徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】病院坂の首縊りの家

1979年 日本

 

あらすじ

横溝正史原作×市川崑監督×石坂浩二主演によるシリーズ第5作。廃屋となった屋敷で、美しい娘の婚礼写真を撮影したという写真屋の依頼で、金田一耕助は現場に赴くが、そこで発見したのは男の生首だった。金田一は、事件の背後にある、病院の持ち主だった法眼家の複雑な人間関係と悲劇に迫っていくが…。シリーズに出演してきた俳優に加え、金田一をサポートする青年を演じる草刈正雄横溝正史の特別出演も話題となった。

2021.4.6 BSプレミアムシネマ録画。

 

昭和26年。冒頭、結構長々と金田一と話している作家は妙に棒読みで…特別出演の横溝正史先生!? 奥様も本当の妻かな!?

 

作家の勧めでパスポートの写真を撮りにいった金田一。黙太郎という弟子がいた。これが草刈正雄さん。写真館の若主人・本條直吉は清水紘治さん。金田一は直吉の父・徳兵衛から殺されかかっているから調べて欲しいと依頼された。

 

金田一が出ていった後、色の白い美人(桜田淳子さん)が迎えの者をよこすから結婚写真を指定の場所まで来て撮って欲しいと前金2000円を置いていった。あまりの美人に見惚れる黙太郎。

 

迎えの者について行った直吉は空き家で敏男(あおい輝彦さん)と先程来た美人とそっくりの女性との結婚写真を撮影した。花嫁は夢でも見ているみたいなぼんやりした表情している。

 

夜、金田一、直吉、黙太郎で空き家を見に行くと、敏男の生首がぶら下がっていた。えー! あおい輝彦さん、これだけ!? 金田一達が逃げた男を捕まえた。

 

翌日、結婚写真を撮った2人は血のつながらない山内敏男、小雪兄妹であることが分かった。山内小雪は空き家の持ち主である法眼家の娘・由香利とうりふたつ。

 

昔、首縊り事件を担当した加納巡査(大滝秀治さん)に金田一が話を聞きに行った。首縊りの山内冬子は敏男と小雪の母。冬子の縊死体の下に子供たちがいた。敏男は冬子と血のつながりはなく、父の連れ子で父が亡くなり、冬子の再婚相手の子が小雪

 

法眼由香利の母・弥生(佐久間良子さん)は金田一に山内小雪の消息を調べてほしいと言った。

 

冬子は亡くなる前、弥生に会いに来たが、弥生は不在で応対した由香利が冬子を罵倒して追い返した。

 

警察宛に小雪から敏男殺しの犯人であると書かれた手紙が届いた。等々力警部(加藤武さん)は小雪の単独犯であると確定した。

 

黙太郎は法眼家の家系図を調べて金田一に教えた。うーん、わけわからん! 複雑な家系だ。石坂浩二さんは昔から全然声が変わらないけど、草刈正雄さんは今とまた違う声に聞こえる。黙太郎は戦災孤児

 

小雪の指紋が手紙についていなかったことを疑問に思い、警察に行った。その後、法眼家に行き、弥生と話していると、徳兵衛が殺されたと等々力が法眼家に来た。

 

古本屋に行き、弥生の夫である法眼琢也の歌集を探す。

 

弥生は家の中にいた小雪に声をかけた。弥生が小雪に由香利のふりをさせ、そのまま法眼家を継いでもらおうとしていた。

 

敏男は冬子が亡くなって間もなくバンドを組んで進駐軍回りをしていた。敏男はトランペット、小雪はボーカル。

 

バンドメンバーの吉沢が殺され、弥生の親戚・滋が疑われた。

 

岩手県水沢(現・奥州市)、平泉、北上を歩く金田一南部藩は岩手の北部で岩手の南部は伊達藩。北上が境みたいだけどね。

 

今度は写真館の若主人・直吉が怪我を負い、昏睡状態になっていた。

 

山内敏男の墓参りをしている小雪を見つけた金田一は何もかも話すよう言い、黙太郎は等々力警部たちを法眼家に呼んだ。

 

ごちゃごちゃしてわけわからんな〜。草笛光子さんが水沢の鋳物工場のおかみさん? 顔真っ黒にして働いている。方言警察としてはちょっと東北訛りっぽくはなかった。草笛さんだけじゃなく全体的にね。冬子の母が弥生!? 由香利は弥生の娘で、小雪は弥生の孫??? 冬子は生まれてすぐに里子に出し、顔を知らない。冬子と由香利が歳の離れた姉妹!?

