徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(150)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

長男・弘の顔色はよくなり、りん(斉藤由貴)は安心する。そしてこの日、松浪毅(沢田研二)が小野寺家を訪れることになり、みどり(美保純)や鶴次(矢崎滋)たちも小野寺家に集まる。弘次郎(小林稔侍)もやえ(樹木希林)も松浪に礼を言う。旧交を温めるりんのところに、編集長の津村(地井武男)が謹慎処分になったしらせが入る。津村が当局からけん責処分を受け謹慎処分に。記者たちが社長に抗議文を出すというのだが…。

 

やえとりんで松浪先生を囲む会の準備をする。家で何もかもやるのって大変だよねぇ。おしんみたいにお惣菜を作って売ってくれる人がいたらいいのに(時代が違うけど)。

 

弘は元気になって来たけど、まだ学校には行ってない。そっか、まだ解決に至ってないのか。やえは孫だから甘やかしたのが悪いと責任を感じていた。だから母親が育てなければとことあるごとに言ってたんだね。

 

鶴次先生は洋室でソワソワ。みどりは、くにやなつも連れてきた。なつさん、明和女学校の先生の口を断った手前、ちょっと気まずいような(^-^;

 

玄関で話してるところに弘次郎が松浪先生を連れてきた。話が弾んでいるところに鶴次先生が出てきて、松浪先生に抱きついて泣いた。松浪先生も鶴次先生の家族のことは聞いていたみたい。

 

源造や子供たちも加わり、会は始まった。やえは、「箸の持ち方覚えておられやすか?」とかいがいしく松浪先生の世話を焼くので、弘次郎が咳払いしたり、ツッコミを入れるのが面白い。

 

回想シーンなど入らない松浪先生の思い出

・やえに仙台で看病された

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・相馬で弘次郎が鍬で自らの足を傷つけた

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そんな思い出話をしているうちに、明治新報の三島が訪ねてきて、編集長が日露戦争のことを書いた論説のために謹慎処分を受け、編集部のみんなで合議の上、抗議書を持って 社長のところへ押しかけようということになった。合議に参加するしないは自由、と三島は去って行った。

 

「どうするんだ?」と尋ねる源造に「どうしたらいい?」と答えるりん。源造は「よく考えて決めなさい」とは言ってたけど、答えはもう決まっていただろうな。

 

りんは途中で抜けることを、松浪先生に頭を下げたが、松浪先生は「自分の求める心を大切に正直に誠実に生きてください」と快く送り出してくれた。

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りんが出ていくのを見守る源造と弘は何を思う。

 

編集部ではイケボ波多野を中心に署名した抗議書を今にも当局に持って行くところに、りんが来て、署名に加わった。編集部員たちが「おりんさん! いや~来た来た!」と迎え入れ、「ここに署名を」と仲間とみなしてるんだと自然と思えた。

 

洋室では源造と松浪先生が話していた。源造が松浪先生を背負ったのは、やえが看病してくれたときのことだね。松浪先生は「あなたの大きく温かい背中がひどく心強かったのを今も覚えています」「あなたの心強い支えがおりんさんをあのように成長させたのだと思います」そりゃ男女関係なく慕われるわなぁ。

 

「俺の背中どう思う?」と源造はりんに尋ねた。「でかい」「あったかい」そんな会話をしてる時に弘が部屋にきて、「おやすみなさい」のあいさつと「僕明日から学校に行きます」と宣言して自分の部屋に行った。

 

源造と結婚するのは結構あとなんだけど、相馬、仙台の女学校、三陸津波のあった志津川…と源造が全く不自然じゃなくいつもりんのそばにいたんだな…。

 

松浪先生はもっとちらっと再会するくらいの再登場かと思ったけど、結構がっつり3回にわたっての出演でした。もう物語のまとめに入ってるんだなと思うと、ちょっと寂しい。

ぬりえ

唐突に買ってしまいました。前から萩岩睦美さんのは欲しいと思ってたけど、アナログで塗り絵をやりたくなった!

