TBS 1970年9月5日
あらすじ
キイハンターにとって宿命のライバル、ベテランプロスパイが日本に帰ってきた。妻と娘に会って足を洗うために。だが、その前にやらねばならぬ最後の大仕事、大使館に保管されるミサイル計画のマイクロフィルム。世界中のスパイが狙う無限の価値。プロスパイはマイクロフィルムをまんまと盗み出し、キイハンターの目の前で替え玉を殺して姿を隠す鮮やかなテクニック。これを追うキイハンター。何も知らぬプロスパイの娘。非情なスパイの墓碑銘にはどんな言葉が刻まれるだろうか。
2026.3.25 J:COM BS録画
黒木 啓子 吹雪
島 ユミ 風間
小田切 村岡 壇
KEY
HUN
TER
黒木鉄也:丹波哲郎
津川啓子:野際陽子
吹雪一郎:川口浩
島竜彦:谷隼人
谷口ユミ:大川栄子
風間洋介:千葉真一
ナレーター<きょうもまた地球のあらゆるところで、陰謀、裏切り、暴動が渦巻く。その渦中に飛び込む彼ら。恋も夢も望みも捨てて非情の掟に命を懸ける。彼らの求めるものは自由、願うものは平和。彼らは、こう呼ばれた…>
国際警察特別室
仲谷昇
中丸忠雄 宮内洋
KEY
HUN
TER
制作:東映・TBS
早瀬の手紙
やっと お前達の許へ帰る
決心をした。今度こそ麻紀
に会うことを許して貰えると
思う。私にも成人した娘が
いるのだという思いが、この決
心をさせた。
私は私のすべての過去を
捨てよう。
アンディ早瀬
戸浦六宏さんは、この間、出たばっかり。
帰国した早瀬は白スーツ、帽子、サングラス、胸ポケットに赤い花を挿し、同じく赤い花を挿した男に空港のロビーで会った。「失礼ですが、海沼(かいぬま)さんですね?」
海沼「あなたが例の?」
初期のころから度々出演し、けさ再放送の33話にも出演していた高宮敬二さん。
サングラスを外すアンディ早瀬。「引き受けていただけますか?」
海沼「しかし、まだ、あなたのお名前も、それから…」
早瀬「何も知らないほうがいい。そのほうが万一のとき、あなたにとっても有利だ。見ず知らずの男から金(かね)で雇われ、何も知らずに引き受けたと言えば、それで済む。海沼さん、いつまでも大使館のコック長じゃ、あんたの腕が泣く」
海沼「そりゃ、金さえありゃ、私だって自分の店を持って、とびっきりおいしい料理を…」
笑顔でうなずき、札束をテーブルの上に置く早瀬。「ハハハハッ。何も心配しなくてもいい。そのときには、あんたの店へごちそうになりに行きますよ」
海沼「分かりました。引き受けましょう」
早瀬<フフッ。この男、自分が料理されっちまうのも知らねえで>
厨房で料理していた海沼は腕時計を確認し、守衛に材料を取りに行くと声をかけ大使館の外へ。停車していた車の後部座席に乗り込み、早瀬に内部の見取り図を渡した。海沼がコック服を脱ぎ、早瀬が着用、食材をコンテナに入れ、担いで顔を隠して建物に入った。
コック服を脱いだ早瀬が建物内の各所に盗聴マイク?を仕掛ける。廊下で守衛に見つかると、消音銃を撃ち、倒れた守衛から鍵の束を奪い、金庫を解錠。情報どおり、”M-108”と書かれた手のひらサイズのケースを目にした。
世界中のスパイたちが狙っているミサイル開発計画のマイクロフィルム。棚からケースを取り上げると同時に仕掛けられた非常ベルが鳴りだす、という情報も得ていながら、ケースを手にし、集まった守衛たちを消音銃で次々撃っていく。
銃を持ったスーツ姿の男4人に囲まれ、不敵な笑みを浮かべつつ銃を捨て、両手を挙げる早瀬。
大使館に小田切が駆けつけた。「貴様はアンディ早瀬」
早瀬「これはお久しぶり、小田切さん」
小田切「日本へ帰っていたのか」
早瀬「10年前、あんたに吠え面かかせて高飛びしたころの元気は、今じゃからっきしだ。すっかり老いぼれて、ご覧のとおりのドジを踏む始末」
大使「何者なんです? こいつは」
大使はハロルド・コンウエイさん。
小田切「硝煙と死のにおいを嗅いで回るハイエナ。世界各地で頻発する動乱の裏側には必ずこいつの影があるとさえ言われているスパイだ」