 

吉沢は滋を脅したことで、滋は由香利と小雪の入れ替わりに気付いた。滋に脅された弥生は吉沢に呼び出してもらい滋を待つ間に弥生が吉沢を殺した。徳兵衛にも脅されていた弥生が暗室で徳兵衛を殺した。

 

回想。敏男に襲われた小雪は拒絶し、敏男は「結婚しろ!」と命令調。小雪はバンドメンバーの佐川に求婚された。敏男は法眼家への復讐のため由香利を誘い出し、小雪と顔を合わせた。由香利は小雪を愛人(冬子)に生ませた子と思い、なじる。

 

敏男は由香里に注射を打って結婚写真を撮り、法眼家に送りつけようとしていた。しかし、敏男と揉み合ううち、由香利は頭を打って亡くなり、敏男は自らガラスを割り、それを首に当てて自殺。小雪に首を切断して風鈴のように飾れと命令した。「何を言ってるの、兄さん!」と言う小雪の気持ちがよーく分かるよ。

 

小雪は法眼家に電話をして由香利が亡くなったことを伝え、小雪に会った弥生は小雪に代わり敏男の首切断をした。

 

天井裏の小部屋で弥生の母が亡くなり、そのうち、弥生がいなくなっていることに気付いた。弥生は三之介(小林昭二さん)の人力車に乗りながら亡くなった。「無法松の一生」みたいな関係!?

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最後、作家の元に黙太郎がいた。写真館は潰れ、法眼家はこれからどうなるか話した。(終)

 

横溝正史さんは勝手に戦時中あたりに亡くなってる人かと思ってたけど1981年までご存命でした。松本清張さんも意外と自分の映像化された作品に出てるんだよね。

peachredrum.hateblo.jp

ドラマ内に出てきたわけじゃないけどこれとか。

 

入り組んでたしわけ分からなかった。桜田淳子さんは美しかったなぁ〜。

【連続テレビ小説】マー姉ちゃん (19)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

磯野家は大勢の人に見送られ、汽車で東京を目指す。車内で東京に思いを馳せるマリ子(熊谷真実)だったが、福岡の八幡についた途端、はる(藤田弓子)が女学生の頃の友人に挨拶しに行くので下車すると言う。一方、牛尾夫人(新井みよ子)から磯野家が福岡を出発したと電報を受け取った夫人の兄・大造(河原崎長一郎)は、今か今かと磯野家の到着を待ちわびていた。しかし、はるは再び大阪で途中下車して、物見遊山に繰り出し…。

オープニングで三宅裕司という名前を発見。新日本紀行みたいな蒸気機関車とレールの映像からスタート。

 

当時、博多から東京までは急行で26時間余り。三等料金で10円28銭。二等は倍の20円56銭。これに急行料金が加われば、いずれにしても一家の東京移住は大事業であることに違いはありませんでした。

 

丸菱炭鉱の支所長からの餞別100円で交通費まかなえた…なーんて、ケチ臭いこと言っちゃいけませんね。

 

車窓は合成、マリ子はしみじみ「はあ~いよいよ東京へ行くとやね」と語る。

 

東京の酒田燃料店の大造宛てに加津子から電報が来ていた。

 

アラカワクニツポリ四ノ二七

サカタダイザウ 

ケサ九ジ タツタタノム カズコ

 

大造「お~い、誰かいないのか?」と呼ばれて出たのが三吉という少年。「バカ、お前じゃないんだよ」←今ならパワハラ!? 大造の妻・さよがお茶を持って奥から出てきた。お茶が熱すぎて耳たぶを触る大造。懐かしの昭和仕草。

大造「バカ、ボケナス! 何度言ったら分かるんだ!」←これはモラハラ

 

次に登場したのはウメという大造、加津子の母。鈴木光枝さんは劇団文化座代表で佐々木愛さんの母…「おしん」初ちゃんの現代パートの方よね!? 似てないなあ。

ウメ「そうだよ。この子は昔っから猫舌なんだから。あいよ。私がフ~フ~しといたからね」とお茶を差し出す。いつの時代もマザコンはいる。

 

大造は今朝の9時に汽車に乗ったとウメ、さよに報告する。

大造「そうとも、いよいよ来るんだ。ハハッ! かわいい3人の女の子を連れてな。ハハハハッ!」

ウメ「待ち遠しいね、本当にもう…。はあ~何の因果か大造も加津子もきょうだいそろって子なし夫婦でさ何が憎くて2人とも私に孫恵んでくれないんだか」

わー! 今日は今なら炎上しそうなワードばっかり出て来るな。しかし裏を返せば、子供のいる夫婦が当たり前みたいに描かれいていた中、子供のいない夫婦が出てくるのって珍しく感じる。今のところ、はるの兄のところも子供は出てきてないね。

 

大造役の河原崎長一郎さんは同じ長谷川町子さん原作の「意地悪ばあさん」では、意地悪ばあさんの長男役で、私が覚えてたのは、長男の妻の坪内ミキ子さんと三波豊和さんだったんだけど、三波さんは万年浪夫という浪人生で孫とかじゃなかったんだなー。ってどうでもいいか。

 

車内ではマリ子たちは福岡のみそせんべいを食べていたが、「次は八幡」のアナウンスを聞いたはるが降りると言いだした。

女学校のお友達が迎えに来ているといい、その日はそのまま泊まり。

 

