徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】キイハンター #96 死刑結婚式

TBS 1970年1月31日

 

あらすじ

死刑執行があすに迫った死刑囚が仲間の手引きで脱獄した。麻薬団の一味は組織のボスを殺され、10億円の麻薬を奪った元FBI捜査員への復讐を誓う。キイハンターの先輩、そのFBIは結婚式を挙げたばかりの妻と共に殺し屋の手に襲われた。不気味に流れる殺しの歌のメロディー。キイハンターは2人を救おうとギャングたちと壮烈な銃撃戦を展開。残った弾丸は3発。敵は3人。キイハンターが直面した事件の裏には、さらに驚くべき真相が隠されている。

2026.2.10 J:COM BS録画

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ナレーター<彼らこそ現代の猛烈な仲間>

 

元 諜報部員・黒木鉄也:丹波哲郎

 

元 諜報部員・津川啓子:野際陽子

 

カー狂・島竜彦:谷隼人

 

記憶の天才・谷口ユミ:大川栄子

 

元 新聞記者・風間洋介:千葉真一

 

<彼らの愛するものは自由。求めるものは平和>

 

国際警察特別室

 UNIPOL JAPAN

 

国際警察・村岡特別室長:仲谷昇

 

<彼らの活躍がここに始まる。彼らの行くところ不可能の文字なく>

 

空から来た諜報部員・吹雪一郎:川口浩

 

<彼らを遮る国境もない。彼らは、こう呼ばれた…>

 

KEY HUNTER

キイハンター 

 

制作:東映

   TBS

 

夜10時。帽子にスーツのギャング3人組が車を降り、1人が口笛を吹く。

夜と朝のあいだに

夜と朝のあいだに

  • ピーター
  • 謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

メロディーは「夜と朝のあいだに」に似てるっていうかそのもの!? 1969年10月1日発売。

 

ベッドに寝ていた南条が目を覚ます。<人殺しの歌だ。やつらが俺を助けにやってきた>

 

外から聞こえる物音を気にしつつ本を読む。

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田口計さん。10話以上開いてると久々に思えるほど頻繁に出てるイメージ。

 

看守によってドアが開けられ、教誨師が入ってきた。「いよいよ、あした神に召されることになりましたね。何か言い残すことはありませんか?」

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教誨師は、そのものずばりなタイトルの映画で、その職業を知った。

 

南条は、ゆっくり首を横に振る。独房から出てきた教誨師が廊下を歩きながら看守と話す。「あれだけ悟り澄ました死刑囚も珍しい。心静かに刑の執行を受けるでしょう」

看守「彼は日本とアメリカを股にかけた麻薬の密売者として札つきの男でした。それに、平然と人殺しをする凶悪な男だったんですけどね」

教誨師「彼は自分の罪を悔い改めたんです。神に救われたんです」

 

教誨師がおなじみ河合絃司さん、看守はダントツ出演回数の多い菅原壮男さんか? この方は中肉中背中年?で毎回溶け込みすぎてて分からないことが多い。端正な顔立ちなのもまた特徴のない顔に見えてしまうんだよね。

 

南条は囚人服を脱ぎ、中に着ていたセーターをほどき、毛糸を部屋の鉄格子の窓から垂らした。先ほどのギャングの1人が近づく。素肌に毛糸…かゆそう。

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中井啓輔さんは前回、ネバダのカラスで出たばっかり! 

 

垂らした毛糸にロープをくくりつけるギャング。南条がロープをたくし上げると、ロープの先につけられていたバールのようなもので鉄格子をたたく。

あれこそがニュースでよく聞く”バール”なのか!?

 

南条<電気イスに座ってたまるか。俺には、やり残した仕事があるんだ>

 

再び看守が近づくと、本を読み、十字を切る南条。あれは聖書? 看守がいなくなると、ベッドにロープをくくりつけ、鉄格子を外して窓の外へ。仲間の車に乗った。

 

南条「てっきりダメかと思ったぜ」

津崎「あんたを見捨てるようなことはしませんぜ」

南条「うれしいことを言うじゃないか。俺をムショにたたきこんだFBIはどこにいる?」

 

南条を電気イスに送ろうとしたFBIの男の写真。

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前々回、メインゲストで出たばかりの南原宏治さん!