大使「小田切さん、例のM-108のフィルムが敵陣営の手に渡れば、とんでもないことになる。われわれの国は破壊される。貴様、フィルムはどこだ? どこへ隠した!」
しらを切る小田切。腕時計の中にもなし。大使は早瀬が逃げてきた経路をしらみつぶしに捜せと館員たちに命じた。
小田切はマイクロフィルムは必ず取り戻すと言うと、早瀬は腕時計を見た。
突然、起こる爆発。盗聴マイクじゃなく爆破装置だったか。
混乱に乗じて2階から郵便配達の荷台に着地し、逃げていった早瀬。小田切も後を追うが車で逃げられた。カーチェイスしながら、銃も撃つ。突然、前を走っていた早瀬の車が爆破、炎上した。
黒木の部屋
小田切「あのしたたか者のスパイがこんなあっけない死に方をするなんて、いまだに僕は信じられないくらいでね」
黒木「君にとっちゃ10年越しの仇敵だったからな」
啓子「あの事件以来、海沼っていう大使館のコック長が行方不明になってるんだけど、どうも気になるな」
風間「アンディ早瀬がそのコック長を替え玉として車へ乗せてだね、爆発させて殺したっていうのはどうかな?」
小田切「冗談言うな。俺は大使館から、ずっと、やつをつけて目の前で吹っ飛んだのを見たんだぜ」
風間「ああ、そうか」
啓子「問題は、そのM-108。ミサイルの開発計画のマイクロフィルムがどこにあるかっていうことなんだけど…」
黒木「アンディ早瀬と一緒に燃え尽きてしまったっていうんだったら、これは後腐れがないんだけどな」
部屋に入ってきたユミが新聞の死亡広告を見せた。
妻 早瀬ミサ儀 病気療養中の処八月
十九日午後六時二十分永眠致しまし
た。
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んで
お知らせ申上げます。
昭和四十五年八月二十日
東京都世田谷区 世田谷 三の七
喪主 アンディ早瀬
小田切「アンディ早瀬が妻の死亡広告を出した。死んだはずのアンディ早瀬が…」
ユミ「ねえ、アンディ早瀬には、ほんとに奥さんがいたのかしら?」
風間「ユミちゃん、やぶから棒にどういうこと?」
小田切「いや、妻子が会ったはずだ。10年前、その家庭を捨てて国外へ逃亡し、そのまま消息を絶っていたんだ」
黒木「当たってみるべきだろうな。アンディ早瀬の妻は、ほんとに死んだのか、死因は何か。この広告を出したのは、いったい誰だ?」
啓子が広告を掲載した男性に会いに行った。広告を頼んだのは「あなたのようなサングラスをかけた女性」だったと答えた。
いつメンの岡野耕作さん!
双眼鏡で小田切の車を見張る男女がいる。
小田切が訪ねたのは早瀬の家。出てきたのは娘の麻紀だった。
三条泰子さんはゲスト2回目。
小田切は国際警察であること、死亡広告を見たことを話すと、脳軟化症で体の自由は利かないが、母は元気だという。ミサが鈴を鳴らして呼び、小田切と対面した。
ミサ役は白石奈緒美さん? 当時まだ若いけどね?
小田切を覚えており、何か言いたそうにして、うめき声をあげる。小田切は麻紀にミサの死亡広告を見せた。麻紀は父親に会っておらず、小田切に父は何者か、どこで何をしている人なのか知りたがった。
答えられない小田切。
麻紀「国際警察だって、おっしゃったわね。あなたも母と同じようにカキのように口をつぐんでしまうのね」
小田切「麻紀さん。私のような仕事をしている人間には家族にも身分を明かすことができない場合がある。家庭を捨てなければならないことも…それがお互いの幸せなら」
父に会ったことがない麻紀。物心ついたときから孤児院同然の寄宿舎に入れられていた。母親と暮らせるようになったのも、10年前、早瀬が日本を発ってから。
麻紀は、けさ母宛に届いたという絵はがきを小田切に見せた。文面は冒頭のアンディ早瀬の手紙。マキたちが暮らすのは港区麻布4-16。
小田切は消印が事件当日の日付と気付く。大使館襲撃の前に投函したもの!?
