日本テレビ 1980年11月25日
あらすじ
競争社会。飽くなき親たちの欲望に翼を失った子供たち。教育熱に浮かされた者たちの協奏曲。見えに巣くう知能的犯罪。地獄の沙汰も金しだい。渡る世間に鬼ばかり。
2025.12.18 日本映画専門チャンネル録画
千枝という色付きメガネの女性が電話で話している。「この1年…あなたをいい人だと思って…ですから、約束は果たしてもらいます」メガネを外す。「今日は、あれ、受け取ってもらいます。切らないで! じゃ…あれは何だったのかしら? ホステスだと思って見くびってるのね…あなたのおやりになってることを世間に公表しましょうか?」…この顔…キャストを確認したら西尾三枝子さん。
「おやじ太鼓」の水原トシさん! 藤枝課長の北見治一さんも33話に大亀建設の林専務として1話だけ出てるんだよね。
賀津(がっつ)勝利:勝新太郎…字幕黄色
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賀津正美:奥村真粧美…字幕水色
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藤枝庄一:北見治一
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谷弘(谷):谷崎弘一
水口晴之(ピピ):水口晴幸
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辺見俊一:金子研三
三吉刑事:多宮健二
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今宿署の刑事たち:儘田明
松本幸三
橋元誠
黒沢正法
大久保康治
捜査一課事務員:大庭美恵子
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尾張一:川谷拓三
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脚本:中村努
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監督:森一生
夜の街→朝。
今宿署に来た元代議士の秘書が「殺してやりたいくらいですよ!」と吐き捨てて帰っていった。銀座のナンバーワンホステスに3000万以上貸したが帰って来ない。
賀津のもとへ、この子の母親である娘を捜してほしいと男の子を連れた女性が来た。勤めが勤めなもんですから悪いことが起きなきゃいいけど…と心配する。今まで帰って来なかったことはなかったのに、おとといから帰って来ない。
そういや、浦辺粂子さんも「おやじ太鼓」出てたなあ。
車で千枝の母と息子を送った賀津。
事件の知らせを受け、すぐ駆けつけると、ロールスロイスの中でクラブ・シャンデリアのホステス、杉村千絵31歳が首を絞められて死んでおり、辺見は痴情のもつれと決めつけた。
ピピから千枝が運転免許を持っていないことを知らされ、谷からネクタイを買ったブティック・イモンでは何者かと世間に公表しましょうかと話しているのを聞いたという情報を得た。
新宿の高級マンションで暮らす杉村家。豪華な作りの部屋で3年前、母は呼び寄せられた。息子の名は龍一。千枝の母はソファセットには座らず、床に座布団を敷いて正座していて、賀津も合わせて床に正座する。
署に戻ると、千枝が借金を抱えていることを谷やピピがつかんでいた。
辺見は高圧的に藤枝に借金したリストを作るように言うが、藤枝は金を貸した相手を殺しますかねえ?と素朴な疑問を漏らす。
尾張からホステスになったばかりのころに友達になったという女性を見つけたというので賀津が会いに行った。千枝の母は行商をしていて父は知らない。新潟から中卒で上京し、美人な千枝はトントン拍子に出世したと言う。
千枝の友人から聞いた中学の同級生の河野に会いに行った。千枝は池田龍介という一流会社のサラリーマンと恋愛していたが池田は事故で死亡。妊娠していた千枝はどうしても産むと言っていた。父親と同じときわ大学に入れて一流会社に入れたいと偶然、河野のタクシーに客として乗ったときに話していた。
河野役の朝比奈尚行さんって、「たんとんとん」のバンドマンでしょう!? 髪型が全然違うけど、何となくしゃべり方がそうかも?
