1977年10月6日 TBS
あらすじ
東京・羽田空港にアメリカ・ジョージア州から一人の女子学生(ジェニファー・ウェイマン)が到着した。彼女は、真っ直ぐに上野公園に向かい、明治維新の中心人物・西郷隆盛の銅像を見つめるのだった。1877年(明治10年)にその生涯を閉じた西郷隆盛(高橋英樹)に興味をもつ彼女は、西郷の生涯を訪ね歩く旅を始めるのだった。ドラマでは、西郷の青年時代、奄美大島時代、明治新政府のいわゆる留守内閣の時代、西南戦争に終わる晩年の時代などに焦点をあてる。

2026.4.19 時代劇専門チャンネル録画。懐かしの『日曜劇場』時代劇枠だけど、番外編ということで放送日を調べると木曜日らしい。単にTBSで放送された時代劇スペシャルってだけ。
金曜日放送の「赤い激流」「あにき」の前日放送だもんね。
1977年 夏
アメリカ州立大学生のJ.バーゲン(20才)という女性が交換学生として来日し、すぐにタクシーに乗り、上野の西郷隆盛像に向かう。
片言のバーゲンのナレーションから檀ふみさんのナレーションに替わる。
バーゲンの父はアメリカの兵士として南太平洋の島で死を恐れぬ日本兵と戦い、右足を失った。そのときの日本兵が西郷の髪の毛を持っていた。西郷の髪の毛を持っていると死なないと信じていた。父は自分の足を「西郷の贈り物」とか「西郷の足」とか呼んでいた。だから、日本軍国主義者のゴッドファーザーとして小さいときから西郷を知っていた。
内村鑑三が書いた『代表的日本人』という本に図書館で出会い、「西郷は他人の平和を乱すことを非常に嫌い他人の家を訪ねても折りよく誰かが出てきて見つけてくれるまで玄関に待っていた」とあった。西郷は2人いるのか?
上野公園で見た西郷隆盛像を見て犬を連れた革命家の銅像など世界のどこにもないでしょうと不思議に思う。
西郷隆盛と最も親しい同志であり、西郷を殺した大久保利通が暗殺されたのが明治11年5月14日、赤坂紀尾井町。
大久保利通が刺されたとき、西郷からもらった手紙を持っていた。刺された大久保利通のそばにバーゲンがいて西郷からの手紙を読むというシュールな構図。
桜島
ジョージア州と姉妹都市である鹿児島市へ来たバーゲン。留学先は鹿児島大学。
鹿児島市立美術館長の川村純二氏がバーゲンを出迎える。
回想シーンとも違うんだな~。子供のころの西郷とバーゲンがすれ違ったり、道場帰りの男の子たちが1977年の車が路肩に止まってる現代の風景の中を走っていたり。
ていうか、1979年の「マー姉ちゃん」、1980年の「帝銀事件」、1981年の「本日も晴天なり」、いずれも当時の衣装で現代の街を歩くという演出があって、一種の流行だったのかな~?
嘉永元年 夏
大人になった西郷。父母は既に亡く、役人となり、6人の弟妹達を養っており、弁当は焼き芋。
ペリー来航
嘉永6年6月3日
島津斉彬に見いだされた西郷隆盛…高橋英樹さんは大河ドラマ「西郷どん」で島津斉彬役をやってたことを思い出す。
立ち遅れた国と手を組むのだと斉彬に言われ衝撃を受ける西郷。橋本佐内に会いに行き、身分の差をなくさなければだめだと言われる。
は~、やっぱり竹脇無我さまの声が超いいわ~! 「あにき」が始まったことということは「岸辺のアルバム」が終わった頃の時期か。
西郷は、あれこれ人を訪ね、月照に会いに行く。
うおぉ~、「キイハンター」のレアキャラ・村岡室長! この時代の仲谷昇さんは、役作りのせいかげっそりしているように見える。
バーゲンは川村氏から西郷と月照が飛び込んだという場所を教えてもらう。
西郷が大久保利通に月照を”連れ”と説明。
安政の大獄
月照をかくまいきれないと思った西郷が月照と入水自殺したが、西郷だけが助かった。
奄美大島に島送りになった西郷とバーゲンが砂浜でしゃべっている! 愛加那が西郷にしゃべりかけるのを見ているバーゲン。
島で過ごした3年間の間に愛加那との間に子供ができた西郷。へえ。当時、女性は島から出ることを許されなかったため、いずれ来る別れのため、西郷の髪の毛をそっととっておく愛加那。鹿児島に戻るとき、愛加那のおなかには2人目の子供がいた。
文久2年
再び島送りになった西郷に舟に乗り、子連れで会いに来た愛加那。
が、すぐに沖永良部島行きが決まった西郷。ここで第一部 完
ま、すぐ続きが始まったけど。時代劇専門チャンネルは民放のドラマでも間にCMが挟まってない。
なんやかんやありまして~、また愛加那に再会。また戻ってくるぞという西郷だが、愛加那は戻ってこないと確信した。
慶応元年
愛加那のもとへ、いとという妻をもらったという手紙が来た。
西郷は、いずれ大島に戻るつもりだというが、坂本龍馬らに妻を持つことを勧められた。周りの者たちも強く勧める。そんなあ…
それにしても坂本龍馬が新克利さんか。今まで見た中でいちばんガサツな感じの竜馬だな。
江戸城無血開城
明治元年4月11日
谷川俊太郎さんって、あの詩人の?