 

桂木「やつは、あんたをパクってからすぐFBIを辞めましたぜ」

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60、70、80、90話と節目節目に出ていた中村孝雄さん。41話では南原宏治さんと一緒の回に出てたな。あの回、洋館で女性陣はドレスだったので印象深い。

 

津崎「やつは日本に舞い戻ってきやがった。今は河口湖にある別荘に引きこもり、のうのうと暮らしてますぜ」

南条「必ずやつを捕らえ、たっぷりと礼をし、あらゆる方法で痛めつけ、なぶり殺しにしてやる」たばこの火を写真の眉間に押し付けて燃やす。

 

黒木の部屋

留守番ばかりだと愚痴をこぼすユミに「それしかとりえがない」と返すオウム。うるさい!と怒るユミに、笑いながら部屋に入ってきた風間。「これはいいね。お前さんもそう思うかい?」

オウム「そのとおり、そのとおり」

ユミ「鳥のくせに生意気だぞ!」

 

相手は小鳥でしょって風間。いやいや、結構大きいよ。ふと目にした絵ハガキを読む。

 

吹雪、俺はFBIを引退してから1人で山荘暮らしをしていたが、今度結婚することになった。ぜひ結婚式に参列してもらいたい。 朝比奈

 

絵はがきの裏は教会の写真。その教会に行った吹雪、啓子、島。

 

啓子「こんな人里離れた教会で結婚式を挙げるなんてイカしてるじゃない」

 

結婚するのは吹雪のFBI時代の恩人。今日(こんにち)あるのもその人のためだと耳にタコができるくらい聞かされたと笑う島。意外と珍しく思える組み合わせの3人。

 

教会に入り、朝比奈と再会した吹雪。参列者は吹雪たちだけっぽい。

朝比奈「吹雪、しばらく会わない間に人間がひと回り大きくなったようだ」

吹雪「いや、僕が今日あるのも先輩のおかげです」

朝比奈「お世辞のほうもうまくなったようだな」

 

南原宏治さんは1話では黒木さんの元同僚だったもんね~。

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ウェディングドレスを着た美佐が挨拶をする。

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原知佐子さんといえば赤いシリーズだけど、私は「岸辺のアルバム」を推したい。

 

津崎の運転するオープンカーの助手席に乗り、朝比奈の別荘に向かう南条。「やつは俺たちの組織の手入れをしたとき、組織のボスを容赦なく殺しやがった。やつは俺の体にも鉛の弾をぶち込みやがった。寒くなると、あのときの傷がうずいて泣きだしやがる。俺はボスを殺したやつを許せねえ。やつの体に必ず鉛の弾をぶち込んで復讐してやる」

 

♪(オルガン:『結婚行進曲』)

結婚行進曲

結婚行進曲

  • provided courtesy of iTunes

啓子がオルガンを弾く。

 

神父「なんじ、終生、夫として妻を愛するや」

朝比奈「愛します」

神父「なんじ、終生、妻として夫を愛するや」

美佐「はい」

 

今日の出演者からいって小塚十紀雄さんが神父だろう。今まで数回出演していたものの、写真がネット上になくて、どの人か分かってなかったけど、この時点で結構年配の方というのが分かりました。

 

教会から出てくる朝比奈たちを木の陰から見ているヒゲの男。さっきのギャング3人組のうちの口笛吹いてた人。

 

車に乗った朝比奈と美佐を改めて祝福する吹雪たち。美佐はブーケを啓子に渡した。

 

カーラジオからニュースが流れた。「ニュースを申し上げます。凶悪犯が昨夜、脱獄いたしました。脱獄した凶悪犯、南条は殺人、麻薬密売で死刑を宣告され、本日、刑の執行が行われる予定でした。警察では背後関係を洗い、南条の行方を追及しております」

 

南条は朝比奈がアメリカから日本まで追って捕まえた男だと気付いた吹雪。美佐は今朝、別荘に送られたという脅迫状を見せた。

 

首ニテヤ

           南

 

よくあるチラシの文字で作られた文章。

 

吹雪「お礼参りだ」

啓子「単なる脅かしじゃない?」

 

