1970年7月19日 TBS
あらすじ
反物の行商をしながらひとり暮らしの五郎三(中村勘三郎)は同じ長屋のおよね(香川京子)に思いを寄せていた。ある日五郎三は、以前深川一の料理屋「清月」の息子で親友・清太郎(中村翫右衛門)に再会する。20年前にこの土地を去り、上方で一旗あげ今は大きな料理屋の主人だと話す清太郎に、大変喜んだ五郎三は自分の長屋へ連れて帰る。しかし、清太郎はそのまま住みつき、五郎三が出かけた留守中、酒に酔った清太郎はおよねを襲う。危うく難を逃れたおよねは、溺れた自分を助けてくれた清太郎が耳に水が入りそれ以来、耳が聞こえなくなったと五郎三から聞く。さらに酒乱になった清太郎は今度は五郎三の目の前でおよねを襲うが、必死におよねをかばう五郎三に耳を返せとわめくのだった。そこへ、反物を見に来た料理屋の女中・おせん(奈良岡朋子)が清太郎を見て驚く。おせんは夫だった清太郎に女郎屋に身売りされたのだった。

2025.11.23 時代劇専門チャンネル録画。懐かしの『日曜劇場』時代劇。カラー。
時期的には「ありがとう」第1シリーズや「俄」が始まった頃。
ごめんよ、ごめんよと言いながら部屋掃除をしている五郎三(ごろぞう)。「あれ? どうしちゃったんだね? ブチ公、いないじゃないかよ」お前、捜してきなと白茶の猫を持ち上げる。
およねという女性が子猫の首根っこを持って訪ねてきた。「駄目じゃないの。早くご飯やらなきゃ」
だからー、その持ち方やめてくれっ!
五郎三「またかい」
およね「猫は人間と違って我慢しろったってできないんですからね」
猫を2匹抱き、「しょうがねえな、お前は」と注意する。ブチ公、三毛猫だから女の子じゃない?
およねは自分の家の鍋を持ってきて、どうせのことだから猫ちゃんにごちそうしちまうわと、あとでご飯にまぶして混ぜてやってねと言い、謝る五郎さんにいつも仕立物回してもらっていますからと笑う。
抱っこしてたのは白茶の猫と白三毛かと思ったら、大きいほうも三毛かな?
目黒村まで行商に行っていた五郎三はゆうべ帰りが遅かった。漬物やしじみのみそ汁を作って持ってきたおよねだったが、五郎三は、しじみのみそ汁は嫌いじゃないが断ってるという。大好きだから、しじみを断った。およねは理由を聞き出そうとするが、五郎三は答えない。
およねはご飯が蒸れる間に別のみそ汁を作ると言って五郎三の家を出ていった。
あ、子猫2匹いる~。白三毛と白茶かな。
猫をあやしながら子どものころを思い出す五郎三。
作:平岩弓枝
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音楽:渡辺岳夫
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五郎三(ごろぞう):中村勘三郎…字幕黄色
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およね:香川京子…字幕水色
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おせん:奈良岡朋子
おかね:大鹿次代
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おくま:原ひさ子
おいと:佐藤壽美
長助:波多野憲
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参詣の老人:中村公三郎
長屋のおかみさん:鈴木喜美子
子供:七井秀信
高野浩平
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清太郎:中村翫右衛門…字幕緑
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演出:鴨下信一
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制作:TBS
行商に出かけた五郎三。おかねに反物を見せていると、おせんという最近入った女性を紹介された。
行商の帰り、おくまに声をかけられ、茶店で休憩することにした五郎三。来月、娘がお産するので産着を縫ってやりたいという、おくま。はぎれみたいなものでもいいから用意してほしいというと、五郎三は来月といったら麻だろうとニコニコ。
原ひさ子さん、この時代から、おばあさんに近い半分白髪くらいの役をやってるのに驚く(五郎三には「おばさん」と呼ばれている)。それから30年近く経った「踊る大捜査線」でもおばあちゃん役だったんだから。
ていうか、十七代目中村勘三郎さんと原ひさ子さん、1909年生まれで同い年か!
