徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 心 第35話「男はつらいよ」

TBS 1980年12月18日

 

あらすじ

東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。

2023.5.31 BS11(イレブン)録画。

心

タイトルからすると板挟みになる平というところか?

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とんかつ「一村」

店の電話から圭造にお礼の電話をする平。姉ちゃん、思ったより元気で…というのはいろんな意味が含まれてるな。

 

滝村医院

圭造が大介や加奈に糸のことを報告すると、大介に様子を見にいくように言われる。

 

一村家茶の間

圭造、一村四兄弟が集まり、ビールで乾杯…まだ店は営業中で平は佐和に任せればいいと言うが、油の処理には年季がいる、黙って人を雇ったりしてとまたグチグチ。幸子を辞めさせるとまで言う。糸は平が佐和の言いなりになってるように見えるんだね。圭造も寛も糸をなだめる。ありがたいと思ったって文句を言うなんて…と圭造。

 

寛はマンションから通えばいいと言うが、マンションは既に手放したと糸が言う。家具なども売り、お金は施設に寄付すると言う。はあ〜〜〜、生まれた家なのに邪魔にされてじゃないよ。

 

滝村医院

大介は加奈に本当に結婚しなくてよかったなと話す。ほんとにね〜。大介は田舎に帰って結婚するのが嫌になったと加奈に言う。

 

とんかつ「一村」

糸は奥に引っ込んでるのもなんだし、明日から店に出るから、こちらさんはもう結構ですと幸子にクビ宣告! 酷すぎ。

 

一村家茶の間

友は平をビールに誘うが、平は隣の部屋で寝てしまう。今は工事中だからかな? 平然とお姉ちゃん帰ってきたんだからビール飲もうと言う友も怖い。

 

沢木家

喜和が佐和にあれこれ話しかけるが、さすがの佐和も無言。

 

翌朝、河岸から帰ってきた三和は平の様子がおかしかったと喜和に言う。幸子がお礼とお詫びを兼ねて菓子折りを持ってきて、糸が戻ってきたこと、平が糸の言いなりであることなどを語る。話を聞いていた喜和は顔色が変わり、割烹着を脱ぎ捨て、一村へ向かう。いいぞー! なにげに桜中学の職員室だ。校長先生と理科の先生。

 

「一村」厨房

糸は折り詰めのことで佐和に文句を言う。喜和が来て、佐和を連れて帰ると言う。糸は佐和が母親に告げ口したと思い、連れ帰っていいと冷たい。平は糸の様子を見て、佐和に帰ってもいいと告げる。

 

平はしばらく戻らないと家を出ていく。友もどこへ行くの?じゃないよ。

 

「佐和」厨房

佐和は余計なことしてくれたと喜和を責めるが、母親が守ってやらなくてどうすると譲らない。私は断然、喜和を支持する!

 

茶店

寛と待ち合わせていた平は寛のマンションに居候させてほしいと頼む。寛はマンションの鍵を渡し、夜は飲もうと誘う。

 

寛のマンションで掃除機かける平。

 

「一村」厨房

ター坊を送りに来た鶴次郎は平と佐和がいないことに気付くが、友は出かけてるとごまかす。

 

小料理屋「佐和」

店に電話。三和が出て、佐和に平が寛のマンションにいることを伝える。

 

寛のマンション

兄ちゃんと生まれて初めて飲んだと楽しそうな寛。家でも飲もうと誘う。平は店のことを気にして帰ろうとするが、寛が止めた。そこに佐和が訪ねてきて、これからどうしたらいいの?と泣き出す。

 

一村家茶の間

糸と友の夕飯。友は糸に隠れて寛に電話をするが、寛にいないと言われた。恵一が茶の間に来て、糸の肩を揉む。恵ちゃんだけはどこにも行かないでねと糸は涙を流す。

 

寛のマンション

平は居場所を言ってもいいのにと寛に言うが、心配させてやれと気にしてない。

 

佐和と三和は部屋飲み。

 

翌朝、圭造と寛は糸の説得にかかるが、佐和の機嫌を取れって言うの? 小さくなって暮らすなどと嫌味くさく言い、店に出ないと言い出す。

 

圭造が佐和を迎えに来て沢木家を出ていく。

 

平も店の前をウロウロ。圭造と佐和に鉢合わせになり、圭造は帰って行った。

 

「一村」厨房

仕出しの注文を受けた哲子に平と佐和ちゃんに聞いてちょうだいとツンケンしている糸。(つづく)

 

う〜ん、あと数回とはいえ視聴をやめたいレベルに糸も友もむかつくな。最近は再放送の「3人家族」が心の癒し。こっちの再放送があってよかった〜。

 

今日は23話。

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こっちはイライラしない。

【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 心 第34話「かえらぬ人」

TBS 1980年12月11日

 