南条はヘビのように執念深い男だと吹雪は啓子の発言を否定する。捕まって裁判にかけられたときも朝比奈に刃向かって射殺された組織のボスの敵(かたき)を討つと豪語しており、南条は復讐するために脱獄した。

 

ネムーンは中止だ、と車の後ろにつけた缶を外す朝比奈。今から、あのガラガラをやるつもりだったのね。朝比奈は美佐を吹雪に頼み、俺個人の問題だと1人で別荘に戻った。

 

啓子「吹雪さん、ほっとけないわ」

吹雪「もちろん。先輩を見殺しにはできん」

島「そうですよ。やつらをひっ捕まえてね、お礼参りをたたきつぶしてやりましょうよ」

 

啓子と島は、ふもとのホテルに待機して黒木と連絡を取る。夫を放っておけない、今、神父さんに誓ったばかりだという美佐を連れて、吹雪は別荘へ。

 

車を運転していた朝比奈はブレーキがきかなくなっていることに気付き、スキール音を立てつつ、運転。さらに銃で撃たれ、車は炎上しながら崖下へ。河川敷で燃えている車を発見した美佐。車を止めて崖下を見ていた吹雪だが、崖を登ってくる朝比奈を発見した。すげえな!

 

車に細工され、墜落する前に車から飛び降りたという朝比奈。「FBI時代の訓練が思わぬところで役に立ったよ」

 

それでも別荘へ行きたがる朝比奈。

吹雪「先輩、別荘へ行くのは、やつらと対決するためですか?」

朝比奈「そうだ」突然、なぜ俺を見つめるんだと吹雪にキレる。

 

どこからか口笛が聞こえ、ギャングがライフルで朝比奈たちを狙っている。

 

朝比奈「人殺しの歌だ。俺が射殺した組織のボスがいつも吹いていた口笛だ」

 

吹雪は別荘に戻るしかないと判断し、銃弾を避けながら、朝比奈、美佐を車に乗せて山道を走り出した。

 

立花「しかし、さすが元FBIだ。車から飛び降りて、くたばらねえや」

 

雑木林の中にある別荘。この建物も前に出てきた? ふもとにいる仲間に連絡を取って応援を頼むという吹雪。すぐ受話器を取ったが、ギャングたちに電話線を切断されていた。ふもとへ下りる道は、今、来た道だけ。南条たちがライフルで待ち構えているので、突破はできない。完全に封鎖された。

 

連絡用のハトを飼っているという朝比奈だが、小屋の中のハトは死んでいた。もー! そういうの映さないでくれる? 撮影用に●したんじゃないでしょうね!? 朝比奈は1人、雑木林を歩き、納屋に入ってニンマリ。吹雪が突然、入ってきたのでびっくり。

 

朝比奈はタイヤが使い物になるか調べていたという。「吹雪、君の車で強行突破しよう。こいつは故障してるんだ」

 

車で突破すればライフルの絶好の目標になるという吹雪だが、やつらはタイヤを狙ってくる、これだけ予備のタイヤがあれば十分だという朝比奈。

 

吹雪「あなたが組織のボスを倒し、幹部の南条を逮捕して、組織を壊滅させたとき、組織が持っていた麻薬は1つも発見できなかった」

朝比奈「俺も麻薬の行方を追ってきた。しかし、時価10億円といわれる麻薬は1包みも出てこなかった。死んだ組織のボスか、あるいは南条が隠したに違いない」

吹雪「10億円の麻薬か」

朝比奈「吹雪、俺とお前だけなら、ここへやつらをおびき寄せて死を懸けて戦おう。だが、妻がいる。妻を危険な目にさらすわけにはいかんのだ」

 

吹雪は了承し、朝比奈と一緒にタイヤを運んだ。外で待っていた美佐がハトが1羽だけ生きていたと報告したが、あっという間に撃たれた。もう!!