荷物が軽そうだねとおくまに言われた五郎三。日本橋の「田毎(たごと)」でどっさり買ってもらったと機嫌がいい。
おくまに「清月(せいげつ)」という料理屋はないかと尋ねる老夫婦がいた。長らく江戸を離れて25年ぶりに帰ってきたが、お参り方々、清月で飯でも済まそうと思っていた。
おくま「それでしたら捜しても無駄ですよ。あのお店、つぶれました」
いい店だったが、旦那が米相場に手を出して夜逃げ同然だったと説明すると、老夫婦は納得して去っていった。五郎三は知らない人に夜逃げの話をしなくてもいいじゃないかと諫めたが、お参詣の人によく聞かれるのだというおくま。
清月の息子は五郎三の4つ上だが、どこに行ったか行方知れず。
帰り道、堀に子どもたちがいた。「しじみが採れるのか?」と話しかける五郎三。こまが落ちたという子供たち。こんなところでしじみが採れるかというので、昔は採れたのだと話していると、清月の清太郎だよと突然男に声をかけられ、五郎三は清太郎との再会を喜ぶ。
家に案内した五郎三。猫に挨拶する五郎三に妻子の有無を聞く清太郎。
五郎三「俺にそんなものは、まだいないよ」
2人とも黒々としたカツラをしてるけど、顔は、どう見てもおじいさんなので、”まだいないよ”ってセリフに引っかかるわぁ。どちらも60歳過ぎてるからねえ。役設定は30代くらいなのかなあ?
家の前の井戸に水を汲みに行った五郎三。ちょうどおよねも出てきて、五郎三に水を汲み、誰か来てるの?と聞いた。幼なじみに20年ぶりに会ったと嬉しそうな五郎三にお茶うけをもっていくというおよね。
玄関で足を洗い、家に上がった清太郎。五郎三は海福寺(かいふくじ)の茶店で清ちゃんの噂してたと話すと、清太郎もその茶店にいたという。「どうも五郎ちゃんらしいと思ったからね、あと追っかけたのさ。そしたら、蜆川(しじみがわ)のとこで立ち止まったから、もう間違(まちげ)えねえと思ったんだ。いやぁ、あの川は俺たちにとっちゃまあ、思い出の場所だから」
検索して海福寺って目黒にあるのか~と思ったけど、遠い目黒村まで行商に行ったという話を冒頭にしてるから、深川にある海福寺のことかな? 今は海福寺跡という場所がある。
清太郎は左耳がまるっきり聞こえない。医者にも一生駄目だと言われたというと、五郎三が謝る。別に不自由はしてない、耳が2つあって助かったと明るく言う清太郎。
五郎三の妹は3人とも嫁に行き、弟は板前修業して板橋の料理屋に勤めている。
清太郎は上方に行っていたと言い、両親は死んだという。清太郎が江戸に来たのは、ひとつは両親の骨を江戸の寺・芝の青章寺(せいしょうじ)へ納めようと思ったから。五郎三は格式のいい寺でお経料も随分高いだろうと驚く。
親父の遺言でとりあえず50両だけ置いてきたと清太郎がいうので、五郎三はまたまたびっくり。墓も建てなくてはいけないからだという清太郎は墓ができたら墓参りに来てくれという。
五郎三の両親も15~6年前に亡くなり、父のほうが半年早かった。しかし、甲斐性なしでいまだに墓を建てることができず、誓願寺(せいがんじ)に預けっぱなし。
およねがお茶うけのまんじゅうを持ってきた。清太郎は誰か聞く。お向かいに住んでるおよねちゃんだと説明。
清太郎「ふ~ん…娘にしちゃ、とうが立ってるけどいい器量だな」
五郎三「ハハッ…行き遅れちゃったんだよ。俺と同じようにふた親とも弱かったし、下に小さいのもいたからね」
じじい2人に”とうが立ってる”とか”行き遅れ”とか言われたかね~!
