徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】クレイマー、クレイマー

1979年 アメリ

 

あらすじ

妻が突然、家出し、テッドは幼い息子ビリーと2人で暮らすことに。これまで仕事一筋で家庭を顧みなかったテッドは、慣れない育児に奮闘するが…。アカデミー作品賞をはじめ5部門受賞。ダスティン・ホフマンメリル・ストリープ、ビリーを演じたジャスティン・ヘンリーの演技、名匠ロバート・ベントン監督のユーモアを交えた脚本と演出が絶賛された感動の名作。名撮影監督ネストール・アルメンドロスの繊細な映像美も見どころ。

2025.10.30 BS NHK録画

映画は見たことなくても印象的な音楽。映画音楽かと思ったら、ヴィヴァルディの曲だったんだ。テッドが副社長と街を歩いているときにストリートミュージシャンが演奏していた。こういう演出好き~。

 

家に帰っても忙しく仕事の電話をしているところ、妻のジョアンナが突然別れを切り出し、息子のビリーを置いて出ていった。

 

ジョアンナの親友・マーガレットに連絡すると、すぐにジョアンナを心配して訪ねてきたが、言い争いになった。

 

翌朝、ビリーに起こされたテッド。母さんはケンカしたけど、じき戻るよと言って朝食作りを始めた。ビリーのリクエストに応えてフレンチトースト。何とか朝食を作り、出勤。大型契約を取ったテッドは会社で会う人、会う人に祝福される。

 

副社長に相談したテッドだが、副社長もテッド自身もジョアンナは、すぐ戻ってくると楽観視していた。これから1日25時間のつもりで働くと決意を新たにする。

 

家に仕事を持ち帰り、ビリーに書類にジュースをこぼされ、片づけながら早く寝ろと叱った。それでも、基本的な家事能力のある人だよね、テッドは。

 

ビリー宛にジョアンナから手紙が届いた。生きがいと見つけるために家出した、一緒に暮らせなくても心の中にいます、ママは独りで生きていきますと書かれていた。

 

会社のパーティーも途中で切り上げ、ビリーを迎えに行くテッド。ビリーは迎えが遅いと責め、家に帰っても機嫌が悪く、用意したご飯も食べずに寝てしまった。

 

マーガレットも幼い女の子を抱えて離婚していた。公園でマーガレットと会うテッド。再婚を考えてないのか?と聞くテッドに、マーガレットはまだチャーリーを愛してると答えた。アメリカ人の距離感が近くて、何これ~!?

 

テッドは契約を失敗し、副社長に怒鳴られていた。そこにビリーからの電話。副社長はすっかりあきれていた。

 

ビリーはテッドの作った料理を臭い、吐きそうと言って、冷凍庫のチョコアイスを取り出して、テッドの前で食べ始めた。テッドは怒って部屋に閉じ込めると、ママがいい~と泣き叫んだ。でも、殴ったりしないもんね。泣きつかれて寝ていたビリーの部屋に入ると、ビリーはテッドに謝り、ママが出ていったのは自分のせいだと思っていた。

 

テッドはママを型にはめようとしていた、理想の奥さんにしようとしていたと正直に話す。自分が幸せならママも幸せと思っていた。部屋を出ていくテッドに「パパ、愛してるよ」というビリー。

 

テッドはビリーのハロウィーンの発表会を見に行った。

 

会社の同僚、フィリスと浮気…? 全裸をビリーに見られた。全裸にメガネ…

 

ビリーを学校へ送ったテッドを近くの喫茶店から見ているジョアンナ。

 

ある日、マーガレットと公園でしゃべっていると、ジャングルジムの上に乗っていたビリーが落下。テッドはビリーを抱えて病院まで走った。顔を10針縫うけが。あとには残らないと言うが、テッドは手術に付き添った。

 

マーガレットは責任を感じ、テッドの家で台所仕事をしていた。何かあったらビリーの面倒を見てほしいと頼むテッド。

 

仕事中、ジョアンナから電話があり、レストランで再会したテッド。ジョアンナは2か月前から学校前の喫茶店でよく見ていると告白。妻、娘、母の役割をして、自分が何なのか分からなくなったジョアンナはカリフォルニアで職を得て精神分析もした。ビリーを引き取りたいと言い出し、テッドは激怒し、グラスを壁にたたきつけて店を出た。

