィンセント。
ベティはたくさんの家族に囲まれてガーデンパーティーをしていた。(終)
スッとする話というわけでもないし、時々痛めつけられてるシーンがリアルで痛そうだった。ロイは人殺しもしてるし、非情なところもある悪党なんだけど、見た目のせいか可哀想なおじいさんに見えてしまうせいかなあ〜。第二次世界大戦の絡む話とは思わなかった。