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ドラマの感想など

【ネタバレ】我輩はカモである

1933年 アメリ

 

あらすじ

ナンセンスなギャグで日本のコメディアンにも大きな影響を与えたマルクス兄弟の代表作。財政難に陥ったフリードニア国は、大富豪のティーズデール夫人に資金援助を依頼、夫人は、お気に入りのファイアフライを首相にすることを条件に承諾する。一方、隣国の大使はフリードニアの乗っ取りを画策し、スパイを送り込むが…。グルーチョ、チコ、ハーポ、ゼッポの4兄弟が抱腹絶倒の笑いでファシズムを痛烈に風刺した傑作コメディー。

先週録画していたBSプレミアムシネマ。

 

1933年は昭和8年。オープニングはバケツの中にいる4羽のアヒル。この時代に動物が映ると酷いことされるんじゃないかとドキドキしてしまう。何も起こらなくてホッ。

 

ディズニー映画みたいにセリフ言いながら突然歌い出したりするんだな〜。マルクス兄弟を知らないから誰が誰やら???

 

フリードニア国の大富豪ティーズデール夫人はお気に入りのファイヤフライを首相にした。太眉、ヒゲのグルーチョ・マルクス(三男)がファイヤフライ。

 

隣国シルベニアの大使トレンティーノはフリードニア国の乗っ取りを企み、チコリーニとピンキーというスパイを雇った。チコリーニが長男のチコ・マルクスでピンキーが次男のハーポ・マルクス。見た目だけだと三男のグルーチョが一番老けて見えるけど、顔は似てる気がする。あと他が長身キャストが多いせいか兄弟がひときわ小柄に見える。

 

ティーズデール夫人に「君は大柄だから〜」とファイヤフライが言ってるから、長身キャストが多いのはわざとかな。

 

チコリーニとピンキーはファイヤフライ宅に忍び込み、計画書を盗もうとするが、ティーズデール夫人が持っていることが分かり、チコリーニとピンキーがファイヤフライに成りすまして取りに行った。

 

コントみたいな太眉、付け髭をつけると誰が誰やらというくらい似てる。ドリフでおなじみの鏡コントはここから? ドタバタしてるうちにチコリーニだけが捕まり、反逆罪に問われ、チコリーニは裁判にかけられた。

 

その最中にシルベニアがフリードニアに侵攻してきた。そして戦争へ。マルクス4兄弟が中心になって揃って歌う。ファイヤフライ首相の秘書官が五男のゼッポ・マルクスだけど、上の3人とは毛色の違う美男子に見える。

 

戦争は激化。敵国が攻め込んで来た時、トレンティーノもいてマルクス兄弟4人で壁?にはまって動けないトレンティーノにリンゴ?を投げつけた。降参、降参というトレンティーノを見ていたティーズデール夫人はフリードニアの勝利〜と高らかに歌い出し、今度は4人がティーズデール夫人にリンゴを投げつけた。(終)

 

早口でまくしたて、英語のダジャレを言うので、英語が分かるとより楽しいのかな。英題のDuck Soupは、アヒル(カモ)のスープ=たやすいこと、朝飯前。簡単に戦争も始めてしまう??? あまりよく分からなかった(・・?)

 


Duck Soup (1933) Official Trailer - Marx Brothers Movie HD