ときわ大学の小林雄三という教授を大学に行って捜す賀津たち。ピピは学生から、ときわ大の付属小学校に100%合格できる塾があると聞き出していた。
小林教授と会った賀津。小林教授は今日から休講。賀津は千枝の話を聞き出そうとするが、小林教授は何を話せばいいんですか?とごまかすので、サングラスを外してにらみつける。学部長に推薦するという話があり、スキャンダルは困るという小林教授。
どうしてもときわ大学に入学させたい千枝は小学部へ入学させたがっていた。私学なのでよほどのことがなければそのまま大学まで行ける。千枝が小林教授に裏金を渡したんじゃないかと指摘すると、それは否定。塾のことも知らないという。
双葉の園という塾は入園費だけで500万、ほかに理事長にお中元、お歳暮、外国の車を贈るなどエスカレートしている。
賀津は、ときわ大学の小学部に入学させた母親に話を聞きに行った。双葉の園は入学金20万、月謝は3万だが、入れなかった人が妬んでウワサを流してるという。この母親が絵沢萌子さんというのは分かった。
園長の梶山に相談に行った小林教授。梶山は千枝が死んだことを知らず、まあ、いいじゃないか、ホステスの1人くらいと気にしてない。
千枝のマンションへ行った賀津は千枝の母からサツマイモをもらって食べた。龍一が行っているのは坂の下の区立の幼稚園。部屋に双葉の園のパンフレットがあったものの、千枝の母は子どもは泥んこの中で遊ばせるのがいいと考えていた。
部屋にあった千枝と龍一の2ショット写真を撮られた時期を推察する。
辺見と藤枝は双葉の園について話していた。藤枝の息子は浪人生か。
交番へ行った賀津は尾張に会い、外車の下取りをしているやつを見つけたと教えられた。
双葉の園へ行った賀津。梶山は千枝のことは知らないとしらばっくれる。
千枝の母に双葉の園のことやときわ大学のことを聞くが、さあ、ばかり。マンションは処分して借金を返す、龍一は大学に行かなくてもひとかどの男になれるという。
尾張が外車の取り引きをしてるのは梶山という大学の先生だと賀津に教えた。大学なんて行けばいいってもんじゃない。80年代は学校行ってないやつが出世すると尾張は笑い、チュウニンを頼むかもしれないと繰り返す。
チュウニン=仲人と気付く賀津。
地下駐車場で外車の取り引きをしていた梶山が車から出て走って逃げたのを投げ手錠で捕まえた賀津。
今宿署に連れてこられた梶山は私は教育者だといい、辺見も梶山さんは本庁の新城さんの友人だというが、賀津は、こいつはただの殺人犯だと辺見に言う。
正美が帰ってきた。表で飯でも食おうか?とキャンピングカーで待っていた賀津が外に出る。正美が「たまには歩かない?」というので、歩き出した。
千枝の母:浦辺粂子
杉村千枝:西尾三枝子
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小林教授:中井啓輔
梶山:内田稔
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千枝の友人:横山リエ
教育ママ:絵沢萌子
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河野:朝比奈尚行
荻原賢三
御園芳枝
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高村蓮太郎
三浦忠度
端本雅男
川名浩介(子役)
中沢勇志(子役)
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音楽:山下達郎
主題歌:マイ・シュガー・ベイブ
作詞・作曲・編曲
RVC・エアレコード
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企画:岡田晋吉
久保寺生郎
斉藤恒久
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プロデューサー:加賀義二
真田正典
市古聖智
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協力:紳士服株式会社ボォグ
ジーンズタローズハウス
モデルガンマルシン
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制作:勝プロダクション
<プラスチックな夜。犯罪の渦。付きまとう影に張り巡らせれる捜査網。渦の中、死が突然、襲ってくるものならバラ色のあけぼののような時を夢みて生きてみたい。人の世は定めなく、終わりなく流れゆく>
警視‐K
御期待下さい
キャストをチェックして、梶山が内田稔さんなら小林教授が中井啓輔さん!?ってことに衝撃を受けた。その数年前の「岸辺のアルバム」じゃ、黒々した髪でラーメン屋の店主やってたのに、白髪でおじいさんっぽくなってたから全然違う俳優さんかと思ってた。それより前の「幸福相談」でも若いコックさんだったしなあ…この回、偶然にも木下恵介アワーで見かけた俳優さんが多かった。
