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【ネタバレ】スクール・ウォーズ<デジタルリマスター版>▼第8話 愛すればこそ

TBS 1984年11月24日

 

あらすじ

高校ラグビー選手権の県予選。川浜は相模一高にワンサイドで攻められ、109対0で完敗した。滝沢(山下真司)は、悔しくて泣いた。そして、その悔しさが怒りに変わり…。

2024.10.8 BS-TBS録画

peachredrum.hateblo.jp

滝沢賢治:山下真司

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滝沢節子:岡田奈々

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山崎加代:岩崎良美

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甘利信之:三浦浩一

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江藤桂一:谷村昌彦

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大木大助:松村雄基

富田圭子:伊藤かずえ

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勝又欣吾:倉石功

森田光男:宮田恭男

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野田文義:大石吾朗

竹村司:佐原健二

影山達郎:剣持伴紀

尾本輝正:鈴木秀一

内田勝:宮田州

柳俊子:松井きみ江

三上謙介:小川隆市

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杉本清美:諏佐理恵子

西村明子:坂上亜樹

滝沢ゆかり:間下このみ

奥寺浩(イソップ):高野浩和

丸茂良三:松本誠一

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玉川成治:佐藤弘

田村二郎:片桐肇

和久田澄夫:並木信三

星高彦:武藤大助

高杉克之:柿島伸次

花沢薫

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桑名良輔 

斉藤聡

永山融子

深沢猛

天現寺竜

風祭右京

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山城晋平:下川辰平

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下田夕子:和田アキ子

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内田玄治:坂上二郎

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下田大三郎:梅宮辰夫

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脚本:大原清秀

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「落ちこぼれ軍団の奇跡」

      馬場信浩 著

光文社「カッパノベルズ」より

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音楽:菊池俊輔

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ナレーター:芥川隆行

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主題歌「ヒーロー」

  歌:麻倉未稀(キング・レコード)

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO

  • provided courtesy of iTunes

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監督:江崎実生

 

賢治が監督就任して半年ーーー。職員室で雑務を代わってくれた甘利先生のおかげで部室に行ったが、加代しかいなく、イソップに探させると部員たちは最初に光男が腹が痛くて帰ると言い出したため、他の部員たちも帰ってしまった。

 

新楽

映画が面白かったと帰ってきた光男に待ち伏せていた賢治が説教するが、負け犬根性が染みついた光男は試合を前にやる気をなくしていた。ここでオープニング。

 

秋の県大会まであと1週間。治郎と山城校長が練習を見にきて、治郎は期待をかける。治郎が帰ると賢治は本気でやっているのは4、5人だと山城校長に内情を話す。

 

部室

ラグビーは遊びだというキャプテンか? まだ顔がイマイチ覚えられない。遊びだとしても一生懸命にやらなきゃ面白くないだろうと賢治は真剣に話すが、高杉は少年チャンピオンを読んで笑っていた。

 

全日本高校ラグビーフットボール選手権

県予選組合せ抽選会場

 

川浜高校と対戦するのは相模第一高校

 

1回戦から全国大会準優勝3回という強豪と対戦することになってしまった。相模一高の勝又監督と握手する賢治。そう、私にとって倉石功さんといえば、この監督の印象が強い。「ちょっといい姉妹」や「幸福相談」だと飛び抜けて長身だけど、このドラマは山下真司さんと同じくらいだから、そこまで目立たない。

 

オープンカフェでビールを飲んでいる大木。隣のテーブルでは同じくビールを飲んでる相模一校の不良たちが川浜と対戦することを話していて、通りかかった清美と明子が川浜が負けたら小指を賭けると言い出す。相模一高にもああいう不良がいるんだ。

 

滝沢家

ユニフォームの背番号を節子と加代で縫い付け、賢治は試合のシミュレーションをしていた。

 

県営ラグビー

内田親子、尾本、大木と清美たち、下田夫婦、先生たち、節子とゆかり、圭子も応援に来て、試合が始まる。開始直後に川浜の選手が一度もボールに触れられずにトライされた。その後も次々、トライを決められる。苛立つ賢治。前半を67-0で終えた。

 

見に来ていた圭子は呆れて帰り、夕子は涙を拭く。加代もイソップも泣きながら見ている。賢治は途中で帰りたくなるくらい怒っていたが、加代にみんなどんな気持ちで戦っているんでしょうねと言われ、俺が悪かったと悔し涙を流した。

 

試合は109-0のボロ負け。しかし、光男をはじめ選手たちはヘラヘラしていたことに賢治は激怒する。

 

川浜高校の控室

伝説のあのシーンか! 陰で支えてくれた人たちの信頼を裏切ったと怒る賢治。

 

相模一高の控室

勝又も後半で手を抜いていたと選手たちを殴っていて、山城校長はじめ川浜の先生たちは驚く。

 

川浜の控室

光男の「悔しいです」キター!

 

勝ちたいという選手たちに俺が必ず勝たしてやる!という賢治。そのあと「俺はお前たちを殴る!!」 殴られたことより後ろのロッカーにぶつかるのが痛そう。殴る側の拳も。

 

これは暴力ではない。もし暴力だと呼ぶ者があれば出るところへ出てもいいというナレーション。

 

部室に

“打倒

相模一高”

を掲げ、真面目に練習に取り組むようになった部員たち。

 

一度、退部した星が戻ってきた。星はイソップに謝罪し、イソップも許した。

 

相模一高の不良たちに捕まった清美と明子はたまり場の家?で小指を落とされそうになった。助けに来た大木が「女はいたぶるもんじゃねえ、抱くもんだ」だって! 来年の県大会で相模一高に負けたら片腕をくれてやると約束した。

 

ドラマを見始めて清美たちは後半の女子マネージャーのイメージが強くて、こんなヤンキー娘たちだったのかという驚きがあった。

 

滝沢家

相模一高は専用グラウンド、ナイター設備ありだが、うちは…と頭を抱える賢治に節子がハッパをかけた。

 

賢治あてに圭子から手紙が来ていた。

 

大阪府南河内郡河…

富田圭子

 

無気力な光男を励ましたいが、村人の監視が厳しい。

 

賢治は圭子のいる牧場まで会いに行った。光男は毎朝圭子に会っていると圭子に話していた。ラガーシャツの光男と馬に乗った圭子が並走するシュールなイメージシーン。圭子に光男が練習中に落としたボタンを渡す賢治。

 

職員室

清美と明子が賢治に大木の腕の話をした。賢治は相模一高に勝てるのは2〜3年先と思っていたと困惑するが、大木をラグビー部を誘う。ラグビーをルールのあるケンカって、そんな説明でいいのかい?

 

グラウンド

大きなことを言う大木にボールを蹴らせた賢治。うまく蹴ることが出来ず、笑ってしまう星を殴る大木に意外と星が立ち向かってる。大木を交え、練習は続く。(つづく)

 

伝説の回がこんなに早く…と思ったけど、7年だもんね。悔しいですのシーンに大木がいなかったのは、まだラグビー部員じゃなかったからか。細かいストーリーを忘れているので毎日新鮮な驚きがあり、何より面白い。