徒然好きなもの

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【ネタバレ】ありがとう 第3シリーズ 第31話

TBS 1973年11月22日

 

あらすじ

唯一は、肉屋の次女素子に気があったが、最近素子が「八百一」を手伝いだしたことから、素子が「八百一」の長男元気と一緒になるものと思い込み、悲観のあまり家出してしまった。唯一の手紙には、遠回しないい方ながら恋するものを奪われた悲しみと、他人の気持ちを考えずに、いいたいことを言ってしまう母乙美への忠告が書かれ、自分は気持ちを静めるため、座禅を組んでくるというものだった。

ありがとうの歌

ありがとうの歌

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2025.10.23 BS12録画

peachredrum.hateblo.jp

育が松永と歌の結納を祝い、「ここに幸あり」を歌う。大空眞弓さん、いい声。

ここに幸あり

ここに幸あり

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そこに乙美が駆け込み、唯一が家出したと封筒を持ってきた。

 

作:平岩弓枝

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音楽:平井哲三郎

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主題歌(クラウンレコード)

ありがとう

  作詞:大矢弘子

  作曲:叶弦大

  編曲:小杉仁三

  唄:水前寺清子

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協力:東京魚商業協同組合

   築地東京青果物商業協同組合

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志村愛(あい):水前寺清子

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志村歌(うた):山岡久乃

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熊取唯一(ただいち):岡本信人

熊取七之輔:松下達夫

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寺川元気(もとき):石坂浩二

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寺川百子(ももこ):葦原邦子

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熊取乙美(おとみ):園佳也子

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新堀名津(なつ):長山藍子

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新堀未絵(みえ):音無美紀子

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中央明子(なかおあきじ):井上順

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中央玉子:波乃久里子

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中央玉之輔:佐野浅夫

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中央方子(まさこ):奈良岡朋子

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中央素子(もとこ):沢田雅美

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新堀和泉:野村昭子

柴田保:森本健介

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木下三三九(さんさく):児玉清

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木下行司(ぎょうじ):新克利

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木下桔梗(ききょう):佐良直美

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プロデューサー:石井ふく子

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演出:川俣公明

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制作:テレパック

   TBS

 

それにしても君野親子はたまにしか出てこないのね。

 

乙美が泣き、愛、歌、元気、素子、玉之輔、七之輔が見守る。乙美が手紙を読んでほしいというので、愛が読むことになった。

 

お父さん、お母さん、黙ってうちを出ることをお許しください。僕がうちを出る理由は僕自身の精神修養のためです。僕は子供の頃から高望みしない男でした。仮に好きな花があっても、それがいつも僕のそばに咲いているだけで満足でした。決して自分のものにしようなんて、そんな高望みは考えまいと思っていました。けれど、その花を誰かが持っていきそうになったとき、僕はやっぱり動揺しました。精神修養が足りないと思ったのはそれです。家を出るにあたって、僕が一番心配なのは母さんのことです。母さんはいい人だけれど精神的にひどく遅れている部分があります。思ったことをすぐに言ったり、行動したりするのは、子供か動物です。犬だってちょっと利口なのは相手の反応を見るものです。まして人間は、それを言ったら相手が嫌な気分になるか相手を傷つけるか、よく考えてからしゃべるのが常識です。場合によっては相手が嫌な感情を持つのを承知の上で、相手の人のために忠告したりすることはありますが、それは例外です。考えなしにものをしゃべったり、相手を傷つけたりするのは言葉の暴力です。そのために世の中がどんなに暮らしにくくなるか、母さん自身、世間をどんなに狭くしているか、この際、考えてください。幸い、四軒市場に住む人はいい人ばかりです。みんな、母さんの欠点を知って許してくれています。だからと言って、母さんがそれに甘えていることは僕には許せないのです。僕は母さんを責めているのではありません。ただ、母さんにそうした自分の欠点を少しは反省してもらいたいのです。出来ればみんなから愛される母さんになってもらいたい。僕や父さんがついていてあげられるうちはいい、もし、僕や父さんがいなくなったとき、母さん、どうなると思いますか? よく考えてください。僕のことは心配しないで、気持ちが落ち着くまで、どこかのお寺で座禅でも組んでみようと思います。 唯一

 

ずいぶんと偉そうな内容でムカつく。何で息子にここまで言われなくちゃいけないんだよ。

 

寺川家

元気は百子に唯一のことを報告した。明子もやってきて、唯一には好きな人がいるようだと話す。

 

中央肉店

結婚が決まった女を好きになったらしいとウワサし合う中央家の面々。誰も見当がつかない。

 

志村家

熊取さんには口に毒があるという愛。悪口は結局自分に返ってくるという歌。

 

深川のケンちゃんどうすんだい?と歌に聞かれ、幼なじみでピンと来ないと答える愛は元気のこともあいまいに答える。歌と松永は結婚式は12月16日(日)に名古屋のお城の近くのホテルで結婚式を挙げると育と愛で決めた。仲人は松永の友人の佐々木さん。東京の皆さんへの披露宴は12月13日。大安。歌は勝手に決められてオロオロ。

 

木下家

滝本と桔梗は今月中に結納を交わして、結婚は来年の秋。桔梗が滝本と決めたものの、三三九は婚約期間1年は長いと文句を言う。滝本が今住んでいるのは、母と姉夫婦の家なので、新居も探さなくてはならず、1年は、すぐだと桔梗は言う。マンションを買うのではなく、アパートを借りる。桔梗はしばらく三三九で働き、共稼ぎする予定。