 

絵を描くことは昔は好きだったのに、今は全然描けなくなりました。この塗り絵は色を塗った見本もあるからこのタイプを選びました。今は自分で好きな色を選ぶことすらできない。

 

Gallery: 塗り絵&インテリア
Gallery: 塗り絵&インテリア
開発元:BERESNEV s.r.o.
無料
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これはこれで楽しい。これも塗る色は決まってるし、このゲームはさらに塗り絵をクリアして☆をもらって、インテリアを変えたりできるのも楽しい。

以前も文字の書きうつしとか、その時間に資格の勉強でもすればいいのに、こういうことにしか興味がわかない。

【連続テレビ小説】はね駒(149)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)は14年ぶりに、新聞社で初恋の人で恩師の松浪毅(沢田研二)と再会する。夢心地もつかの間、突然編集長・津村(地井武男)が、記事に抗議し危害を加えようとする暴漢に襲われるが、松浪が取り押さえ事なきを得る。一方、徳右衛門(山内明)が、街角で亡くなった妻のことを確かに見かけたと言いだし、やえ(樹木希林)は戸惑う。

 

月曜日が明治38年10月、松浪先生が学校を去ったのは明治24年の年末だったかな。

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www.mgu.ac.jp

実際のストライキ事件で生徒5名が退学になったのが明治25年1月だそうです。

 

編集部で久々の再会を喜ぶりんと松浪先生。そこに編集長へ面会したいという男が訪れる。男は編集長が「勝ち戦にケチをつけるような論説を書いた」ということに怒り、突然襲い掛かってきた。

 

必死で弘を守るりんと暴漢を撃退する松浪先生。取り押さえた暴漢は警察に突き出すことにした。記名で記事を書く以上、こういう危険もあるんだな。かと言って、今のネット記事は無責任すぎると思う。

 

松浪先生が人気があって、再登場の要望があったと以前wikiで読んでいました。何度も引用するけど、りんのモデルである磯村春子さんの「今の女」にも取材先で女学校時代の先生(女性の先生2人だけど)に偶然会ったエピソードがあって、そこで女学校時代を振り返ることもあって、ただただ再登場させました!って感じじゃなくちゃんと意味を持たせてるのがいいなと思いました。

dl.ndl.go.jp

先生だって、習った英語を生かした職業についてる教え子を見たら嬉しいよね。

 

家では、やえと鶴次先生が語り合う。やえは10歳までは母親が子供に手をかけてやらないと~と語るが、鶴次先生は「そんなこと言ったらおキヨはどうしたらいんです?」と鋭い問い! いつもはやえさんが正論を言うけど、こればっかりは鶴次先生派! やえは「悪いこと聞いちまった」と言ってたけど、本来母親がやるべきことを自分がやってしまっているのではという話をする。

 

「親が真面目に一生懸命生きていれば、子供は背中を見て何かを感じてくれる」鶴次先生が言うからめちゃくちゃ説得力があります。仕事も子供も大事。でも人間には限界があるから周りの助けを借りたらいい。

 

そんな話をしているときに、キヨが徳右衛門を連れ帰ってくる。電車通りでぼーっと立っていたのをキヨが見つけたのだった。徳右衛門は、ことを見かけたと言い、おせんべいをぼろぼろこぼしながら食べていた。ここのやえと鶴次先生の一瞬の目配せがいい。

 

弘次郎の店に松浪先生を連れていき、明日の昼に会う約束をする。新聞社はどうする?と問われ、取材もしますから~とちゃっかりおりん。松浪先生は鶴次先生が津波で家族を亡くしたことは知らないのかな…。

 

松浪先生を送ったとき、別れ際、自分は悪い母親だと打ち明けた。「自分の子供の心も見てやれない情けない母親なんです」

 

しかし、松浪先生は暴漢が来た時、りんが弘を守るのを見ていた。「自信を持って」と嬉しい言葉をくれた。

 

源造と話し合うりん。源造は当時(明治というより放送当時)は理解ある素晴らしい旦那さんとして描かれてきたんだろうけど、時々、りんにまるで子供に諭すかのように話しかけるのが今頃じわじわダメになってきた。2人の並びは素晴らしいんだけど、私個人はちょっと苦手な感じ(そっちが願い下げだ)。

 

弘は二人のいる部屋に来て「おやすみなさい」と言ってくれた。弘は何となくこれで解決かな? 私は昨日で解決したのかと思ってました。

 

ゲゲゲの女房」は私の一番好きな朝ドラで、昨年再放送した時も「はね駒」と違ってツイッターでも好評で感想を読むのも楽しかったんだけど、このドラマすら終盤では”ヒロインの布美枝さんは女房としては完璧だけど、母親としては結構ポンコツだよね(苦笑)”というのをちょいちょい見かけ、子育てする母親への目線って本当に厳しいんだなと思いました。母親がそんなに先回って全て解決することなんてできないよ。