1955年 日本
あらすじ
医師業のかたわら、家庭裁判所の参与官をしている原田は今回担当することになった一件について、頭を悩ませている。東京に中規模の鋳物工場を持つ男性、中島が、原水爆に殺されるとの不安からブラジルに脱出しようと言い出し、そのために彼の家族が彼を準禁治産者とする申し立てを起こしたからだった。やがて、愛人やその子どもまで連れていくと言い出したりしてやや目茶苦茶な中島に対し、周囲から多彩な反応が起こっていき……。
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昨年末にWOWOWで録画していたものを今頃見た。昭和30年代の日本映画を見るのが好きだ。戦争が終わって、まだ多くの人は戦争経験者でこれから高度成長に向かってるけど、まだまだ戦争の傷跡も残っていて…当時35歳の三船敏郎さんが70歳の老人を演じている。すごく元気な老人だけど、そんなに違和感はない。 「終」の字を見た時に思い浮かんだのは「狂気」…すごい映画だった…。上手い言葉が出ないのがもどかしい。あんまり黒澤映画を見たことがなかったけど、面白かった。この作品はリアル70歳くらいの三船さん?
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5月にWOWOWの「男はつらいよ」一挙放送で観た「知床慕情」も面白かった。好みの問題だけど、マドンナが誰かより大物俳優との共演する作品の方が好き。あと、これは違うけど、マドンナが近場に住んでておいちゃんおばちゃんとたくさん絡む方が好き。