以前WOWOWを契約していた時に録りためた映画をまだ見ています。
2013年 ウルグアイ 日本未公開映画
ウルグアイはブラジルとアルゼンチンに国境を接していて首都はモンテビデオ。公用語はスペイン語。
あらすじ
整体師の中年男性アルベルトは元妻が引き取った彼らの子ども、十代の娘ルシアと幼い息子フェデリコを1週間預かってバカンスに行く。観光地のキャビンに泊まるがずっと雨が降り続け、外で遊べないために3人ともイライラしながら毎日を過ごす。いつしかアルベルトは目についた女性に声をかけだし、ルシアとフェデリコは同年代の友人を見つけるなど別行動を取るように。ルシアは若者が集まるクラブに行って飲酒してしまうが……。
Tanta Agua - Official Trailer | HD
雨が降り続け、久々に会った親子だから気まずい雰囲気が流れる。
自分たちで自炊するタイプの宿泊施設に泊まり、他にも家族連れが来ていて、子供たちはそれぞれ友達ができる。ルシアは13,4歳？ アルゼンチンから来た女の子・マエロンと友達になるけど、二人してフツーにタバコ吸ってるのにびっくり。弟のフェデはミゲルという友達ができる。
「リメンバー・ミー」といい、「THIS IS US」といいミゲルって南米では超メジャーな名前なのかな。
ある日、ルシアが歩いていると声をかけてきた青年・ディエゴがいた。ディエゴが気になるルシアはディエゴに会いたくて、アルベルトにマエロンと会うと嘘をついてクラブ(？)に出かける。
あとからやってきたマエロンとディエゴがいい雰囲気になり、ルシアは悪酔いする。アルベルトに電話を掛けたルシアを迎えに来たアルベルトはマエロンも車に乗せ連れ帰る。んー、冴えない中年オヤジと思っていたアルベルトは普通の常識人だったんだなぁ。
フェデがミゲルと自転車で遊んでいて、自転車から落ちて自転車を壊してしまったと聞いた時もすぐにミゲルの母親に「つりはいらん」お金を出し、翌日にはフェデの体がなんともないか病院に出かけた。
ひとりプールに出かけたルシアはマエロンたちと出会う。ディエゴに「昨日は大丈夫だった？」と声をかけられるが、マエロンとディエゴの友人も一緒で、つれない返事にディエゴとマエロンはその場を去り、ディエゴの友人にも体が冷えたと言い、別の場所に移動する。別のプールから一人でいるディエゴの友人、いちゃつくディエゴとマエロンを眺めていると、プールに遊びに来たアルベルトとフェデに見つかる。
映画のパッケージもそうだけど、中盤から主人公がルシアになってる。淡々としたドキュメンタリーみたいな映画だった。喫煙飲酒はちょっと背伸びした青少年を表していたのかな。アルベルトは最初は子供に懐かれてなかったからどんなクズ親父なのかと思ってたら全然普通の優しいお父さんでした。