麻紀は日本に帰っているなら父に会いたい、会う権利があるという。
小田切は、お父さまの遺品だとトランクを開けた。自動車の爆発事故。ふと、窓の外に目をやると向かいのビルのカーテンが閉まった。
窓の隅に銀色の小さなカプセル状のものを見つけた小田切は監視されていると麻紀に告げた。けさ、配線の検査だと言って電気工夫が来たという麻紀。無線マイクを仕掛けられていた。
監視していた向かいのビル
男「犬め、気が付きやがった」
サングラスの男が中井啓輔さん。
女「なんとかしなくちゃね。じっとこのまま張ってるだけでは」
女性は水上竜子さん。今回は浅黒メイク!?
男「あのマイクロフィルムは世界中のスパイが狙っている。国際警察なんかに横取りされてたまるか。どうしても手に入れるんだ!」
早瀬家
小田切「やつらは西か東かどっかの陣営に属する国際的なスパイたちでしょう。あなたのお父さんが生きているなら必ずここへ帰ってくる。そう思って張っているんだ」
麻紀「父の死、スパイ、母の死亡広告…分からないことだらけだわ」
手を伸ばした麻紀が遺品の腕時計を落とした。早瀬が持っていた腕時計は、ひび割れがあったが、遺品の腕時計には、ひびひとつ入っていなかった。
カーブを利用し、カーブの先にまったく同じ黒い車が止まっていて、間髪入れずに巧みにすり替わったのではないかと推理する小田切。すり替わった車に乗っていたのは、コック長の海沼で何も知らずに替え玉に仕立てられていた。同じ色、同じナンバープレートの車、同じ背広、同じネクタイ、同じ腕時計…炎上した海沼の車。
ん~、それにしても高宮敬二さん、初期のころはメインっぽかったのに…と前回出演のときも思ったな。
鈴で呼ばれた麻紀が駆けつけると、ミサが倒れていた。サングラスをかけた見知らぬ女の人がミサへのお見舞いに持ってきた果物には青酸性の毒物が注入されていた。
死亡広告は殺人の予告。
早瀬家に電話。黒木から小田切あてだった。早瀬ミサが死んだことを報告すると、夕刊の早版に第2の死亡広告が出たと知らされた。
娘 早瀬麻紀儀 病気療養中の処八月
二十日午後二時三十分永眠致しまし
た。
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んで
お知らせ申上げます。
昭和四十五年八月二十一日
東京都世田谷区 世田谷 三の七
喪主 アンディ早瀬
小田切「麻紀さん、お父さんは生きているのかもしれない。スパイ連中がまずお母さんを殺し、今度は、あなたを殺すと脅しをかけた死亡広告でアンディ早瀬をおびき寄せようとしてるのかもしれないんです」
麻紀「小田切さん、はっきりおっしゃって。父は悪党なのね。あなたとは敵なのね。私のボディーガードをやりながら父からの連絡を待っているのね。父を捕まえるために!」
小田切「10年間追い続けてきた。その早瀬が某国大使館から軍事上の重要機密を盗み出した。それを陰謀派に売って莫大な金を手に入れようとしているんだ。あのマイクロフィルムがやつの手にあるとしたら、私はまたしても出し抜かれたんだ。だが、この文面から推察すると早瀬は、これを最後の仕事にするつもりでいるらしい。年を取るにつれて気持ちのうえでスパイということに耐えられなくなってきたんだろう。まだ見ぬ、あなたの面影を求めて日本へ帰ってきた。そして、大金を手に入れ、同時に自分の過去を消すための大芝居を打ったに違いないんだ」
夜、早瀬家が銃撃され、向かいのビルで監視していた男が部屋に入ってきた。小田切が何発も殴ったが、あとから男女が入り、女が銃で麻紀を人質にとった。
もう1人のスパイが江角英明さんか。
小田切は銃撃され、麻紀は男女に連れ去られそうになったが、スパイの1人は撃たれ、麻紀を置いて、男女は車で走り去った。麻紀を助けに外に出てきた小田切は銃撃したのが早瀬ではないかと気付く。
アンディ早瀬は部屋に入り、白い布のかかったミサを見つけた。「ちくしょう、誰が俺の妻を」
その後、引き出しを漁り、麻紀のハンドバッグを漁る。
麻紀をお姫様抱っこで連れ帰った小田切。麻紀をベッドに寝かせ、寝顔を見つめていると、麻紀が手を握った。早瀬が近くに来ていると知らせ、麻紀をおとりにするしかないという。
小田切は麻紀の部屋を出て広間へ。麻紀はベッドサイドに金色の拳銃と無線機が置かれていることに気付いた。スイッチを入れると、早瀬が呼びかけていた。「許してくれ。長い間、お前たちを捨てていたことを。会いたい」
麻紀「私もよ、パパ」
小田切は広間で自身の傷の手当て中。
