TBS 1968年4月13日
あらすじ
ガードマンが殺され、アメリカ銀行の100万ドルが消えた。プロの直感と嗅覚は獲物を追って活躍する。だが、殺し屋のライフルは正確無比。100万ドルの行方に立ちふさがる。キイハンター、微笑が誘う美しい作戦。金を盗んだ豚どもは太らせてから食え。
2025.10.2 J:COM BS録画。あらすじは前回予告から。
ナレーター<この部屋のグループは5人>
元 諜報部員・黒木鉄也:丹波哲郎
元 諜報部員・津川啓子:野際陽子
カー狂・島竜彦:谷隼人
記憶の天才・谷口ユミ:大川栄子
元 新聞記者・風間洋介:千葉真一
<彼らの愛するものは自由。求めるものは平和>
国際警察特別室
UNIPOL JAPAN
村岡室長:仲谷昇
<彼らの活躍がここに始まる。彼らの行くところ不可能の文字なく、彼らを遮る国境もない。彼らは、こう呼ばれる…>
KEY HUNTER
制作:東映株式会社
TBS
山道を走るU.S.A銀行・東京支店の現金輸送車…を狙う男。運転手が急ブレーキをかけ、ハンドルを切った。同乗していたアメリカ人憲兵が叫ぶ。車が止まり、降りてきた憲兵を銃で撃つ男。運転手、メガネのスーツの男、狙撃手はグル?
メガネのスーツ男・河村の心の声<悪い仲間に唆(そそのか)されて私は片棒を担いでしまった。計画どおり何もかもうまくいった。死体と金(かね)を隠し、非常線が張られたころには私たちは飛行機の中だった>
3年後 香港
河村<そして3年、今、お父さんは、お前にこんな遺言を書かなければならぬはめに追い込まれてしまった>
エアメールの封筒に書かれた住所。横長の封筒に縦書きするとは!
日本国 東京都
港区赤坂山王町
二―一
河村花恵様
花恵のモノクロ写真
河村<あのときの相棒が今度は私を殺そうとしている。やつらは私をのけ者にして金を取りに日本へ舞い戻る気だ。どうかくれぐれも気をつけておくれ。金の隠し場所は赤い屋根の小屋>
手紙を書いている河村。字幕は”小屋”だけど、手紙の字は”小舎”。
派手なガウンを来た河村は部屋を整えている中国人女中?に中国語で話しかけ、手紙とお金?を渡して部屋から出した。入れ違いに狙撃手が入ってきて、近距離で河村を撃った。
ここで”非情の唇”というタイトルと河村花恵の写真のアップ。
チケットセンターで明日(みょうにち)のパリ行きのチケットを取る啓子。10時30分発なので1時間前に飛行場のカウンターでチェックインお願いしますと係員に説明を受けていた。ローマでは約1時間半止まっている。啓子は背後にいた河村花恵と目が合う。花恵は啓子と目が合うと、サングラスをかけた。
「3人家族」で敬子が働いていた霞ヶ関インフォメーションセンターみたいなとこ?
オープンカーに乗って信号待ちしていた啓子をカメラで撮りまくる男。啓子が車を走らせても執拗についてきた。啓子が路肩に車を止めると、男も車を止めた。啓子は車を降り、「どうして、あたしをつけ回すのよ」と男の車の運転席まで行って聞くと、男はいきなりシャッターを切った。岡田真澄さんといえど、少し気持ち悪い役。
男「ねえ、ちょっと笑ってくれないかな」
ニッコリと笑った啓子だったが、男の懐から封筒を盗った? 「どいてよ!」と態度を急変させ、建物に入った。フランス語で挨拶して入ったのは、黒木の部屋。島に「ねえねえ、坊や。そんなおもちゃで遊んでないでさ、ちょっとこの男のこと調べてよ」と封筒を頭に乗せた。
このドラマの役設定は分からないけど、野際陽子さんと谷隼人さんは10歳差だから、”坊や”呼びなのね。
啓子「やなやつ。あたしにつきまとって離れないのよ。あっ、ひょっとして、あたしにほれてんじゃないかしら」
新聞を顔に乗せて寝ていた風間が起きた。
カメラ男は中尾信(なかお・しん)。名刺には肩書、住所なし。ついでに啓子が盗ったのは、航空券。
黒木は啓子を呼び、このまま日本でも働けるように、ある筋を通してフランスの情報部に申し入れをしておいたが、向こうは、なかなかうんと言わない。それどころか今日にでも帰ってこいと言わんばかりの剣幕だという。場合によっては偽の死亡診断書でも書かなくてはならないが、君の気持ちはどうか、と聞いた。
啓子は「あたし、やっぱりフランスへ帰ります」
驚く島や風間。啓子はあさっての飛行機の切符を取ったという。
明日じゃなかった?
