徒然好きなもの

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【ネタバレ】アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

2018年 アメリ

 

あらすじ

自分の容姿に自信がなく、何事にも積極的になれないレネー。ある日、自分を変えようと通い始めたジムで頭を打ち、気を失ってしまう。そして目覚めると、絶世の美女に変身していた(とただの勘違い)!見た目はそのまま、超ポジティブな性格になった彼女は、仕事も恋愛も絶好調になっていく。

2024.2.5 ムービープラス録画。

 

あらすじ読んだ感じは「デブとラブと過ちと!」に似てるかな?と思った。

レネー・ベネットというぽっちゃり女性がソウル・サイクルというフィットネスクラブを訪れた。周りはスタイルのい女性ばかり。受付で26.5cmのワイド型の靴を借りようとし、受付の女性にワイド型ない? 男性用の、などと大きな声で叫ばれ、そのまま普通の26.5cmの靴で自転車型のマシンに乗るが、レギンスのお尻が破けた。

 

服を買いに行ってもサイズがないと言われ、性格も消極的。正直、アメリカでレネーくらいの体型の人って五万といる気がして、気にするほどかあ?と思ってしまう。女優とかモデルサイズではないけど、アメリカならまだ普通~ぽっちゃりくらいの体型に見える。

 

チャイナタウンの地下で化粧品会社であるリリー・ルクレア社のウェブサイト管理をしているレネーは男性の同僚・メイソンに雑談しようと話しかけても断られる。

 

ある日、本社ビルに書類を届けなればならず、自分を奮い立たせて本社ビルへ行く。なるほど、社員も意識高い系のモデル並の美人しかいない会社なのね。レネーは受付でエイヴリー・ルクレア社長を見かけ、美しさに見とれる。

 

ドラッグストアに行ったレネーはジムで出会ったマロリーという美しい女性に話しかけられた。マロリーが立っているだけで、男性からナンパされ、レネーは羨ましがる。

 

再びソウル・サイクルを訪れたレネー。自転車型のマシンを一生懸命こいだレネーはマシンから落ち、頭を強く打った。控室で目覚めたレネーは全く見た目は変わらないものの自分自身が美しく見えるようになる。訴えないでね、と半笑いのジムの女性。

 

前向きになったレネーは自信満々に周りの男性に愛想を振りまき、本社ビルの受付係に応募する。美醜が逆転したとかそういことではないらしい。そのままの見た目だけど、レネーは鏡に映った自分が絶世の美女に見え、友達にも「私が誰だか分かる?」と聞き、友達にあきれられる。

 

クリーニング屋を訪れたレネーは番号札を取って待っていると、後ろに並んだイーサンという男性に番号札の番号を聞かれただけなのにナンパされたと勘違い。電話番号を自分から交換しようと言う。ん~、こういう勘違い系はイヤだな。

 

リリー・ルクレア社

自信満々のレネーは受付係の面接でエイヴリーから受付係はモデルや独立への踏み台と考える人が多いと言われてもこの会社の受付をしたいと堂々と自分を売り込み、合格する。

 

仕事をバリバリこなすレネー。飲み物を用意したり、仕事はできるのね。エイヴリーの弟のグラントが受付を通りかかると、グラントの好きな飲み物を用意していて感心される。グラント役のトム・ホッパーめちゃくちゃかっこいいな。

 

ある日、イーサンから電話がかかってきて、レネーは自分からデートに誘う。イーサンはレネーを恐怖に感じ、誘いに応じた。出先でビキニ大会をやっていて、レネーは自信満々に参加する。自己紹介し、セクシーなダンスを踊り始めて会場は盛り上がるが、結果、優勝したのは細身のモデル体型の女性。

 

優勝した女性のおじから話しかけられたイーサンは、あんたの女は最高だ、今夜決めろよとハイタッチしてきた。ダンスはむしろレネーの体型のほうがセクシーに見えると思う。ぽっちゃりといってもメリハリのきいた体だし。

 

エイヴリーからデパートの美容部員を置きたいと話しかけられるが、レネーはマネキンみたいな女性に見られても逆効果だと反対する。容姿に自信のない女性はスーパーで化粧品を買うと話した。

 

イーサンとのデート。イーサンは高校時代好きだった女性にも話しかけられない男性で、つきあった人数も少ないことをコンプレックスに感じていた。レネーも経験豊富に見えるけど、私も3人よと笑う。

 

その夜、イーサンとレネーは一夜を共にした。時々、下品すぎるんだよな、表現が。

 

エイヴリーに会社の集まりと聞いてレネーがイーサンを連れてレストランに行くと、ルクレア家の人々しかいなくて驚く。

 

レネーは元々の友達や受付でも尊大な態度を取るようになった。

 

プライベートジェットでエイヴリーと商談に行くことになったレネー。グラントもヤンキース戦を見に行くと同乗しており、レネーの泊まるスイートルームに来て、レネーを誘う。下痢でびちゃびちゃだから帰ってとグラントを部屋から追い出した。

 

風呂場で頭を強打したレネーはしばらくして目を覚まし、元の見た目に見えるように戻ってしまった。たまたま商談で同じホテルに来ていたメイソンにプレゼンの資料は用意してあるとエイヴリーに伝えてもらい、自分で飛行機のチケットを取って帰った。

 

帰宅後、エイヴリーからたくさんの着信が残されており、イーサンからもテレビ電話が来てもなるべく顔が映らないようにして会うのを拒んだ。

 

友達に謝りに行ったレネーだが、レネーがバカにした男性たちと一緒で一緒に行きたいと言っても断られた。美人じゃなくなったからというレネーに以前のレネーは面白くて優しかったから友達だったのに変わってしまったと言われた。

 

イーサンと顔を合わせたレネーは顔が変わってしまって分からないだろうと思っていたが、イーサンは前と変わらぬ態度で接してきた。しかし、店を出たレネーは電話であなたと私ではつりあわないと別れを告げた。

 

ソウル・サイクル

前回の再現をしようと訪れたレネー。自転車をこぎ続けても、以前のようにはならず落ち込む。控室にはマロリーが彼氏にフラれたと泣いていた。美人がフラれたことが信じられないレネーはマロリーを励ます。マロリーはこれからリリー・ルクレア社に行き、モデルのオーディションを受けると言う。

 

リリー・ルクレア社50周年記念イベントに潜り込んだレネーと同僚。エイヴリーのつたない演説が始まるが、マイクの調子が悪いと舞台からはけた。

 

そこにレネーが登場し、私は私。新商品で変わらない。変えるのはあなたよと熱弁し、盛り上がる。アメリカっぽいな~。観客の中には友達もいて仲直りした。

 

レネーはイーサンのアパートを訪ね、イーサンと仲直りする。

 

今もソウル・サイクルに通っているレネー。自転車をこぎだす。(終)

 

悪くないけど、元々のレネーが美醜にこだわりを持ちすぎてて、美醜で判断しすぎなんだよね。自分が美人に見えると言う点で宮部みゆきさんの「器量のぞみ」に似た所もあるけど後味のよさがちょっと違うなあ。自分が美人になったからといって、あんな態度取ったりしないもん。

 


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