およねは前は深川の料理屋で下働きをしていたが、親たちがなくなり、きょうだいも1人歩き出来るようになってからは、長屋を借りて仕立物をしている。
清太郎「五郎ちゃん、好きなんだろう?」
「何言ってんだ」と言いながらもニヤニヤする五郎三。
20年ぶりだから酒を飲もうと清太郎が言い、五郎三は酒の肴も一緒に買いに出かけた。
子猫たちくつろいでてかわいい。
清太郎は酔っ払って歌うが、猫なんぞ抱いちまって汚ねえなと指摘。「大の男が猫3匹も飼ってよ」とウダウダ。うるせー。
五郎三「飼ってるわけじゃないけど自然と居ついちゃったんだよ」と膝開いてるなら1匹乗せてくれよと成猫の首根っこをつかんで清太郎のほうへ差し出した。「1匹乗っけっと、ほかのやきもち焼きやがんだよ」
しかし、清太郎は手をブンブン振って嫌がる。「猫を抱くぐらいなら羽織芸者でも抱いてくらぁ」
首根っこをつかむやり方を今でも猫の正しい持ち方という人を見かけるけど、猫が子猫を持つ方法で、人間が猫を持つ方法ではない! でも当時の猫好きでもこの持ち方なんだから人も進化したと思うことにしよう。
清太郎にリクエストされ、猫の手を動かしながら歌う五郎三。
その後、夜中に井戸で皿洗いしていると、私がやってあげるのにとおよねがやって来た。およねは夜なべ仕事をしていた。五郎三は下戸なので飲まず、清太郎一人が大酒を飲んで寝てしまった。
清太郎は門前仲町の清月の一人息子で五郎三のたったひとりっきりの友達。上方行って、ひと旗揚げてきた偉い奴だと自慢する。今や料理屋の旦那衆。大坂の店を人に譲って、いずれまた清月の看板を上げる。五郎三は羨ましいが、あいつは偉い奴なんだと繰り返し、およねに言う。
清太郎が寝てしまい、布団のない五郎三。およねは、お父っつぁんのを持ってかないか?と取りに帰った。五郎三は綿を打ち直し、立派な布団に驚き「お婿さんをもらうときに取ってあったんじゃないのかい?」と聞くと、およねはお婿さんなんかもらわないとムッとした。
五郎三がとっくに行商に出たころ起きた清太郎は外で張り物をしていたおよねに酒を買ってくるよう頼んだ。江戸へ来て気が緩んだとニヤニヤ。煎じ薬があるというおよねに医者と薬は大嫌いだと改めて酒を頼んだ。
寝転んでいた清太郎の腹に乗った子猫を乱暴に追い払う清太郎。やめて。
およねは買ってきた酒に冷奴や塩辛までつけて持ってきた。案外、親切者だねと盃を差し出した清太郎。一緒に飲もうという意味かと思ったら、酌しろってか! 二日酔いにはこれがいちばんと酒を飲み、およねにも勧める。帰ろうとするおよねに話し相手になってほしいとしつこく絡み、女房に死なれてからず~っと独りぼっちだと同情を誘う。
女房は、はやり風邪で亡くなり、子供も生まれてすぐ亡くなった。妻子が生きていれば贅沢のかぎりをしてやれたのにと愚痴り、酌したおよねに死んだ女房にそっくりだと抱きついた。およねは何とか振りほどいて去り、清太郎は「冗談だよ」と繰り返す。きんもー! つまみ食いしようとする子猫をまた乱暴に追い払う。ほんとやめて。
五郎三が帰ってくると、およねは襲われたことは言わずに清太郎は二日酔いで酔っ払って家にいると言い、本当に上方から来たのかしらと怪しむ。20年も上方にいたのなら、少しは上方なまりになっていそうと指摘する。