そして、その次の朝です。

 

はるの兄・透一郎を見送る花江が今夜6時に東京駅に着くという話をしている。

花江「さぞお疲れになってるでしょうね、今頃きっと」

透一郎「うむ…名古屋辺りにはさしかかってるだろうな」

 

いえいえ、とんでもありません。

 

はる「さすが瀬戸内海ね。島影のきれいなこと」

マリ子は写実的なスケッチ、マチ子はのらくろ入りのスケッチをしていた。

 

大造は東京駅に行ったが磯野家がいなかったと大騒ぎ。うめが加津子からの電報を渡す。「明日着くことになった頼む 加津子」

 

ヨウ子「わあ~お城って大きいとやね~!」

マリ子「そうたい! 大阪城っていうたら同じお城の中でも大将やもん」

マチ子「うん、途中下車もなかなか悪うなかね」

大阪城を見る合成丸出しの磯野家。

マリ子「ばってお母様って本当にお友達が多かとやね」

はる「どんなに遠く離れていても深く深くつきあうもんなのよ」

 

そして3日後の真夜中

 

加津子「まあ今夜大阪を」

千代「夜行でたったけん明日には東京へ着くって、たった今ウナ電が」

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千代のところに連絡がいって、それを加津子に知らせて。夜遅いせいか大和田高男も一緒についてきている。

加津子「兄はもう4日も続けて東京駅へ迎えに行っとるとよ」

高男「ほんなこつどうも申し訳ありません」

 

夜行列車に乗った磯野家は富士山を見る。

マリ子「ほら見て、富士山たい!」

マチ子「うわ~、すごか! やっぱり日本一のお山たい!」

 

丹那トンネルが貫通したのが、この年の12月。従って彼女らは御殿場を通り、箱根をう回して大東京へ接近しつつあったのです。

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青函トンネルや黒四ダムみたいなことが起こっていたんだろうねえ。

 

透一郎は大事な会議があるので迎えに行けない。花江が代わりに行くというが、初めから出迎えはいらないと言ってきているし、行き違いになって留守にでも着いた方が心細かろうとすぐ風呂にでも入れるようにしてやってはくれんか?と透一郎が頼んだ。

 

大造はまたしても東京駅に迎えに行き、偶然階段を降りてくる磯野一家に出会い、チッキの切符を三吉に持たせ、大造は手持ちの荷物を持って歩いた。

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酒田燃料店に半ば無理やり連れてきた大造。はるが八幡や大阪に途中下車した話を聞いたウメは「私はこの奥さん気に入っちゃったよ」と一言。

ウメ「だってそうじゃないか。ええ? はるばる九州から花のお江戸へ引っ越ししてこようってのに物見遊山しながら来るなんざ並の人にはできない芸当だよ。ん~女ながら大した度胸だよ」

 

お風呂に入れなどと言われ、さすがのはるも戸惑う。新しいうちも近くにあると言われ、はるの兄が用意してくれた家があるという話になり…

 

到着早々のハプニングは用意された2つの新居です。さてどういうことになるのでしょうか?

長旅お疲れさまでした。

 

待ってる身からすると、4日連続お風呂を沸かしたり、ごちそうを作ったりということを考えると気の毒な気がしますが…別にはるの方も出迎えは、いらないと言っていたんだから、待ってる側がいらぬ気を使ったということでしょうか。

 

 

麻布と上野どっち!? 都内でもそこまで遠くはないけどね。

Excelいろいろ

新しいiPadになって2週間が過ぎました。必要なアプリだけをダウンロードし、これからはスマホで記録しようとそっちに移したアプリもあり、なかなか快適だと思っているのですが、Excelは困りました。

Microsoft Excel
開発元:Microsoft Corporation
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どうぶつの森 ポケットキャンプ
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開発元:Nintendo Co., Ltd.
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Google スプレッドシート
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そこでスプレッドシートに残っていたデータをぽちぽちノートパソコンのExcelにデータを入力していました。まあ大した量じゃないし、そもそもパソコンで編集した方がすごく楽。家計簿はそのままスプレッドシートで使っていこうかと思ってます。

 

そういえば、先日、Windows10の更新した時にPC正常性チェックアプリをダウンロードを促され、やってみました。

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2018年に購入したノートパソコンだったのですが、要件に満たさずWindows11にはアップデートされない模様です。このパソコンの場合、「プロセッサは現在、Windows11でサポートされていません」と出ます。CPUが足りない!?

 

新しいパソコンも買わなきゃならないのかな!? 今まで買い切り版を使ってエクセルだけ使ってるけど、サブスクの方が便利なのかな?などと思っていたところ、エクセルだけの買い切り版があると知ったというのが収穫でした。別にまだWindows10のままでも大丈夫でしょ。…ですよね!?

この間の突然のiPadクラッシュにノートパソコンもちょっと怖くなってきた…(-_-;)