 

弁護士に相談したテッド。母親の不適正を証明するというが、子供が小さいと法廷は母親に同情的だと言う。

 

副社長にレストランに呼び出され、解雇を伝えられたテッド。これから妻と法廷で戦わなくてはならないのに失業したら勝ち目はない。裁判を延期してほしいと弁護士に頼むテッドだが当然無理。

 

12月22日でこれから冬休みに入ることもあり、職探しに難航する。これまでとはグレードが落ちるが美術商はどうかとエージェントに勧められ、面接に行くが、手ごたえを感じたものの、部長はこれから2週間の休暇に入ると言うので、強引に部長に会わせてほしいと頼む。年棒が4800ドルも下がるが、とにかく今、決めてくださいとお願いする。

 

仕事が決まり、クリスマスパーティーが行われている社内で知らない?女性にキスするテッド。はあ?

 

国連ビルが見える高層ビルに仕事場ができたテッドはビリーを連れていく。ここは会社の一室?

 

ビリーを学校に送りに行ったとき、喫茶店の窓にジョアンナが立っているのが見えた。

 

弁護士から電話があり、ジョアンナがビリーと会いたいと言っている。土曜の10時にセントラルパーク。テッドに拒否権はない。

 

6時に帰すわと言ってビリーを連れていったジョアンナ。

 

ニューヨーク地方裁判所で裁判が行われた。ジョアンナは幸せだったのは最初の2年だけ。あとは苦しみの連続だったと証言。結婚前は雑誌社の美術部で働いていたが、結婚後に辞め、何度も働きたいと夫に言ったが拒否された。

 

今はファッション・デザインをしていて年収は3万1000ドル。追い詰められて自殺寸前になり、子供を置いて家を出たが、今はよき母親になれるのではないかと思っている。家を出てからまともな人間になれるよう努力した。7歳の子どもには母親が必要。5年半、母親だった。夫はたった18ヶ月。

 

テッド側の弁護士の尋問。テッドが暴力を振るったか、性的に問題はあるか、恋人がいるのか聞く。恋人が1人いると答えたジョアンナ。

 

マーガレットが証言に立つ。テッドはいい父親だというマーガレットだが、ジョアンナ側の弁護士から出ていく前にマーガレットが別れろとアドバイスしたことを突っ込まれた。マーガレットは今はいい父親だと強調する。

 

ジョアンナ側の弁護士に問われ、今の給料を2万8200ドルと答えたテッド。弁護士は、なぜ仕事を辞めたのか聞いたり、子供がケガしたのも不注意のせいじゃないかとテッドに父親の適性があるのか問う。仕事は、子供のことで度々抜けなければならなかったからなんだけどね。

 

ビリーたちの裁判を通して、チャーリーとよりを戻すことになったと報告したマーガレット。肩を組んで歩いたりして、仲良すぎぃ!に見えるんだけど、友達の距離感として普通なの?

 

1月23日からジョアンナが引き取ることに決まった。テッドは400ドルを毎月養育費として払う。弁護士から上告しても勝ち目はないと言われたものの、ビリーを証言台に立たせたらどうかと提案され、そうするくらいならやめると決めたテッドはビリーに母親と暮らすように説明した。

 

最後にフレンチトーストを作りながらも、涙、涙。

 

ジョアンナがマンションのロビーまで迎えに来たが、ジョアンナは泣いていて、ビリーを連れに来たけど、ビリーの家はここよ、ビリーを愛してるわ、連れていけないとテッドと抱き合った。エレベーターにジョアンナだけを乗せ、僕はここで待ってると1人で行かせた。エレベーターの扉が閉まる。(終)

 

なんかもっとこうドタバタコメディ的なものを想像してたけど、シリアスだった。子供を置いて出ていくなんてジョアンナひどい!とはならないかな。ジョアンナが必死に子育てしてた描写は全くなく、テッドの子育てだけを見せられたら、テッドは頑張ってる!ってなるけど、ジョアンナだって(多分)ワンオペでずっとやってきたんだもんね。切ない話だったな。

 


www.youtube.com