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ドラマの感想など

【ネタバレ】花氷-野望の果て-

日本テレビ 1982年3月30日 

 

あらすじ

政界にはびこる闇を背景にした、松本清張の同名小説を実写化した社会派サスペンス。色悪も似合う近藤正臣が、恋人と前妻を利用しのし上がろうとする野心家の運命を力演した注目作。しがない不動産屋の粕谷(近藤正臣)は、部下の小泉(石田純一)と社員二人の給料も滞りがちな職場で一獲千金の野望を抱いていた。粕谷はある寿司屋で偶然再会した登代子(風吹ジュン)が東陽銀行東京支店の課長の現在の妻と知り、半ば強引に大手銀行と接触をもつ。

2026.4.23 日本映画専門チャンネル録画。

 

BS11で松本清張特集をやるというので、録画してみようかなと思ったら、日本映画専門チャンネルでも春の松本清張スペシャルをやっていた。せっかくの日本映画専門チャンネルだってのに字幕なし! 最近、字幕なしのドラマが増えてない? 時代に逆行してるよ。

 

原作:松本清張

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脚本:宮川一郎

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監督:真船禎

麗人

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  • 沢田研二
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ごちゃごちゃした街並み。「麗人」が流れている。

 

不動産屋の粕谷は部下の小泉を連れて寿司屋へ。

 

石田純一さんはトレディドラマでブレイクする前かな? 短髪でさわやか。

 

粕谷は店に入ってきた女性が目に入る。小泉には3年前に捨てられた女だと説明する。風吹ジュンさん、きれいだな~。登代子を熱心に口説いているのは坂本という粕谷と同業っぽい男。

 

粕谷は箸袋にメッセージを書いて板前に預けた。

 

しばらく。元気で何よりですね? 今どこにいますか? 折り返し住所と電話番号書いてください。

 

メッセージを受け取った登代子は粕谷と目が合うと、箸袋をくしゃくしゃに丸めた。

 

登代子たちが帰り、板前に情報を聞き出す粕谷。登代子が来るのは5度目で坂本が来たのは2回目。名刺をもらったという板前に名刺を見せてもらう。

 

東和銀行日本橋支店

不動産部課長

 坂 本 吉 雄

     住所 東京都中央区日本橋四-一-七

        電話 六六一-〇三七二

 

あらすじが”東陽銀行”なのは原作に則っている。

 

登代子が住んでいる場所は知らないという板前だが、女性店員が板前に耳打ち。坂本とタクシーに乗るとき、南青山と言っていたらしい。

 

簡素な部屋にセキセイインコと暮らしている粕谷。

 

南青山の交番に行き、登代子の住所を聞き出して、アパートを訪ねる。ええ…女性専用アパートに上がり込んだ粕谷。東和銀行の後ろ盾が欲しいために登代子とかかわりを持とうとし、断られ、坂本にじかに会うという。

 

粕谷は、かっこいいけどきめえや!

 

スナックに行った粕谷はママの正子から面白い話はないかと聞いた。女優してるMIEさんは、何かで見たことあったかな~?

 

かつて2000坪の屋敷に住んでいた粕谷だったが、人のいい父親は騙されて倒産、自殺、母親も後を追い、屋敷を追い出され、ありとあらゆることをした。

 

粕谷は坂本に直接会いに行き、一般の業者とはかかわりを持たないと坂本に断られたものの登代子を元の妻だといって強引にかかわりを持ち、部下の小泉にはコネがついたという。

 

坂本からすぐ登代子に話がいった。

 

登代子は粕谷に抗議の電話をかけるが、粕谷に2人きりで食事をしようと誘われた。

 

食事して、バー2軒ハシゴしたものの何も言わない粕谷を部屋に招くことになった登代子。坂本や銀行、登代子に近づかないよう約束するよう頼むが、粕谷はソファに寝転がる。

 

ギャンブル好きの亭主と別れたがっていた登代子が一時、粕谷の世話になっていたのは本当だが、粕谷は成功報酬を持っていった。

 

粕谷の部屋には正子が来ていた。以前、店に鍵を忘れて合いかぎを作っていた…怖っ。正子はインコに餌をやっていたというと粕谷は喜ぶ。インコとは6年も一緒に暮らしている。

 

部下の小泉と原田から山梨県森田町の土地が売りに出されていると言われ、正子の客の代議士とかかわりを持とうとする。

 

あ、この部下の原田って…「警視-K」の谷だぁ!

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登代子を送った坂本は登代子にキスして帰っていった。アパートの前に待っていた粕谷が登代子に近づく。

 

登代子に相談を受けた坂本と喫茶店で会う粕谷。坂本はヘソクリの300万円を渡し、今後一切会わないでください、彼女に近づかないと念書を書いてくださいと迫る。

 

宗方代議士に坂本からもらった東和銀行の帯封のかかったお金を渡す粕谷。銀行に会いに行った粕谷は支店長の依頼で坂本から政治資金を渡したということにし、坂本に念書を書かせた。

 

粕谷は払い下げになった土地を正子と見に行った。子供のようにはしゃぎ、僕の女房になるんだとプロポーズ。えぇ!?

 

東和銀行日本橋支店

 

支店長の黒川に会いに行った粕谷。坂本は何を言いだすのかと焦るが、支店長から席を外すよう言われ退室。粕谷は日本橋支店にかなり焦げ付きがあることを指摘し、宗方重蔵の名刺を見せた。

 

粕谷は宗方と土地を見に行った。夜は地元スナックで宗方にベタベタ触られる正子。先に部屋に戻った宗方に正子を差し出す粕谷。つらいよなあ…俺のほうがもっとつらいんだよ…っておい!