あいつは噓をつくような奴じゃない、偉い奴だと繰り返す五郎三。「私はなんだか気持ちが悪くて」と正直に言うおよね。
子供のころからよく知ってる。この蜆川だって知ってると五郎三が清太郎をかばう。五郎三が7歳、清太郎が11歳のころ、五郎三は、しじみを採って売り歩いていた。9月4日の朝、前の晩から大雨で朝、五郎三がしじみ採りをしていると、急に高潮が来て津波が来た。今は空き地になってる洲崎の久右衛門町、入船町、吉祥寺さんの塀のところまで、そのころは町屋で、あっという間に家も人も流された。
流された五郎三を清太郎が助けた。その代わり、清太郎は熱を出して寝込んで、左の耳がまったく聞こえなくなってしまった。自分のせいだと思った五郎三。「俺のために清ちゃん、つんぼになってしまったんだよ」。しかし、五郎三のせいにしたことはない。
およねは五郎三がしじみ断ちをしている理由が分かった。五郎三は一生しじみは断ちますから、どうか清ちゃんの耳を元どおりにしてやってくださしましと海福寺に願掛けしていた。
納得したおよねだったが、子供は、いつまでも子供のときのまんまじゃないと忠告した。
また飲んでいる清太郎。また五郎三に歌のリクエスト。断ると女郎を買ったことがあるか?と聞いてきた。「俺はね、清ちゃんのようにもてないんだよ」って、モテとは関係ないだろう、五郎三よぉ。
金がたまっただろうと聞く清太郎に担ぎ呉服屋で金なんかたまりゃしないと答える五郎三。清太郎は、いい相場があるから10両出さないか?と聞いてきた。五郎三は相場は嫌だと断るが、清太郎は親父は、すってんてんになったが、俺は相場で取り返したという。今度は堅いと10両を預けるように言う。五郎三は仕入れに追われて5両も持ってない。
今度は芸者を呼べ、代わりの女を呼べとおよねの家にズカズカ上がり込んだ。「なんだよ、惚れた女に手出しもできねえでびくびくしてやがらぁ。おい、雷の五郎的、ええ? うん? だらしねえぞ!」と挑発する。
およねが怒ると、こいつね、ガキの頃から家が貧乏で~と五郎三のことを暴露し、またおよねに抱きついた。五郎三が止めるが、清太郎は蜆川のことを話し始め、「俺の左耳は誰のためにつんぼになったんだ! 俺はお前の大恩人だぞ」と叫ぶ。謝る五郎三。
おかねが品物を見せてもらいに五郎三を訪ねに来たが、およねの家の前には長屋の人たちの人だかりができていた。
こんなに酔わしちまった俺が悪いんだとおよねの前に立ち、清太郎から守る五郎三。
おせんが駆け込み、清太郎を「こいつ、あたいの亭主なんだから!」と叫んだ。清太郎は家を飛び出し、路地へ転がり込んだ。おせんは8年前に清太郎に騙されて、木更津の女郎屋にたたき売られていた。
清太郎「ええい、黙れ、すべた!」
おせん「ああ、すべただよ。そのすべたに一体誰がしたのさ!?」
スベタ…顔の醜い女性。
それでも清太郎を待ち続けていたおせん。えー、そんな価値ないよ。
惚れた男を諦めきれないと泣き出す。2年前、おせんと同じように清太郎の口車に乗せられた女が木更津にたたき売られてきた。昔は深川一の料理屋の若旦那だったが、見栄っ張りでほら吹き。「ヘッ…四十面下げて、若旦那が聞いてあきれらぁ」
一応、40代設定か。それでもちょっと無理あるな。中村翫右衛門さんは1901年生まれで当時70手前だし。40代で多分20代後半設定くらいのおよねに行き遅れだのなんだのいうわけでしょう?
