TBS 1978年1月6日
あらすじ
恵子(山口百恵)は執行猶予の判決を受け地裁を出た。信夫(国広富之)は、恵子が洋一(長谷川諭)の罪を代わりに負ったことを萩野(石立鉄男)に話す。
2024.12.3 BS-TBS録画
今回はオープニングの前に前回までの振り返り。洋一かわいさに恵子を見捨てた志津子。恵子は執行猶予の判決を受けた。
脚本:佐々木守
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渋谷(小島)恵子:山口百恵
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志摩信夫:国広富之
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吉川総一郎:井川比佐志
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志摩邦夫:鈴木瑞穂
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志摩登喜:真屋順子
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吉川真砂子:岡まゆみ
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高梨三郎:夏夕介
松崎:大石悟郎
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吉川洋一:長谷川論
エミ:山本百合子
ジュンコ:舛田紀子
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萩野克巳:石立鉄男
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不良:佐久間宏則
岡田和子
金子勝美
北島京子
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森下京子
門間勝美
風間文野
川畑恵子
擬斗:西本良治郎
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志摩佐智子:夏純子
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清川健夫:高橋昌也
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吉川志津子:左幸子
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プロデューサー:春日千春
野添和子
山本典助(TBS)
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音楽:菊池俊輔
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主題歌:赤い絆(レッド・センセーション)
作詞:松本隆
作曲:平尾昌晃
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協力:株式会社コスガ
銀座ふそう
ドヴィスマン紳士服
鈴乃屋
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ナレーター:城達也
協力:ホリプロダクション
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監督:富本壮吉
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
東京地方裁判所から出てきた萩野先生と恵子の前に現れた信夫。交差点の向こうの車から見ている佐智子と登喜。そして別のところで志津子も見ていた。
執行猶予でしたと信夫に伝えて、先に帰る萩野。親子の修羅場はごめんよと車を発進させた佐智子。志津子もその場を去った。
信夫は洋一のためにどうしてそこまで?と恵子に聞くが、ありがとう、わざわざ来てくれてとお礼を言い、今日限りにしてと走り去った。真砂子もいたー!
愛するが故に別れを伝えた恵子。アパート前にはエミとジュンコが待っていてパーっとしようと歓迎したが、恵子は一人にしてほしいと部屋に戻った。部屋の中のテーブルにはパーティーのためのジュースやお菓子が乗っていた。
みどり幼稚園
信夫は萩野に恵子が洋一の罪をかぶったことを伝え、恵子を見捨てることがないようにと頼んだ。
吉川家
出かけようとした総一郎に真砂子は結婚前の男の人は他の女の人に目がいくものなの?と聞いたが、総一郎は心配いらないと笑い飛ばした。三郎から洋一に電話があり、恵子が執行猶予で出てきたと知らせた。
洋一は恵子のアパートにノックもしないで入り、どうして身代わりになった?と聞いた。恵子は洋一の顔を見つめて目を潤ませる。しつこく聞く洋一に帰るように言う恵子だが、教えてくれないと帰らないと居座った。この部屋は3人の部屋? 恵子だけの部屋? 恵子は、あの事件はカタがついたと追い出そうとしていると、志津子が来たー! 洋一を外に出して、ドアを閉めようとしたが、志津子は「恵子さん」と呼びかけ、手を握って帰った。
志摩家
恵子のことをあんな女と非難する登喜。邦夫は政界進出のために吉川のつながりが必要。佐智子は信夫に家を出て同棲でもすればいいと勧める。登喜はあんな女にひかれるのは、あなたの血が濃いせいと邦夫に言って部屋を出て行った。過去になんかあった?