早瀬は夜が明けたら、1人で部屋を出るよう指示する。ピストルはそのときのためのもので、忘れずに持ってきてもらいたいものがあるという。
広間で手紙差しを見た小田切は早瀬が金庫から盗んだマイクロフィルムを絵はがきの切手の下に隠したのではないかと推理する。大使館の廊下のポストに絵はがきを入れ、その後、捕まった。そっと切手をめくり、マイクロフィルムを確認する。
小田切<早瀬のやつ、娘恋しさだけじゃなかったんだ。なんとしてでも娘に会って、こいつを…>
麻紀が銃を向け、絵はがきを取り上げた。早瀬が忘れずに持ってくるよう言っていたのは絵はがき。「さすがに国際警察だわ」
小田切「麻紀さん、よこしたまえ。いけない、君まで早瀬と同じ罪を犯すというのか」
小田切の足元に銃を放ち、小田切を脅しながら、マンションの外へ。小田切は倉庫に閉じ込められた。麻紀はガスの線を入れ、小田切は、せきこんだ。さらに倉庫の中には若い女性が縛られて倒れていた。
黒木、風間が助けに来た。目を覚ました女性が早瀬麻紀だと名乗り、麻紀と名乗っていたのはミサに付き添っていた看護婦だと判明する。アンディ早瀬から届いた絵はがきを見たとたん、本物の麻紀を縛り上げた。
小田切、風間で偽者の麻紀を追跡。この2人、珍しい組み合わせに思える。
前には偽麻紀の運転する車。
風間「ちょっくら脅かすからつかまっててくださいよ」
偽麻紀と風間のカーチェイス。
上空からはヘリに乗った早瀬が狙っている。
小田切「風間くん、どうする?」
風間「任しといてください」
↑ こういう関係性なのね~。実年齢だと中丸忠雄さんは川口浩さんや野際陽子さんより年上…ってことは当然、千葉真一さんより年上。
マシンガンで撃ってくる早瀬。蛇行運転でかわす風間。この空間、滑走路か何か? ず~っとグルグル回ってて見てるだけで酔いそう。
風間「小田切さん、屋根じゃもたない。イチかバチか車をひっくり返しますからね。しっかりつかまっててください」
小田切「よし」
わざと車を横転させる風間。「小田切さん、小田切さん、大丈夫ですか?」手を取り合って、車から出たが、早瀬の乗ったヘリコプターは飛んで行った。
小田切「ちくしょう。またしても早瀬のやつに」
風間「こんなこともあろうかと手は打っておきましたよ。女の車のガソリンに混ぜ物をね。そろそろ効いてくるころですよ」
小田切「ありがとう。風間くん、黒木さんに連絡してくれ。あとは引き受けた」
風間「オーケー、じゃあ、気をつけて」
麻紀の車の近くで着地したヘリ。
早瀬「麻紀」
女「パパ」←今まで字幕は”麻紀”だったのに”女”に変わった!
サングラスをかけたまま、駆け寄って、早瀬に抱きつく女。「パパなのね!」
早瀬「麻紀。そんな大きなサングラスは外して、よく顔を見せておくれ。お前がまだ赤ん坊のころ、目尻の大きな泣きボクロに口づけしたときの感触がまるできのうのことのように…」
女「いやだわ、パパ。それより、これ」
渡した絵はがきの切手をめくる早瀬。
女「これがとてつもないお金になるってほんと? 小田切って人が言っていたわ」
早瀬「本当だとも。10億にはなる」
女「10億! すぐにでも?」
早瀬「ああ。俺のヘリで外国航路の船に飛ぶんだ。そこに取り引き相手が待っている」
女「もちろん私も一緒ね?」
早瀬「うん。さあ、来るんだ、麻紀」
小田切「待て、早瀬!」
早瀬「小田切」麻紀の前に立つ。
小田切「撃つなら撃ってみろ。早瀬、貴様もなるほど焼きが回ったな。その女は貴様の娘じゃない」
驚いた早瀬が女を見ると目線を合わせない。
小田切「本物の麻紀は俺たちの手で預かってる」
女のサングラスを外し、泣きボクロがないことに気付いた早瀬は女を突き飛ばし、撃とうとしたが、小田切が銃を奪った。「早瀬、もう観念するんだな」
早瀬「クソ。最後へ来て俺はとんだドジを踏んだもんだ。貴様のおかげだ、貴様の! よくも俺をだまして」
女「私もマイクロフィルムを狙っていたスパイの1人。アンディ早瀬ならきっと大使館から盗んでくるに違いないと踏んで先回りして、看護婦として、あのうちに乗り込み、張り込んでいたのよ」
早瀬をおびき寄せるために新聞広告を出したのも女。「邪魔っ気な奥さまを毒殺して一石二鳥」
車に乗っていたスパイ男女が歩いていた小田切、女、早瀬を銃撃する。女が撃たれ、スパイ女の銃を小田切がはじいたが、弾切れ。スパイ男が迫ると、黒木がスパイ男のマシンガンをはじいた。「ムダな抵抗は、よせ!」
白スーツの黒木さん、今日はサングラスがいつもと違う!?
