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— シネマサテライト (@CinemaSatellite) March 11, 2021
『病院坂の首縊(くく)りの家』
4/6(火)13:00~15:20
横溝正史原作×市川崑監督×石坂浩二主演による金田一耕助シリーズ第5作。廃屋となった屋敷で起きた惨劇と、事件の背後にある複雑な人間関係と悲劇に金田一耕助が迫る。https://t.co/kjBu5vPxjC pic.twitter.com/K4TtLth6di
1979年 日本
あらすじ
横溝正史原作×市川崑監督×石坂浩二主演によるシリーズ第5作。廃屋となった屋敷で、美しい娘の婚礼写真を撮影したという写真屋の依頼で、金田一耕助は現場に赴くが、そこで発見したのは男の生首だった。金田一は、事件の背後にある、病院の持ち主だった法眼家の複雑な人間関係と悲劇に迫っていくが…。シリーズに出演してきた俳優に加え、金田一をサポートする青年を演じる草刈正雄、横溝正史の特別出演も話題となった。
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2021.4.6 BSプレミアムシネマ録画。
昭和26年。冒頭、結構長々と金田一と話している作家は妙に棒読みで…特別出演の横溝正史先生!? 奥様も本当の妻かな!?
作家の勧めでパスポートの写真を撮りにいった金田一。黙太郎という弟子がいた。これが草刈正雄さん。写真館の若主人・本條直吉は清水紘治さん。金田一は直吉の父・徳兵衛から殺されかかっているから調べて欲しいと依頼された。
金田一が出ていった後、色の白い美人(桜田淳子さん)が迎えの者をよこすから結婚写真を指定の場所まで来て撮って欲しいと前金2000円を置いていった。あまりの美人に見惚れる黙太郎。
迎えの者について行った直吉は空き家で敏男(あおい輝彦さん)と先程来た美人とそっくりの女性との結婚写真を撮影した。花嫁は夢でも見ているみたいなぼんやりした表情している。
夜、金田一、直吉、黙太郎で空き家を見に行くと、敏男の生首がぶら下がっていた。えー! あおい輝彦さん、これだけ!? 金田一達が逃げた男を捕まえた。
翌日、結婚写真を撮った2人は血のつながらない山内敏男、小雪兄妹であることが分かった。山内小雪は空き家の持ち主である法眼家の娘・由香利とうりふたつ。
昔、首縊り事件を担当した加納巡査(大滝秀治さん)に金田一が話を聞きに行った。首縊りの山内冬子は敏男と小雪の母。冬子の縊死体の下に子供たちがいた。敏男は冬子と血のつながりはなく、父の連れ子で父が亡くなり、冬子の再婚相手の子が小雪。
法眼由香利の母・弥生(佐久間良子さん)は金田一に山内小雪の消息を調べてほしいと言った。
冬子は亡くなる前、弥生に会いに来たが、弥生は不在で応対した由香利が冬子を罵倒して追い返した。
警察宛に小雪から敏男殺しの犯人であると書かれた手紙が届いた。等々力警部(加藤武さん)は小雪の単独犯であると確定した。
黙太郎は法眼家の家系図を調べて金田一に教えた。うーん、わけわからん! 複雑な家系だ。石坂浩二さんは昔から全然声が変わらないけど、草刈正雄さんは今とまた違う声に聞こえる。黙太郎は戦災孤児。
小雪の指紋が手紙についていなかったことを疑問に思い、警察に行った。その後、法眼家に行き、弥生と話していると、徳兵衛が殺されたと等々力が法眼家に来た。
古本屋に行き、弥生の夫である法眼琢也の歌集を探す。
弥生は家の中にいた小雪に声をかけた。弥生が小雪に由香利のふりをさせ、そのまま法眼家を継いでもらおうとしていた。
敏男は冬子が亡くなって間もなくバンドを組んで進駐軍回りをしていた。敏男はトランペット、小雪はボーカル。
バンドメンバーの吉沢が殺され、弥生の親戚・滋が疑われた。
岩手県水沢(現・奥州市)、平泉、北上を歩く金田一。南部藩は岩手の北部で岩手の南部は伊達藩。北上が境みたいだけどね。
今度は写真館の若主人・直吉が怪我を負い、昏睡状態になっていた。
山内敏男の墓参りをしている小雪を見つけた金田一は何もかも話すよう言い、黙太郎は等々力警部たちを法眼家に呼んだ。
ごちゃごちゃしてわけわからんな〜。草笛光子さんが水沢の鋳物工場のおかみさん? 顔真っ黒にして働いている。方言警察としてはちょっと東北訛りっぽくはなかった。草笛さんだけじゃなく全体的にね。冬子の母が弥生!? 由香利は弥生の娘で、小雪は弥生の孫??? 冬子は生まれてすぐに里子に出し、顔を知らない。冬子と由香利が歳の離れた姉妹!?
吉沢は滋を脅したことで、滋は由香利と小雪の入れ替わりに気付いた。滋に脅された弥生は吉沢に呼び出してもらい滋を待つ間に弥生が吉沢を殺した。徳兵衛にも脅されていた弥生が暗室で徳兵衛を殺した。
回想。敏男に襲われた小雪は拒絶し、敏男は「結婚しろ!」と命令調。小雪はバンドメンバーの佐川に求婚された。敏男は法眼家への復讐のため由香利を誘い出し、小雪と顔を合わせた。由香利は小雪を愛人(冬子)に生ませた子と思い、なじる。
敏男は由香里に注射を打って結婚写真を撮り、法眼家に送りつけようとしていた。しかし、敏男と揉み合ううち、由香利は頭を打って亡くなり、敏男は自らガラスを割り、それを首に当てて自殺。小雪に首を切断して風鈴のように飾れと命令した。「何を言ってるの、兄さん!」と言う小雪の気持ちがよーく分かるよ。
小雪は法眼家に電話をして由香利が亡くなったことを伝え、小雪に会った弥生は小雪に代わり敏男の首切断をした。
天井裏の小部屋で弥生の母が亡くなり、そのうち、弥生がいなくなっていることに気付いた。弥生は三之介(小林昭二さん)の人力車に乗りながら亡くなった。「無法松の一生」みたいな関係!?
最後、作家の元に黙太郎がいた。写真館は潰れ、法眼家はこれからどうなるか話した。(終)
横溝正史さんは勝手に戦時中あたりに亡くなってる人かと思ってたけど1981年までご存命でした。松本清張さんも意外と自分の映像化された作品に出てるんだよね。
ドラマ内に出てきたわけじゃないけどこれとか。
入り組んでたしわけ分からなかった。桜田淳子さんは美しかったなぁ〜。