 

銃声と死の口笛。わざと帽子を置いておびき寄せる吹雪。

 

桂木「あの木陰だ」

立花「踏み込むか?」

桂木「その前に、あの車を破壊するんだ。車さえ壊せば、やつらは一歩も動けない」

立花「よし、木っ端みじんに吹っ飛ばしてやる」

 

雑木林を移動する口笛ヒゲ男の立花がダイナマイトを手にしていることが別荘の中から見ていた吹雪たちにも見えた。ダイナマイトに火をつける前に朝比奈が撃って阻止した。

 

別荘を出た吹雪を狙う桂木。朝比奈が援護射撃する。雑木林で吹雪と殴り合いになる立花。

 

HOTEL Flamingo

    Kawaguchi

ホテルフラミンゴ河口

 

オープンカータイプのジープが通り過ぎていく。

 

受話器を置いた啓子。ボスは何か事件の重要な手がかりをつかんだらしいが、電話じゃ分からないと風間に持たせてよこす。吹雪から連絡は来ない。

 

フロントに津崎と南条が戻ってきた。フロントの電話を使っていた啓子は、さっきテレビに手配写真が映っていた南条たちに気付く。お礼参りなんか絶対させないと島に無線発信機?を持たせた。

 

トランシーバーで連絡を取る津崎。「桂木、こちら津崎。その後の情報を頼む」

無線:桂木「津崎。立花がさっきドジを踏んで捕まりやがった」

 

驚く津崎だが、桂木は完全に封鎖したから大丈夫だという。

 

ボーイにふんして部屋に入ろうとした島。部屋から会話が漏れ聞こえた。

 

南条「南条だ。麻薬はどうした? 麻薬は見つかったのか?」

無線:桂木「いや、まだです」

南条「何をしてる。必ず捜せ」

 

物音に気付き、ドアを開けると島が聞き耳を立てているのがバレた。しかし、ベッドを作りに来たとごまかす。津崎に名前を聞かれ、ボーイの島だと名乗ると、フロントに電話されたものの、啓子が出て、事なきを得た。ベッドを整える時にマットの間に無線発信機を挟み込む。

 

南条「今、何時だ?」

津崎「12時です」

南条「日暮れまでには決着をつける」

 

フロントに戻った島。そのままフロントにいた啓子は、やつらがここにいる間は動けないから徹底的に見張るよう島に指示した。

 

別荘に連れてこられた立花。「仲間が来ねえうちに麻薬を渡しちまったほうが身のためだぜ」

 

不思議に思った吹雪が問いただすと、俺たちの麻薬を横取りしたのは、どこのどいつだと朝比奈を見た。「やつは南条の兄貴をパクったときに10億円相当の麻薬を横取りしやがったんだ」

 

納得した吹雪と殴って立花を黙らせた朝比奈。「吹雪、俺を疑うのか?」

吹雪「俺は、あんたを信じたい。だが、やつの言ったことは本当だ。あんたは南条が脱獄したと知ったとき、慌てて、ここに戻ろうとした。それは、ここに隠してある麻薬を運び出すためだ。そのことがすぐ頭に浮かんだが、口には出せなかった」

 

朝比奈「知られたからには、しかたがない」

吹雪「あんたは、そんな人じゃなかったはずだ。俺の…俺の知ってるあんたは、そんな人じゃない。なぜ、そんなまねをしたんだ?」

朝比奈「俺は一生に一度のチャンスを利用しただけだ」

吹雪「じゃあ、10億円の麻薬を奪う目的で最初から南条を捕まえたのか?」

朝比奈「そうだ。本当は捕まえずに、あのとき、ひと思いに殺すべきだった。組織のボスを殺したと同じようにな。そうだろう? 吹雪」

 

目を覚ました立花は果物ナイフを見つける。

 

朝比奈「吹雪、俺をさげすむのは、お前の勝手だ。しかし、年を取ってくると俺の気持ちがよく分かる」

吹雪「俺には分からない」

朝比奈「いや、お前も必ずそうなる」

吹雪「俺は、そうはならん!」

朝比奈「若いうちは犯罪捜査もいいだろう。だが、40の坂を越えると危険な仕事をいつまでも続けるわけにはいかなくなるのだ。吹雪、お前もきっとそうなる」

吹雪「詭弁だ! 麻薬は国際警察に返すべきだ」

 

朝比奈「何を言う」

美佐も麻薬を国際警察に返すように言い、麻薬の在りかを聞く。

 

朝比奈「ハハハハッ。麻薬は誰にも渡さん」

 