本物の麻紀にピストルを預け、男を殴りに行った黒木。男を殴り倒し、早瀬と女を捜す。早瀬はヘリで逃げようとしたが、女がマシンガンを打ち、ヘリは爆発炎上。え、ヘリの操縦士まで!
小田切は倒れている女のもとへ。「君、君!」
女「小田切さん、みんな、あなたをだますお芝居だったけど、もし、私が本当に麻紀であなたにすがって守られているんだったら、そのほうが、どんなにか私…」
小田切「麻紀さん」←麻紀さんて! 女は息絶えた!?
小田切は本物の麻紀に会っていた。
麻紀「父は何者? 教えてください。父はどこで何をしていた人間だったのか。あなたも母と同じようにカキのように口をつぐんでしまうのね」←同じこと言ってる!
小田切「麻紀さん、あの、ぼ…僕のような仕事をしている人間にはですね、つまり…つまり、その…」咳払いする。「ああ、困ったな」ハンカチを取り出して汗を拭く。
黒木と風間が見ている。
逃げる小田切を追いかける麻紀。
風間「ボス、小田切さん、だいぶてこずってるようですよ」
黒木「うん。死んでいった女のたった1つの功徳だったな。あの女のおかげで本当の麻紀さんが父親の醜い姿に触れずに済んだってわけだ」
麻紀に抱きつかれ困っている小田切。
プロデューサー:近藤照男
小野耕人
*
脚本:池田雄一
*
擬斗:日尾孝司
*
音楽 :菊池俊輔
主題歌:キイハンター
非情のライセンス
作詩 :佐藤純弥
作曲 :菊池俊輔
唄 :野際陽子
テイチクレコード
*
黒木鉄也:丹波哲郎…字幕黄色
*
津川啓子:野際陽子…字幕緑
*
谷口ユミ:大川栄子
*
風間洋介:千葉真一…字幕水色
*
小田切慎二:中丸忠雄
*
早瀬:戸浦六宏
麻紀:三条泰子
*
スパイ:水上竜子
早瀬ミサ:白石奈緒美
早瀬麻紀:集三枝子
*
海沼(かいぬま):高宮敬二
スパイ:中井啓輔
江角英明
*
岡野耕作
桐島好夫
亀山達也
比良元高
菅原壮男
*
小林重忠
山下則夫
中村文弥
辻村征史
大使:ハロルド・コンウエイ
ナレーター:芥川隆行
*
監督:小西通雄
<プロフェッショナル・キイハンター。次の赤いシグナルは…核分裂の権威が自由を求めて亡命した。その頭脳には核の平和利用という人類の幸福と恐ろしい破滅兵器、いずれともなる理論が秘められている。これを追うスパイ。自由の国へ無事届けようとするキイハンター。激しい争奪戦の中にその科学者と女秘書の運命はもてあそばされていく。ついに追い詰められた学者は、みずから命を絶ったが、人類の幸福を願った頭脳は意外な方法で守られていた。次のシグナルは…>
キイハンター
大脱走は
死刑台で始まった
に御期待下さい
あら? 赤いシグナルに戻った!?
小田切さん、生真面目で女性に弱い!? 小田切はメインを張り、壇は、まだまだ若造って感じ?
中丸忠雄さんと戸浦六宏さんは「日本のいちばん長い日」でも共演してたな…いまだに小田切さんというより、椎崎中佐って感じ。
風間さんはメイン回もありつつ、お助けキャラで、ちょっとだけ入る回が多くなった気がする。