 

な~るほど、だから、正子にプロポーズしたわけね。

 

料亭で会っている粕谷と黒川。隣で天堂派の会合が開かれており、宗方の声かけで天堂一郎に直接挨拶ができた。涙を流して喜ぶ黒川。

 

wikiに書かれている役名と違うな~?と思ったら、政治家の宗方や天堂は原作の名前と役名を変えてたのね。

 

粕谷は正子の店に電話し、また宗方のところへ行くように言う。

 

また、登代子の部屋にいる粕谷。アパートの前で車が止まる音がし、坂本と察した粕谷が部屋の明かりを消した。坂本は部屋のドアを何度もたたくが、隣の住人に注意され、とぼとぼ帰っていった。

 

粕谷と登代子はそのまま…土ワイほどではないけど火サスもまあまあラブシーン多い…

 

坂本は一晩中、アパートの前で立ち尽くしていた!?

 

黒川に会いに来た坂本の妻。坂本は銀行に行きたくないと布団をかぶっている。

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おお、東山明美さんって「あしたからの恋」のトシ子の妹でしょ!? わ~。

 

宗方家にお金を持っていった黒川と粕谷。坂本は配置転換したほうがいいのではないかと言うと粕谷は、それはかわいそうだという。

 

天堂から黒川と粕谷をお願いしますと書かれた名刺をもらって大喜びの黒川と粕谷。

 

自室に帰り、インコを愛でる粕谷。登代子に電話をかけるが、坂本が来てるから今来ちゃダメと断られる。坂本、ストーカーになった!?

 

正子は宗方に家賃を聞かれ、45万だというと、店を買ってやると言われる。

 

小泉の恋人・キミ子の父が倒れた。粕谷について行きたい小泉だが、粕谷はキミ子と一緒になり農業をやれと言い、小泉は反発する。

 

国土開発院の国吉に会いに行くが、あっさり断られた。国吉は5年前も断ったというが、どうやって天堂さんに取り入ったんです?とハンコをつき、証拠となる天堂の名刺を破いた。えぇぇ~!

 

ウキウキの黒川と粕谷。坂本は銀行を辞めたいと言っていると黒川が言っても、軽く流す粕谷。

 

登代子の部屋を訪ねる坂本の口調は荒くなっていた。ドアを開け、入り込んできた坂本は粕谷の顔を見て怒り、近所の人にも聞いてもらおうと大声で話しだす。

 

坂本の妻も部屋に入ってきて、粕谷をなじる。妻が坂本を連れ帰るが、登代子は粕谷に帰って!と泣き崩れる。

 

宗方から派閥の問題で土地の払い下げが頓挫し、さらに政治献金を求められた。これまでの金をどぶに捨てたことになると黒川に金を要求する粕谷。

 

粕谷の部屋にやってきた正子は土地の払い下げ問題がすべてうまくいったと思い、宗方に何もかも本当に事をしゃべってしまったという。粕谷は怒り狂い、もう一度抱いてもらえ!というが、結局、正子に別れを告げられた。

 

苦しそうな登代子の声で電話があり、駆けつけると、坂本が首を吊り、登代子は胸を刺されて死んでいた。坂本が粕谷に恨み言を書いた遺書を残しており、そこには黒川と結託して粕谷が横領したことも書かれていた。

 

刑事とパトカーに乗り、小泉にインコを託した粕谷。

 

粕谷為三:近藤正臣

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井本正子:MIE

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坂本吉雄:長谷川哲夫

小泉次郎:石田純一

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坂本常子:東山明美

キミ子:嶋めぐみ

天堂一郎:佐々木孝丸

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原田保吉:谷崎弘一

国吉光雄:田畑猛雄

板前:吉田良全

刑事:高峰圭二

吉佐美聖子

小野敦子

市川千恵子

側見民雄

有明祥子

市川勉

交通巡査:中島元

大井小町

榊原久美子

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豊藤美

豊文菜

日本テレビ音楽学院

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宗方重蔵:平田昭彦

黒川千太郎:滝田裕介

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霜井登代子:風吹ジュン

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企画:小坂敬

   山本時雄

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プロデューサー:川原康彦

        樋口清(松竹)

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原作:松本清張

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脚本:宮川一郎

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音楽:佐藤允彦

テーマ曲:「聖母(マドンナ)たちのララバイ」

                作詞:山川啓介

                作曲:木森敏之

                 唄:岩崎宏美

聖母たちのララバイ

聖母たちのララバイ

  • 岩崎宏美
  • 歌謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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衣裳協力:三松

     アルファ キュービック

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制作協力:松竹株式会社

     生田スタジオ

企画協力:霧プロダクション

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監督:真船禎

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製作:日本テレビ

 

誰1人幸せにならない物語。

 

”インコをかわいがってやってくれよな”って、名前つけてないのか!? いや~、でも、インコが最後まで無事でよかった。小泉が粕谷をかなり慕ってたから、何かしでかすんじゃないかとか、ある日、鳥籠を覗いてみたら…みたいなのじゃなくて本当によかった! このドラマのいいところはそれだけ!

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近藤正臣さんは動物園の飼育員の役も見たことがあるし、今現在のドキュメンタリーでも猫と暮らしていたり、かなりの動物好きと見た。インコを見る目が優しかった。

 

ただ、粕谷は上昇志向が強い、すごい嫌なやつだった。