ナイフを手にした立花が朝比奈にナイフを投げ、別荘の外へ逃げ出した。追う吹雪とライフルを手にする朝比奈。「野郎、ぶち殺してやる」

 

立花を追いかけていた吹雪だが、朝比奈が立花を別荘内から撃った。別荘に戻った吹雪は出ていこうとする朝比奈を止めようとする。「撃てるなら撃て!」

 

少し距離を取って吹雪を狙う朝比奈だが、吹雪をライフルで殴りつけて気絶させた。

 

美佐「あなたって人を見損なってたわ」

 

ライフルを床にたたきつけ、外に出た朝比奈を追いかける美佐。

朝比奈「納屋の車は、どうにか動く。スペアタイヤを詰んで出発だ」

 

納屋に入ると再び口笛が聞こえた。中に潜んでいた桂木が麻薬の在りかを聞き、しらばっくれる朝比奈が撃たれた。

 

銃声が聞こえ、目を覚ます吹雪。後頭部を押さえつつ、朝比奈の置いていったライフルを持って外へ。

 

倒れた朝比奈と美佐。麻薬を探す桂木だが、納屋に吹雪がやってきて殴られ、納屋の外へ。中村孝雄さん、最近はすぐ殺される役が続いたから、これでも結構出演時間長いほうだな。

 

朝比奈「吹雪、俺がこんなざまになってうれしいだろ」

吹雪「何を言う」

朝比奈「俺に構わず逃げろ。やつらはまた襲ってくる」

吹雪「弱気は、あんたらしくもない」

朝比奈「こ…この車は動く。ス…スペアタイヤを積んで行くんだ」

吹雪「麻薬はどこにある?」

せきこむ朝比奈。「吹雪、お…おれのようになるなよ」

吹雪「先輩!」

朝比奈はそのまま息絶えた。

 

南条が死の口笛を吹き、ウイスキーを飲む。殺しの前にいつもウイスキーを2本開けるため、津崎がフロントにウイスキーを注文。盗聴していた啓子が睡眠薬入りのウイスキーを島に運ばせた。物音がしたので、寝てしまったと思った啓子たちは南条と津崎のいる部屋に忍び込んだ。しかし、南条も津崎は銃を持って隠れていた。

 

啓子「いやね、ボーイさんったら。部屋間違ってるじゃないの」

 

返すものがあると島に無線発信機を投げ渡す南条。国際警察とバレた。お前たちの仲間は朝比奈の隠した麻薬を見つけたのか?と聞かれ、とぼける啓子。しかし、島が津崎に殴られた気絶させられた。

 

啓子「たぶん見つけたでしょう。あたしたちの仲間は優秀だから」

南条「なぜ俺たちをマークした?」

啓子「バカなこと聞くのね。さっきテレビに手配写真が映ってたもん」

 

南条たちがこのホテルにいることを国際警察の本部では知らない、啓子たち2人をバラせば、手がかりは消える。もう1人の仲間を殺して、麻薬を奪う。島も啓子も消音銃で撃たれた!?

 

別荘から出てきた吹雪と美佐。これでよかったんだわと美佐が言う。夫が犯罪者として追われるより、ひと思いに死んでくれたほうが…。「吹雪さん、私は未亡人になるために結婚したのね」

 

スペアタイヤを積めなど、タイヤのことをくどく言われた吹雪がタイヤを調べると、麻薬が隠してあった。美佐と一緒に山を下りようとしたが、死の口笛が聴こえ、吹雪と美佐のもとに発煙筒?が投げ込まれた。2人はせきこみ、目が一時的に見えなくなった。

 

桂木が麻薬の在りかに気付き、ちょうど南条と津崎も来てタイヤを車に積んだ。

 

いったん別荘に隠れていた吹雪と美佐は別荘の裏口から出て、歩きで山道を下る。美佐がふらついて倒れ、もう歩けないという。ぼんやりとだが、見えるようになってきた?

 

目が見えるようになった吹雪が南条たちの前を走る。爆発の中を走るって東映特撮のヒーローみたい!