両親が部屋からいなくなり、佐智子は信夫にあなたは逃げてると指摘。一番傷ついてるのは真砂子だと言う。
年明け早々、スーツを着て、恵子のところへ出かけようとしていた信夫だったが、吉川親子が年始の挨拶に訪ねてきた。登喜は信夫に真砂子と出かけてくるよう言う。邦夫は年始のあいさつで出かけていて、登喜は志津子にお忙しそうだったと裁判所の前に私立探偵みたいにいたことを総一郎の前でバラした。登喜は信夫が恵子に会っているのは更生させようとしているだけと言い訳する。
喫茶店
真砂子は信夫に意外と浮気虫なのねと笑うが、信夫が話しだそうとすると聞きたくないと店から出てしまった。
恵子のアパートを真砂子が訪ねた。突然、フランス語やスペイン語で話しかける真砂子。あの人のことは忘れてください、という意味らしい。
大島幸子ならフランス語は得意よ。
信夫は外交官のエリートで真砂子はふさわしいように勉強してきたと訴えかけた。ふさわしくない人を愛するのはやめてくださいと言って部屋を出て行き、アパートの外階段で泣いていた。
そうか、真砂子は恵子にとって義理の姉か。血のつながりはないけどね。
真砂子が三郎たちのグループに絡まれた。車で通りかかった清川が止めると、清川の顔を見て、三郎は気分が乗らないと立ち去った。清川は真砂子を送って、吉川家へ。真砂子はひどく落ち込み総一郎と部屋に入っていき、志津子に今後どうなるか分かりませんよと言い残し、玄関を出た。総一郎は基本的には優しい人。
清川は真砂子が恵子に会いに行ったらしい、あなたは恵子という子とどうしても縁が切れないようですなあとニヤニヤしながら帰っていった。
みどり幼稚園
勝手に入り込んで子供たちの絵を張り替えていた恵子。やっぱり私にはここしかないという恵子にしばらくここを手伝いながら学校へ通えと萩野が提案した。
みどり幼稚園で働き始めた恵子を佐智子が見ていた。外務省へ行き、信夫に恵子の様子を伝えた。真砂子さんのことをすっきりさせるという信夫に志摩家と吉川家の問題だからできるのかと信夫に聞く。
志摩家
邦夫に愚痴を言う登喜。
保母学校へも復学した恵子。よく帰ってきたわね、と級友も話しかけた。
みどり幼稚園
子供の母たちが恵子の噂話をし、同僚保母たちも萩野を責めているのを聞き、恵子は萩野を傷つけてしまったと幼稚園を飛び出し、外務省へ。
パチンコしているエミとジュンコ。恵子は2人のもとへ帰った。パチンコ上手な恵子。
みどり幼稚園
萩野から恵子の噂話を流した年輩女性がいると聞かされた信夫。
志摩家
登喜は真砂子を呼び出し、結婚を早めようと話した。帰ってきた信夫は噂話を流したのが登喜と分かり、出て行こうとするが、真砂子が行かないでと止めた。しかし、信夫は、すまないと思っていると言いつつ、恵子を捜しに出た。
アパート
エミとジュンコしかいないので帰っていった信夫だったが、恵子は部屋にいた。やっぱりこの部屋は3人で借りてるのかな?
総一郎、志津子、真砂子はウェディングドレスを見に行っていた。外から見ていた清川は今は地上勤務の松崎に船に戻るためには産業スパイになるようにとそそのかす。
神社の階段に座っていた恵子が、また街へ出ると、三郎たちのグループに絡まれた。俺の気持ちを…って三郎って恵子が好きだったのか? じゃあ、仲間たちに殴らせるな。間に割って入る信夫だったが、今度は信夫がボコボコにされる。倒れたまま放置された恵子と信夫。先に目覚めた恵子が信夫を介抱する。
信夫は君を愛してると告白した。そんなにたくさん言うもんじゃないとよと顔をそむけた恵子だったが、信夫の胸に飛び込んだ。(つづく)
恵子がどうしてそんなに信夫を好きになるかね?と思わんでもない。初対面から婚約者と一緒にいた人だよ。
BS12の「ありがとう」の合間のCMで「船越英一郎の昭和再生ファクトリー」の国広富之さんのゲスト回を見かけたものの、日にち過ぎてる…って思って諦めてました。Tverでやってんだね…ほかにもわりとBSの番組も配信してた。「岸辺のアルバム」や「赤い絆」の話も少し。
国広富之さんはドラマデビューが「岸辺のアルバム」で2作目が「赤い絆」ってすごいなー! ドラマの撮影は忙しいという話をしながらロケ地の代々木八幡神社へ…今回、恵子が座ってたあそこか? 山口百恵さんは菩薩のオーラを持った人。本番ではオーラがあるが、控室では中学生の女の子みたい。撮影が忙しすぎて渋谷のおケイの扮装で夜ヒットで歌ったこともある。
「噂の刑事トミーとマツ」の話も。私が国広富之さんを知ったのはこの作品だな。俳優だけとつるむより歌い手と絡んで幅が広がった。プライベートでも仲良かったんだね。
こういう番組もいいなと思いつつ、チェックするのは難しい。