日本テレビ 1980年11月18日
あらすじ
金と力が時をつくる企業時代。人を飲み込み組織が動く。金のにおいに群がるハエたち。犯罪のにおいにほえる犬。
2025.12.18 日本映画専門チャンネル録画
遊園地で警備員のバイトをしている尾張が佐々村という男と昼までに終わって5000~6000円になると話している。
賀津(がっつ)勝利:勝新太郎…字幕黄色
*
賀津正美:奥村真粧美…字幕水色
*
藤枝庄一:北見治一
*
谷弘(谷):谷崎弘一
水口晴之(ピピ):水口晴幸
*
辺見俊一:金子研三
三吉刑事:多宮健二
*
政:遊法仁
今宿署の刑事たち: 儘田明
松本幸三
橋元誠
黒沢正法
大久保康治
捜査一課事務員:大庭美恵子
*
尾張一:川谷拓三
*
脚本:須川栄三
*
監督:勝新太郎
遊具におびえる佐々村。警備員かと思ったけど、警察官!? 遊具から降りて佐々村に酒を飲ます尾張。あ、撮影! なぜか尾張は主演俳優?に殴りかかる。
遊園地の売店の公衆電話で話してる山崎という男に近づいた佐々村がバッグを置き引きし、ゴミ箱に隠す。
賀津が遊園地に来て、女優の大星(おおぼし)令子を連れ出した。
佐々村はゴミ箱からカバンを取り出し、尾張と一緒になって漁る。現金が入っていなかったので、金にならないと佐々村は言うが、新東亜建設に持っていき、カバンに入っていた帳簿と領収書の額が合っていなかったら強請って10万円になるというと半分をもらおうとする佐々村。
高浜という新東亜建設の社長が大星の舞台のチケットを何千枚も買い取って配っているという話を耳にした賀津が大星令子を独断で連れ出したため、藤枝は辺見の指示に従うように言うが、俺たちは何のために国民から税金をもらってるんだ!と賀津がブチ切れた。
谷とピピは親分(賀津)がジョン・ウェインみたいにかっこいいと言いあう。
尾張と佐々村は時ちゃんと呼ばれる女将のいる飲み屋に行っていた。いろんな人が出てくるけど、今回は時役の松尾嘉代さんと佐々村役の梅津栄さんしか分からない。
迎賓館前
紋付き袴を着た尾張が後部座席に乗り、ペコペコ頭を下げる山崎。誰かが写真に撮っていた。マスコミ…と思ったら、谷とピピが新東亜建設の経理部長のあとをつけていて、偶然、尾張と会っているのを目撃した。
ホテルの一室
尾張が山崎という経理部長と高浜社長に帳簿の話をすると、これくらいで勘弁してもらえませんかと片手を広げる山崎。尾張は指を1本出す。今日はこれくらいで、と経理部長が出してきたのは500万円!
尾張は賀津に会い、領収書を買ったやつがいると報告。正美ちゃんに、とプレゼントを渡した。信じてるぞ、と言って去っていく賀津。
時の店
尾張は時に俺みたいなもんでも金さえありゃ所帯持てんのかな?と話していると、佐々村が顔を見せた。尾張は佐々村に5万円を渡した。神様はいるんだと拝まんばかりに喜ぶ佐々村。
やくざ2人が来店し、尾張はいるか?と聞いた。尾張が来たら、あと片手分出してやると伝えてくれと時に言う。会計時にお釣りが出るような金を出し、あとはお前の体で払ってくれたらいいよと時の胸を触る。
カウンターで顔を隠すように座っていた尾張は怒り、やくざと一緒に表に出たが、一瞬で撃たれた。
知らせを受けた賀津は何か嗅ぎつけたんだろうなと察する。
正美は学校帰り、花束を持ってお見舞いに行った。賀津も駆けつけ、医師から弾は貫通したが、命に別状はないと聞いた。尾張は大学の先生に会ったと言い、枕の下に隠した封筒を渡した。そして、ピーコ、ピーコと連呼。
ピーコ=コピー
封筒、コピー、札束を預かる賀津。7万円使っちまったと白状する尾張。賀津は「死んだら連絡しろよ」と病室を去った。
尾張は死んだと聞いたやくざ。山崎と会い、高浜社長とやくざ2人で飲みに行くことにするが、山崎は遠慮した。
ギャーという叫び声のあと、山崎社長は自殺しましたと言うやくざ。やくざがビルから突き落としていた。
…山崎社長?? 経理部長じゃないの?
やくざ2人を引っ張って殴る蹴るする賀津たち。高浜社長に頼まれたと吐かせ、今度は捜査第一課で待たせていた高浜社長を呼び出し、目の前に札束や書類を置いた。ボコボコに殴られたやくざたちを見せると、平然と会社の弁護士を呼んでほしいと頼んだ。
新東亜建設の高浜を逮捕
背任横領・殺人
腐敗の構造明るみに
徹底的に余罪を追及する
事件が解決し、辺見が得意そうに記者に話し、大星令子を引っ張ったのも自分だという。写真を撮られながら、♪ 勝ってくるぞと勇ましく~と歌う。
キャンピングカー
新聞読んだか?と正美に聞く賀津。漢字のとこだからな~と漫画しか読まない正美。
正美にバター取ってと言われて、賀津が取ったのはキャベツの芯。目玉焼きだからかき混ぜないの!と正美に注意される。
賀津「目玉焼きのこと英語で何て言うんだ?」
正美「サニー・サイド・アップ」
賀津「サニー・サイド・アップってどういう意味だ?」
正美「太陽が上を向いてるってこと」
時:松尾嘉代
*
佐々村:梅津栄
やくざ:立川光貴
*
高浜社長:永井玄哉
山崎:今西正男
医者:稲川善一
伊藤正博
*
花房徹
佐古雅誉
藤田駿
青山守一
*
藤瀬マサ
浦野隆男
村上幹夫
祝嶺三枝子
*
林テレサ
宮下恵美子
ブリット(コント)
小林輝(演奏)
*
音楽:山下達郎
主題歌:マイ・シュガー・ベイブ
作詞・作曲・編曲
RVC・エアレコード
*
企画:岡田晋吉
久保寺生郎
斉藤恒久
*
プロデューサー:加賀義二
真田正典
市古聖智
*
協力:紳士服株式会社ボォグ
ジーンズタローズハウス
モデルガンマルシン
*
制作:勝プロダクション
<競争社会。飽くなき親たちの欲望に翼を失った子供たち。教育熱に浮かされた者たちの協奏曲。見えに巣くう知能的犯罪。地獄の沙汰も金しだい。渡る世間に鬼ばかり>
警視‐K
御期待下さい
今回の話、途中で経理の山崎が山崎社長とか呼ばれるから混乱して、もう1回見直した。冒頭でカバンを置き引きされるのも、途中で札束を渡したのも、やくざに殺されたのも、みんな同じ人だよねえ!?
今回は熱い賀津でした。