探り合いや殺し合い…そういうスパイの世界から逃れて日本で普通の女として暮らしたい、今度もそのつもりで帰ってきたが、1つの任務が終わると心の中に大きな穴が開いたような気がすると啓子が言う。
大きな穴を埋めるためには、また新しい任務が欲しくなる、それがスパイの宿命だと黒木が言う。
啓子「ええ…麻薬中毒患者みたいに禁断症状を恐れて、また新しい薬を打つんです」
風間「啓子ちゃん、君のスパイの技術でボスの下で十分、生かせると思うよ」
啓子はスパイとしてカンバックするのか黒木に聞くと、そいつだけは願い下げだと黒木が笑う。生活のためだったらやむをえずってこともある。
ユミが部屋代の精算まで、あと1週間だと請求書を持ってきた。
黒木「大変だなあ…いよいよ金を稼がなくちゃならんぞ」と空の酒瓶を段ボール箱に投げた。箱の中は空き瓶でいっぱい。
手紙を読んだ島は、「私は殺される」だの「お前も狙われるから気をつけろ」などおかしな手紙だと言って、黒木に渡した。
宛名は河村花恵。消印は香港。
河村花恵と聞いたユミは3年前のUSA銀行・東京支店のドル輸送車襲撃事件を思い出した。輸送車が箱根山中に乗り捨てられ、乗っていたMPと日本人の銀行員、警備員が100万ドルの現ナマと共に消えた。そのときの日本人の銀行員の名が河村。
風間は「俺をたたき出した新聞社に高い値で売りつけてやる」と手紙をもらった。ひと月分の部屋代も軽いとユミに言う。
しかし、黒木は待ったをかけた。「豚は太らしてから食えって言うぜ」
なぜ啓子を追いかけ回していた男が手紙を持ち、啓子をつけ回したのか。「金の隠し場所は赤い屋根の小屋」。啓子は「あのカメラマンがあたしを案内してくれるかもしれないわ」とニンマリ。
啓子と風間はバンドの生演奏のあるダンスホールに来ていた。啓子をつけ回していたカメラマン・中尾がカウンターでコニャックを注文。啓子は手紙を元に戻すため、中尾に近づこうとしたが、中尾の隣に女性が座った。啓子は航空会社で会った女だと驚く。
啓子と風間のところに島が来て、あの女が河村花恵だと教えた。今は売れないモデル。
風間はバーテンダーに2000円を見せ、頼みごとをした。
中尾は花恵に写真を見せていた。そこにバーテンダーのふりをして近づいた島。写真が啓子と河村の2ショットだと気付き、わざとコップを倒して写真を濡らした。すぐ乾かしますからと謝ると、中尾は、いいから捨ててくれとあっさり。
中尾は啓子がいることに気付き、花を1輪持って啓子の席へ。一曲つきあってほしいと言い、風間に「しばらくお借りしてもかまいませんでしょうか?」と聞いた。啓子は中尾と踊りながら手紙をポケットに戻した。
バックで流れてるのは「ラブユー東京」じゃないかなあ?