あらすじ

東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。

2023.5.30 BS11(イレブン)録画。

心

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圭造が糸が倒れたと言う知らせを受け、一村家に駆けつけた。浩介がニューヨークで自動車事故に遭って亡くなり、糸はショックを受けた。顧問弁護士は浩介が糸を奥さんと思っていて、糸の手で葬ってほしいと言っていたと伝えた。糸は取り乱し、だまされていただけで本当は生きてるんでしょう?と信じない。

 

これから出かけるという糸を友や寛が止めるが、糸は黙って出ていき、平と寛もついていく。そこは寛だけでいいんじゃないの? 散々普段は店が忙しいと言っといて。

 

糸が向かったのは浩介と住むはずだったマンション。山岡久乃さんの演技がすごくて、急展開なのに泣けてくる。平は顧問弁護士から預かったトランクのキーを糸に渡そうとするが、結局、平がトランクを開ける。糸が浩介のために作った着物、他にリボンのかかった箱など。“愛する糸ちゃんへ”のメッセージがあり、ウェディングドレスが入っていた。糸は浩介の死を実感し、さらに涙を流した。

 

一村家ダイニング

友が恵一たちにも浩介のことを伝えた。圭造も心配して様子を見にきて、友と話しているうちに糸と平が帰宅。本当に浩介さん死んじゃったよと泣き崩れた。

 

沢木家

佐和が浩介のことを報告。三和は、これで糸と同居することになるじゃないと冷静。喜和は糸にいびり殺されるわよと佐和を脅す。それにしても半分に切ったグレープフルーツが懐かしい。

 

一村家茶の間

浩介の遺産が糸の手に渡る。こんなもん何になるのと言うが、結構お金使ってたしなあ。平に出してもらったのは返した方がいいと思う。浩介はハーフということでいじめられていたのをかばっていたのは糸。圭造は二枚目だからいじめたと言うが、それも酷い話だ。

 

ダイニングに出てきた平と友は糸がダメになっちゃうんじゃないかと心配する。

 

葬式、納骨が終わり、帰ってきた平たち。浩介をいじめていたガキ大将たちも焼香に来た。

 

浩介のマンションでじっと座っている糸は電話にも出ない。友は後を追うんじゃないかと心配し、圭造たちを行かせようとするが、平はそっとしてやろうと気遣う。

 

翌朝、佐和が出勤。佐和は友に奥の仕事をするように言い、手伝いを雇うことにしたと報告すると、あからさまにムッとしながら出ていく。佐和が連れてきた幸子は茅島成美さん! 「金八先生」の国井先生。わーい、また金八ファミリー。

 

浩介のマンション

糸はエプロンをあて、じっと座っていた。ここぞとばかり佐和や平の愚痴を言う友。やっぱりお姉ちゃんがいなくちゃ…という話に答えず、浩介の好きだった五目ずし、鯛の潮汁を作ったから食べていってと台所へ向かう。

 

友が帰ってくると、佐和が店を取り仕切っていた。友は、お姉ちゃんがダメになっちゃうと泣き出した。友は無理にでもお姉ちゃんを連れ帰るべき、平はほったらかしにしていると責めた。

 

一村家茶の間

平、友、寛、圭造で話し合い。友や寛は連れ帰った方がいいと言うが、平や圭造は一人にした方がいいと言う。

 

沢木家

喜和はそのまま糸が別居した方がいいと言う。鶴次郎と友が住むマンションができるのは来年の3月。ま、今は12月だもんね。それでも長いか。佐和はお店を辞めて、三和をお嫁に出したらと言うが、もちろん喜和は抵抗する。

 

とんかつ「一村」

店は賑わっている。佐和が折り詰めの注文を受けているときに糸が来店し、佐和をガン見。電話を切った佐和が幸子を紹介しても無視。ひ〜、元の糸に戻った!?

 

茶の間

佐和が大口の注文を受けていることや幸子の存在や友が店に出ていないことも気に入らず、平を怒鳴りつける。(つづく)

 

ん〜、やっぱり糸は糸、友は友。どちらもさっさと家を出た方がいい。あるいは平夫婦が「佐和」やればいいとすら思ってしまう。

 

今日は22話。

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【ネタバレ】橋田壽賀子脚本ドラマ 心 第33話「居場所のない家」

TBS 1980年12月4日

 

あらすじ

東京・神楽坂のとんかつ店「一村」を舞台に、互いを思い合う姉弟愛がテーマ。 糸(山岡久乃)、平(宇津井健)、寛(篠田三郎)、友(長山藍子)という4人の姉弟がいた。糸と平は両親代わりとなって、年の離れた寛と友を育ててきたが、友はお客と駆け落ちし、家を飛び出していた。ある日、家業を盛り立てるために40歳まで独身を貫いてきた平が結納を迎えることに… そんな中、友が姉たちの前にひょっこり姿を現す。