 

行司は驚異的な物価高のため、給料を上げてほしいと頼んだ。しかし、三三九は人件費を減らすため、月給を5000円下げることに決めた。

 

新堀家

未絵が結婚式から帰ってきた。未絵の周りで結婚してないのはヒウラさんだけ。2階に行った未絵が悲鳴を上げた。2階に泥棒がいる!と騒いだが、2階にいたのは唯一だった。

 

熊取酒店前をウロウロする乙美。

 

名津に言って2階に置いてもらうとしたけど、とてもかくまってもらえそうにないと、うなだれる唯一。それで何で勝手に入り込む!?

 

中央肉店

閉店作業し、玉之輔たちは帰り支度をしていたが、素子は玉子と話がしたいと泊まりたがったため、泊めることにした。玉子は足がだるいからもんで、と明子に頼んだ。明子は風呂のお湯加減も見たり、かいがいしく動く。玉子が飲みの相手にならないと思った素子は出ていった。

 

新堀家

2階においてくださいと頼む唯一。ほぼ姉妹しかいない家にいたいなんてキモい!!

 

元気の部屋

素子は玉子たちのところを飛び出し、元気と一緒にウイスキーを飲んだ。元気の作るウイスキーを水っぽいと言って、そのまま飲み始める素子。唯一に好きな人がいるというのが気に入らない。

 

愛は百子に渡しそびれた赤飯を渡しに来た。素子が2階に来てると言われて、愛はビミョーな表情。百子はお風呂に入るから、赤飯を元気に届けてほしいと愛に頼んだ。2階に行った愛には2人がイチャイチャしてるように見え、そのまま1階に赤飯を置いて帰った。

 

新堀家

和泉が帰ってきた。名津はたまには親子3人で川の字で寝ようと思って、と布団を運んできて、ワチャワチャ。唯一は押し入れに隠れた。

 

ん~、キモ過ぎる!!!

 

寺川家

元気は素子を送って帰ってきて、百子から赤飯のことを聞いた。

 

志村家

愛は一人、「花嫁人形」を歌っていた。

 

魚平

開店準備をする歌。愛は買い出しに出かけようと店を出ると、乙美がフラフラ歩いてきた。乙美は一睡もせず、八幡様にお百度参りをしてきたという。

 

三三九

三三九が仕込みをしているが、行司も桔梗も赤鉢巻をして、紙に「ストライキ」と書いて、三三九と口を利かない。

 

新堀家

唯一は一晩、座禅を組んでいたという。和泉は遅番だから2階の障子の張り替えでもしようと言いだし、唯一は押し入れに隠れる。

 

熊取酒店

元気のない乙美を七之輔が励ます。

 

青果市場

愛がミルクホールにいると、元気が声をかけてきた。赤飯のお礼を言う元気だったが、愛はそっけない。素子も店に来ると、愛はすぐ出ていってしまった。

 

新堀家

障子の張り替え、襖の繕いもしたい和泉だったが、未絵が買い物したいと和泉を誘いだして外へ出た。

 

名津が唯一に声をかけると、唯一はトイレに行こうとしていたが、和泉が集金のお金…と戻ってきたので、トイレに行けなくなった。

 

熊取酒店

玉之輔が乙美の様子を見に来た。男の子は女の子と違ってデリケートだという。座禅を組むのが若者の間ではやっている…そんな時代があったの!?

 

中央肉店

三三九が肉を取りに来た。弟妹がストライキしたと理由を話した。素子が店に顔を出し、ポロポーズするなら男から?と保に聞いた。玉子はバレンタインデーなら女のほうからいうものありだというが、方子は女のほうが積極的なのは考えものだという。結婚を迫った女が殺された事件があった。素子はその意見に納得!?

 

志村家

歌が煮込みうどんを作って愛に出した。50過ぎて頑固で愚図なのは死ぬまで頑固で愚図。愛のほうが、結構酷いなあ、人のお母さんに。愛は歌も魚屋のおかみさんからサラリーマンの奥さんになるのだから、ポンポン言っちゃいけないよと注意した。

 

三三九

桔梗と行司が

 

♪太陽は呼ぶ 地は叫ぶ

立て逞しい労働者

 

と歌いながら、店の中を歩いていた。「世界をつなげ花の輪に」という歌らしい。

 

三三九はなかなかいい歌じゃないかと平然としている。

 

新堀家

名津は唯一に障子の張り替えを頼み、店番に行った。いや、それくらいやんないと! 座禅組んでる場合じゃないよ。

 

八百一

素子が店を手伝い、元気に素子がコートを着せ、帰り忘れちゃダメよと声をかけた。一連のやり取りを見ていた愛はムッとする。

 

志村家

愛が自宅に戻ると、歌は、お父さんのお墓参りに一緒に行こうと誘った。父さん、きっと言ってくれるよ、おめでとうって、と愛が言うと、歌は泣き出し、愛まで泣いた。(つづく)

 

この話、どんなに御大層な手紙を書いても、とにかく唯一が気持ち悪くて、ほかのエピソードが頭に入ってこなかった。あえて断られにくそうな女所帯を狙うのが嫌。