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ドラマの感想など

【ネタバレ】木下惠介アワー 兄弟(全26話) #1-4

 1969/10/21~1969/11/11 TBS

 

あらすじ

志沢家の長男・静男(津坂匡章)と二男・順二(あおい輝彦)兄弟の恋愛を通して〝愛〟のさまざまな姿が語られてゆく。いなかから集団就職で出てきた栗山京子(沢田雅美)は、ある雨の日、雨の中でころんだ順二にかさをさしかけてやった。順二は名もいわずに去った京子捜しに懸命。一方、静男はエリート商社マンで、職場の女性には目もくれない男。だが静男の心の中には社長秘書の森山紀子(秋山ゆり)のおもかげだけが、深く焼きついていた。

 

毎日4話ずつの再放送でした。

火曜日21時からの30分ドラマ。朝ドラというか「澪つくし」みたいな詩的なナレーションから始まり、BGMが少ないからドキュメンタリーみたい。でもナレーション付きのドラマは80年代くらいまでは朝ドラ以外でもよくあったな。パッと浮かんだのは大映ドラマ。

 

駅前で雨宿りしていた大学生の順二が雨の中走り出すと女性が傘に入れてくれた。沢田雅美さん、若いな〜。女性が気に入った順二は名前など聞き出そうとしたが教えてもらえなかった。

 

順二の家は内職している専業主婦の母・厚子(津島恵子さん)、会社員の父・修太郎(北村和夫さん)、兄・静男(津坂匡章=秋野太作さん)がいる。修太郎は当時の亭主関白お父さんという感じで、妻が着替えも手伝ってくれないと嘆く。着替えくらい一人でやれっての! おしん義父よりかなりおしゃべり。

 

翌朝、順二は早朝から駅で女性を待ち伏せて声をかけた。しかし、デパート勤めなのは分かったが、どこのデパートか女性の名前も分からず、冷たくあしらわれ、今日中に捜し出してやる!と意気込む。明るいストーカーと化した順二は友人とデパートを捜し回り、京子の働くデパートの食堂にたどり着いた。自惚れてるのが嫌だと手酷く断られても諦めない。

 

静男は家でも会社でも無口でクールな男だが、密かに社長秘書の紀子(秋山ゆりさん)が好きだった。紀子は短大出で秘書課2年目。何人かいる秘書の中で社長のお気に入りの理由は”美しかったから”というナレーションでズコー! 仕事できるからじゃねーのか! 紀子は家に帰ると夕食の支度。5年前、母が胃がんで亡くなり、父と二人暮らし。父は「阿修羅のごとく」で長女の不倫相手だった人だ。

peachredrum.hateblo.jp順二はデパートの食堂に通い出した。あおい輝彦さんが爽やかに演じてるけどしつこい。京子の同僚に”フーテン”と言われ、他の客に笑われた。

 

静男は会社から歩いて15分のレストランに入り、偶然、紀子が一人でいるところを見つけ声をかけた。紀子は静男の存在を知らなかったので、しっかり自己紹介して店から出た。家で順二は機嫌が悪く、静男はいつもよりテンションが高かった。すぐ自室に戻ってしまう息子達が自分の話に付き合ってくれないことを淋しく思う修太郎。

 

日曜日。修太郎は静男に縁談を持ってくるが見合いは断ってくれと出て行った。一流大学出身、一流会社勤め(総務課)だが25歳にもなって女性の噂がなかったので両親は喜んだ。しかし、静男は約束があるわけでもなく横浜へ出かけていった。

 

順二は京子が住む女子寮へ。女子寮の管理人は菅井きんさん! 「あぐり」のうめさん! 若い。名前だけでも教えてくださいとケーキの箱に自分の名前、住所、電話番号を書いて渡した。京子の方は大学生がウェイトレスに夢中になるわけないと思い冷たくしていた。

 

静男はデートから帰ったふりをして一人夕食を取っていた厚子と話した。修太郎は福岡から来た取引先とキャバレーに行っていたし、順二も不在。紀子は父・辰造と晩酌。辰造は大工で休みの日も外に出ない紀子を心配していた。

 

辰造の弟子?の信吾は休みの日にめかし込んでやり残した仕事があると家に来た。辰造は紀子を誘いに来たのだというが、紀子はその気がない。

 

順二も帰ってきて、しんみり親子で語る。順二が帰りに乗った電車が5分止まり、電車の中はたくさんの人がいるのにみんな怒ったような顔をして静まり返った。その光景を見ていて誰も話さないことに寂しさを感じた順二は、専業主婦の母がいつも感じていた事ではないかと気付いたという話を母と兄に話した。

 

息子たちは父親をうっとおしがっているけど、母親には割と本音を話している。兄弟仲もまあまあ良い。50年以上前のホームドラマ。割と大きい息子たちが同居してるとか東京だな~って地方者の私は思う。順二をふった京子も静男にそっけなかった紀子もそうは言ってもそれぞれ気になる様子。これからどうなるか。

 

ひと作品まとめて書こうと思ったら長くなりそうなので分けました(どうでもいい)。