 

小屋に潜む吹雪。弾は3発のみ。桂木、南条、津崎が小屋に侵入してきた。桂木を撃つ吹雪。

 

黒木たちは手元を撃って殺してはいないけど、吹雪さんってフツーに撃ってない? FBIは犯人射殺もあり? ていうか、さっきあんなに思いきり走ってたのに、まだ目が見えてなかったみたい。

 

津崎がわざと物音を出し、吹雪に1発撃たせた。あと1発。津崎にライターで照らされ、吹雪がライフルを撃ち、弾がなくなった。

 

外で銃声におびえていたかに見えた美佐が立ち上がる。

 

目が見えるようになった吹雪。さっきから撃ってこない吹雪に弾がないことに気付く南条たち。結局は殴り合い。

 

ホテルに駆けつけた風間が倒れている啓子と島に気付いた。島の服を脱がせると防弾チョッキを着ていて、弾を抜くと、目を覚ました。さらに啓子をお姫様抱っこでソファに寝かせて起こす。「啓子ちゃん、眠ってる暇ないのよ。しっかりしろ、おい!」

 

啓子も目を覚まし、自分で弾を取った。

風間「よかったね、チョッキを着ていて」女の正体が分かったと美佐の写真を見せる。

 

美佐は敵側のスパイだった。

 

死の口笛が聴こえ、外に出た吹雪。手に持っていたライフルを美佐にはじき飛ばされた。

 

美佐「とうとう最後の時が来たようね」

吹雪「やつらの仲間だったのか」

美佐「私は朝比奈に殺されたボスの女だったの」

 

麻薬を手に入れるために朝比奈に近づいたが、口が堅く、麻薬の隠し場所を明かさなかった。麻薬は渡さないという吹雪の足元を撃つ美佐。この麻薬を資金に新しく組織を再建する。走って逃げる吹雪を車で追いかける美佐。運転しながら撃つな!

 

吹雪は腕を撃たれても走り続ける。しかし、吹雪が投げた石がフロントガラスに当たり、美佐は車から投げ出された。

 

吹雪は麻薬の袋を開けて、白い粉をばらまく。「中近東の大地に生まれたケシの実がまた大地に返っていく。これでいい。これでいいんだ。クソ!」

 

風間たちが車で駆けつけた。「FBI、大丈夫か?」

啓子「吹雪さん」

風間「よかったですね、ご無事で」

島「吹雪さん」

啓子「ご苦労さま」

みんなにねぎらわれて笑顔が戻る吹雪。

 

プロデューサー:近藤照男

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脚本:高久進

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擬斗:日尾孝司

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音楽 :菊池俊輔

主題歌:キイハンター

    非情のライセンス

作詩 :佐藤純弥

作曲 :菊池俊輔

 唄 :野際陽子

    テイチクレコード

非情のライセンス

非情のライセンス

  • provided courtesy of iTunes

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津川啓子:野際陽子…字幕緑

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吹雪一郎:川口浩

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島竜彦:谷隼人

谷口ユミ:大川栄子

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風間洋介:千葉真一…字幕水色

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朝比奈:南原宏治

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美佐:原知佐子

南条:田口計

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津崎:中井啓輔

立花:江角英明

桂木:中村孝雄

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教誨師:河合絃司

神父:小塚十紀雄

看守:菅原壮男

ナレーター芥川隆行

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監督:小西通雄

 

<プロフェッショナル・キイハンター。次の赤いシグナルは…うっとりと恋に酔いしれる男と女。突如、女が男を殺して自分もあとを追った。壁に書かれた血の文字はラムール、愛、ラモール、死。男は世界的大財閥の御曹司。センセーショナルな心中事件だが、これは殺人だった。秘密結社、マフィアの仕組んだ恐るべき完全犯罪のテクニックなのだ。心理的美容法催眠術を応用した殺しのキーワード。キイハンターが追い詰めたマフィアのアジト。離れ小島の洞窟に迫る三角頭巾の殺し屋たち。『キイハンター』次のシグナルは…>

 

キイハンター

殺人美容法教えます

に御期待下さい

 

いや~、今回、ほとんどの人に役名が付いててありがたい。すごいセリフのある役でも回によっては”男”とか”女”しかないとつまんない。今回の場合、トランシーバーでやり取りする時に名乗ってたから名前があったんだろうな。

 

ここ数回、初期のようなシリアスな回が続いてる気がする。