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【ネタバレ】ジャッカルの日

録りためた映画から今日は2013年12月WOWOWで放送された三谷幸喜のシネマセレクション

1973年 イギリス/フランス

 

あらすじ

1963年、フランス。前年にアルジェリア独立を認めて以来、ドゴール大統領は保守過激派の組織“OAS”に命を狙われ続ける。そんな“OAS”は大統領を仕留めるべく、外部のプロを頼ることに。そして暗号名“ジャッカル”で呼ばれる殺し屋を50万ドルという高い報酬で雇うことにし、“ジャッカル”は計画の準備を進める。OASの不穏な動きに気付いたフランス当局はルベル警視を中心に、“ジャッカル”を懸命に探し続ける。

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1963年のフランスが舞台。大統領狙撃未遂事件を起こした主犯の中佐が死刑になり、オーストリアの潜伏先にいたOAS幹部が組織外からプロの暗殺者を雇った。その男は法外な金銭を要求し、暗号名は「ジャッカル」と名乗った。

 

一日一映画と思っていたけど、結構難しい。映画を観るのにはそれなりに覚悟がいるっていうか、だからこそ今までずっと見れてなかったんだけど。

 

時代背景をよく知っていたらより面白かっただろうな。ジャッカルが下準備として街を歩いたり、買い物をしたり…今なら外に出なくてもある程度何でもこなせるんじゃないかとか思ったりもして。手紙の封も舌でベロっと舐めてたけど、特定されるよーとか思ったりして。

 

OAS幹部の動きを怪しく思ったフランス官憲は、OAS幹部のボディーガードを拷問して”ジャッカル”を知る。そのジャッカルをルベル警視が追う。

 

ヨーロッパ各地の街並みがふんだんに出てくるので、ドキュメンタリー映画を観てる気分。クライマックスのパリ解放記念式典の様子は本物の映像をうまく編集してるそうです(三谷さん情報)。

 

スマートに時に暴力的にピンチを脱していくイギリス紳士ジャッカル。普通に街を歩いたり、人と接したり、ハラハラドキドキでした。←小心者だから常に堂々としてるジャッカルがいちいち怖かった(^-^; ビビりな人はそもそも暗殺者にはなれませんけどね。