2023.5.29 BS11(イレブン)録画。

心

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来週木曜日で終わりか。

 

明日から一村家に大工さんがやってきて、工事が始まる。友はイライラを糸にぶつける。

 

厨房

河岸から帰ってきた平に工事を始めて、お正月までに佐和に住んでもらうと糸が言う。

 

のれんを出そうとした哲子を恵一が呼び出す。佐和に話すと、私の使いに行くことにしとくからと出してくれた。いつもの公園で佐和と友の関係について語り合う。哲子は兄嫁にいい思いがないから、佐和のことはいい人としつつ変わってしまうんじゃないかと警戒している。そして、恵一は鶴次郎が友にプロポーズしたことも話した。

 

恵一は鶴次郎の店をこっそり覗きにに行き、ター坊の仕事ぶりを見て、新しい客から親子と思われているのをほほえましく見守る。

 

帰った恵一は友に鶴次郎のところに行ってもいいと話す。ほのぼのしてるけど、どうしても友が許せない。友は鶴次郎のことは好きとか嫌いというより落ち着ける。母さん、今度こそ幸せになってねと恵一は笑顔で言う。

 

ター坊を送りに来た鶴次郎は恵一が反対してると思っていて、顔を合わせたくなく帰ろうとしたところを友が呼び止めた。友は恵一と話し合って、鶴次郎のことを了承してもらったと話すと、嬉しくて跳ね回る。

 

あ、また平は消防の半纏を着てる。

 

孝子の働く旅館の休憩室

仲居仲間もそれぞれ子供がいて敷金礼金を貯めて子供を迎えに行こうとしている。孝子の子供は中3と小3と言ってるけど、初登場の時は恵一が中2、ター坊が小3だった。そもそも中2と紹介したのが間違いだったのかもね。初回が4月の終わりだったのに後の回で急に中3になってた。

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工事が始まり、部屋が狭くなるので、恵一の布団を友の部屋に敷いといたって!

 

トイレットペーパーを抱えた三和が芸者姿の伸子と出くわし、寛と別れたと聞かされてショック。帰ってきても佐和と比べるようなことばかり言う喜和にもうんざりして部屋に閉じこもる。喜和は佐和に電話をして帰ってくるように言う。

 

「実家が近いのも考えものだね」と怒る糸。平はオロオロするばかり。

 

伸子が呼ばれた先は三條がいた。三條は家内と別れることにした、技術者に戻って今はサラリーマンだと言う。そんなことってあり!? 伸子は私にお父さんはいません、母さんに育てられたとはっきり言う。伸子は花代をいただいているからと本物の芸者さん?が奏でる三味線に合わせて踊りを見せる。

 

とんかつ「一村」

結局、店に戻って来なかった佐和に糸は怒っている。だから他人が入ると…と友までグチグチ。私も出て行きたいなんて匂わす。

 

沢木家

佐和に本心を明かす三和。お母さんに脳なし呼ばわりされてるとかさすがにそこまで言ってないよ。本当に寛ちゃんが好きなんだも〜んと泣く。

 

河岸の喫茶店

平と佐和は揃って来店。佐和はトーストとコーヒー、平はコーヒーのみ。でも、カウンターのゆで卵はサービスなんだね。佐和はかばってくれなくていいと言う。

 

「佐和」厨房

三和は起きて来ない。佐和は休むなり、人を雇うなりすれはいいと喜和を突き放す。その後、三和が厨房に来て黙って手伝い始める。

 

「一村」厨房

背広を着込んだ鶴次郎がやってきた。こういうことは大安の午前中じゃないと、という言葉に結婚だとピンとくる糸と平。しかし、相手のことは分からない。友さんをくださいと頭を下げる鶴次郎。お茶を運んできた友は私、鶴ちゃんのとこに行きたいと言う。鶴次郎は駅前のマンションに店舗兼住宅を手付け金を払ってきた。

 

とんかつ「一村」

糸は結婚には賛成。もらってくれる人がいればあげたい。平はなぜか恵一たちを手放したくない。

 

浩介の顧問弁護士が来店。浩介は帰って来れない。糸がはっきりおっしゃってくださいと言っても黙ったまま。(つづく)

 

友はさっさと出ていけ。浩介さんはどうした?

 

今日は21話。

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こちらは来週月曜で終わり。

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こちらも視聴済み。でも、「3人家族」と「二人の世界」の間の「兄弟」も面白いのにな~。「兄弟」はあおい輝彦さんと沢田雅美さんと菅井きんさんが出てて、「二人の世界」は竹脇無我さん、栗原小巻さん、あおい輝彦さん、三島雅夫さんが出演してます。