これまで奇跡のようにオーバーなしでやってきて、今日はいよいよ卒業検定。待合室に20人くらい集まった。修了検定のときはこんなに多くなかったなぁ。そして1人1人名前の書かれた用紙が配られる。私は3番目。配られた用紙で今日のコースと、左の方向転換をすることが分かった。一緒に検定を受けるのは、20代くらいの女性と(女子大生よりは大人っぽく見えた)と男子大学生。
初めて見る女性教官が検定員だった。詳しく丁寧に路上の手順を説明する。最初は女性で、私は運転席の後ろへ。で、この女性の運転中、やたら男子大学生が欠伸を噛み殺したような感じで、何かやな感じーなどと思っていた。女性は、右折した先の横断歩道で歩行者を見落として、検定員にブレーキは踏まれてなかったと思うけど、注意はされてた。やや急ブレーキ気味に一時停止したけど、最後まで走った。
その後、男子大学生。この人は特に問題なく(見えた)、最後は私。男子大学生が停止した場所から発進。検定員の指示通りに車を走らせる。ここ数日検定と同じくらいの時間である午前中に路上を走っていると、特にお盆の時期は仕事で車に乗る人が少ないせいかいつもより空いているように感じた。「緊張しないでね」と時々声をかけられながら何とか終了。
そして、所内で方向転換。何度も昨日からシミュレーションしてみたけど、どうにもこうにも苦手…それなのに2人ともいとも簡単に終えてしまう。そして、順番が来て、最初に進入路の確認をしなくてはならなかったのに、すーっと前進してしまった。ここでバックするのもおかしいし、そのまま続けた。何とか進入路には入れたものの、出て行くには幅寄せしなくてはならずハンドルを回して出ようとしたものの、どうも右後輪が脱輪しそう…またぐるぐるしても全然直っていなく何度かそういうことを繰り返すうち…検定員に「乗り上げてもいいから出ましょうか」と検定終了…終わった…。
検定員に呼び出されるまで待っていると、先程の男子大学生が「2回目なんですよ~」と話しかけてくれた。昨日の卒検では所内の縦列でダメだったらしい。縦列と方向転換が交互に来るみたいですよーなんて教えてくれたりもした。やな感じとか思ってごめんね。この男子大学生の場合、昨日のうちに補習をして今日の卒検に臨んだらしい。こんなこと言っちゃなんだが、男の子でも落ちることあるんだと思ったらちょっとほっとした。
そして、1人1人検定員に呼び出されて合否を知る。最初の女性は戻って来なかった。次の私は、自分でも分かっているけど当然「不合格」。路上では特に大きな減点となる個所はなく、最後の幅寄せさえちゃんと出来ていれば合格だったらしい…そう言われると悔しい。明日から平日になるし、今日中に合格したかったなー。路上が怖いよ。その後、しばらく補習のためにキャンセル待ちをしたけど、キャンセルが出そうもなく、明日の17時に補習の予約と、あさっての卒検の予約をして帰った。昨日の見きわめが欲張りすぎたかなぁ。今日、見きわめやって明日卒検だったらちょうど1ヶ月で卒業だったのになー。卒検の予約は取れるけど、不合格だった人がその前に受けなきゃいけない補習の予約が取りにくいみたい。
とはいえ、金銭的には安心プランということで少しでも元取って縦列も方向転換もしっかり覚えて卒業しよう。