西郷に向き合い、「そうですか」と一言。
農民になった西郷だが大久保利通らの勧めで上京することになり、息子の菊次郎を呼び寄せた。菊次郎は愛加那が織った着物を持参してきた。
明治4年、西郷が上京し、廃藩置県が行われた。
戦争をやろうとは一度も言っていなかった西郷がハト派に追い詰められる。
西郷は政府参議役を退き、菊次郎は父からアメリカ留学を勧められ、近く、横浜から出発すると母の愛加那に手紙を書いた。
大久保利通に故郷に帰ると挨拶に行った西郷。いつも大事なときに故郷に帰る!と大久保にキレられる。
明治10年2月15日
珍しく鹿児島にも雪が降った日、西郷一行が出発した。
兄弟、親戚が敵味方に散らばって戦う。
9月24日暁、戦死。
明治10年は1877年だから、ちょうど100年後に作られたドラマなんだね。
明治35年9月
愛加那死亡
西郷の墓の前でてまり唄を歌うバーゲン。
脚本:早坂暁
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音楽:武満徹
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演奏:東京コンサーツ
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題字:海音寺潮五郎
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時代考証:稲垣史生
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方言指導:和田周
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殺陣:国井正広
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西郷隆盛:高橋英樹…字幕黄色
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大久保利通:細川俊之…字幕水色
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愛加那:浅茅陽子
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島津久光:横内正
月照:仲谷昇
岩倉具視:神山繁
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板垣退助:浜田光夫
坂本竜馬:新克利
三条実美:橋爪功
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村田新八:有川博
桐野利秋:大門正明
西郷信吾:佐々木剛
別府晋介:神有介
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伊地知貞馨:清水章吾
相楽総三:田中健
生徒・山崎:加納竜
西郷菊次郎:佐藤宏之
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西郷吉兵衛:高松英郎
まさ:丹阿弥谷津子
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真海和尚:殿山泰司
寄山弘
金内喜久夫
中原少警部:池田鴻
和田周
辻萬長
山内容堂:小沢忠臣
土持政照:谷岡弘規
五木繁則
田村元治
大隈重信:真田五郎
伊藤博文:山中康司
倉石一旺
宮寺康夫
村山竜平
円谷文彦
小杉治
少年・吉之助:阿部仁志…字幕黄色
神部みどり
リンロバーツ
エリックガンダー
中島一夫
元野景一
元野正力
東幹人
東真保
押川健太郎
坪山豊
龍郷町有志
東郷示現流有志
薬丸自顕流有志
影之流有志
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若駒
芸プロ
いろは
劇団・創人
東京宝映
エディアラブプロダクション
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勝海舟:谷川俊太郎
鼓笛隊指導:長洲忠彦
薩摩琵琶奏者:中谷襄水
鹿児島市立美術館長:川村純二
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J.バーゲン:ジェニファー・ウェイマン…字幕緑
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百姓:坂上二郎(特別出演)
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橋本左内:竹脇無我(特別出演)
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島津斎彬:加藤剛(特別出演)
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バーゲンの声:檀ふみ
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協力:城山観光ホテル
奄美グランドホテル
アメリカンセンター
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プロデューサー:大山勝美
村上瑛二郎
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演出:佐藤虔一
田沢正稔
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製作協力:南日本放送
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製作著作:TBS
所々、今見ると斬新な演出が多いドラマでした。大河ドラマで1年かけてやるようなことを2時間ほどのドラマで描いているので大急ぎな感じは否めませんが…でも、やっぱりこういう歴史の話より、日曜劇場でやっていた庶民の日常話のほうが好き。