清太郎「あ~、うるせえ、きちがい!」
おせん「きちがいは、そっちさ。人間のできることじゃない。犬ちくしょうだって、お前の前へ出たら恥ずかしがって顔を背けるだろうよ」
清太郎「なんだと!? この女(あま)…」おせんを突き飛ばす。
おせん「ちくしょう…殺してやる。お前みたいな世の中のうじ虫、あたいが殺してやる」
五郎三が間に入ったため、おせんの持っていた刃物に当たってケガを負ってしまった。右腕を包帯で巻かれたものの、骨も筋も痛めてないという医師の見立て。およねは、おせんのことを役人に報告したが、お叱りだけで済んだ。
おせんは5年も木更津にいて、ようやく年季が開けたが、清太郎を忘れられずに江戸に働きに出ていた。五郎三は清太郎を思い、あいつは偉い奴、いい奴だと泣き出した。
清太郎は役人を恐れて縁の下に隠れていて、突然、五郎三とおよねの前に現れた。「女って、きちげえだね」
およねは「女房が…寝てる病人に代わって言うんです」と清太郎に「出てって!」と追い出そうとした。およねは私たち今日から夫婦なんですというと、布団で寝ていた五郎三も俺の女房だと認めたが、清太郎は五郎三の枕元へ行き「あの女は、きちげえなんだよ」と言い訳。木更津にいた女郎で、ついうっかり深間(ふかま)になっちまっただけ。それでまあ、頭が少しおかしい。きちげえ水って言うけど、まあ、酒は、そうだな。
五郎三も出てってくれという。清ちゃんはお前さんじゃない。「女騙して、女の体しゃぶって生きていくような、うじ虫じゃなかったんだ」俺の清ちゃんは死んじゃったと泣く。およねは、五郎三がしじみ断ちをしていたことを話し、それだけは覚えていて!と怒鳴った。
清太郎は俺は坊主になると言いだす。黄檗宗(おうばくしゅう)の寺の海福寺の本山が山城国(やましろのくに)宇治郡(うじのこおり)の万福寺(まんぷくじ)で、親父が昔、大枚の金を海福寺に寄進したころの坊主が本山で偉い坊主になっていて、引き立ててやると言われている。生まれながらにして佛相(ぶつそう)が備わっているから、修行もせず、いきなり僧都(そうず)になる。芝居にも出てくる鬼界ヶ島(きかいがしま)の島に流される俊寛(しゅんかん)僧都と同じ。
今夜は海福寺に泊まり、山城国に住職がたつときに清太郎が供することに決まっている。一番輿(こし)が住職、二番輿に清太郎が乗る。出発は、あさっての朝。見送りはいらねえ、世話になったなと出ていった。
五郎三はポロポロ涙を流した。
茶店に行った五郎三とおよね。おくまは住職が本山にお帰りになるのは確かに本当だという。道中の荷物運びに人足を随分大勢集めたらしい。
輿が通り過ぎた。駕籠じゃなく、お神輿みたいに持ち上げて運ぶのは大変そう。二番輿を確かめようとしたが、顔はよく見えない。およねは人足のひとりが清太郎と気付き、急に腹が痛くなったと行列から離れた。輿の中は見れなかったが、きっと立派なお坊さんになるというおよねに五郎三は笠で顔を隠した清太郎を見ていたと話した。
五郎三は清ちゃんのおかげで俺たち夫婦になれそうだ、あいつはやっぱりたった一人の友達だったんだよとおよねに言う。いつまでも私たちだけでもあの人がいい人だってことを覚えといてあげましょうとおよねが言うので、手を握ってお礼を言う五郎三。外にブチが出てきて、五郎三は抱き上げて、およねと歩き出した。
友、遠方より来たる
また、たのしからずや
おわり
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本作の歴史的価値と、作品の時代背景等を勘案し
オリジナルのまま放送させて頂きました。
無音にせず、そのまま放送してくれて偉い! 時間帯なのか最近は放送禁止用語もそのまま放送するようになったように感じる。「キイハンター」も木下恵介アワーみたいに夕方の放送だったら無音になっていたのか? この時代劇は19時の放送。
しかし、今まで見た日曜劇場でいちばんムカついた話だった。せめて役年齢と実年齢もう少し合わせてくれないか!?