↑私の世代だとこっちの方がなじみ深い。
啓子「お上手ね、中尾さん」といい、さりげなく名前を言い、中尾を驚かせる。中尾は写真家・中尾信として知っててくれたんなら光栄だという。フランスのベルナールという優秀な写真家に弟子入りすることが決まって、近く向こうへたつ。できるだけいい作品を持っていきたいので、これは、という被写体を撮りまくっている。今度僕のスタジオに来てくれないか?と誘う。連れの方に護衛としてついてきてもらってもいい。
バーテンのふりを続ける島が写真を風間に見せ、啓子の近くにグラスを片付けに行くと、啓子が島のポケットから写真を取り出した。写真の裏にメッセージを書いていた島。
この写真に
見覚えありや?
啓子は写真を見て、あたしにうり二つの女だと驚く。
中尾は車で啓子をスタジオに連れていった。さっきコニャック飲んでなかった? 風間はタクシーで後を付けてきたというのに。
中尾の部屋は啓子の大きな写真がたくさん飾られていた。湖の前に立つ啓子のパネルを見て、見覚えがないというと、きょう撮った写真と風景写真を合成したという。「悪くない構図でしょ?」
啓子は河村の2ショット写真に合点がいった。
それにしても、フィルムの写真の合成ってどうやるんだろ?
中尾のスタジオはピンクのベッドカバーに三面鏡、もともと女の部屋ではないかと啓子が指摘した。口紅のついた吸い殻まである。
中尾「知らないの? 僕はねえ、婦人科専門っていうことに相成ってましてね、ほら」クローゼットから女物の服を取り出す。
外で20分待っている風間。
啓子は肩出しで写真撮影されていた。「もっと若くて、いい体をしたモデルさんなんかいくらでもいるでしょうに。どうして、あたしに興味をお持ちになったの?」
中尾は撮影に夢中。啓子になぜパリに行くのか聞く。啓子は怖い仕事。人を殺したり殺されたり…と言っても、中尾は本気にせず、「う~ん、あなたになら殺されてもいい~!」と顔を近づける。啓子に本気になりかけている!?
外で見張っていた風間は中尾の部屋を狙撃手が狙っているのを見て走った。
中尾と啓子のイチャイチャを狙う狙撃手。風間は狙撃手の所へ行き、乱闘。銃で後頭部を殴られ、逃げられた。
狙撃手は待っていた車の助手席に乗り、邪魔が入った、この次は必ずやると報告した。「今まで一度だって心臓を外したことはなかったんだから」と自信満々な狙撃手。川村と啓子の2ショット写真を相棒の男に手渡した。中尾の部屋のキャビネットの奥から写真は見つけたものの肝心の手紙類は見当たらなかった。男の相棒は悪役商会の八名さん?
狙撃手が乗った車を見ていた河村花恵。
3年前に襲われた現金輸送車のシートにめり込んだ弾丸とゆうべのライフルの弾丸の形が一致していると黒木が調べていた。
ゆうべ、啓子が訪れた部屋は中尾のスタジオではなく花恵の部屋だった。父親の手紙で自分も狙われてると知った花恵は恋人のカメラマンを利用して、啓子を身代わりに仕立てようとしたと啓子は見抜いた。
河村と啓子の写真も合成。殺し屋の前にさりげなく置いたため、殺し屋は啓子を花恵と勘違いした。
花恵が警察に保護を頼まないのは100万ドル。花恵が死ねば、殺し屋たちは安心して隠した金の取り出しにかかることができ、花恵はその瞬間を狙っている。
100万ドル=3億6000万円
啓子は3億円と知り、目の色が変わる。
風間「啓子ちゃん、何も敵の手に乗って、自分の体、的にすることはないんだよ。ゆうべみたいに。あんなプレイボーイぶった写真家なんかとさ」
啓子「あら、あなた、やいてんの?」
風間「そうだよ。なっ…ん~っ、何言ってんだい! こっちはそれどころじゃないよ。頭ぶん殴られて、もう、いてえ!」後頭部を押さえている。
カップルになりそうな感じに描かれてるのかな!?
1968年 丹波哲郎 46歳
野際陽子 32歳
千葉真一 29歳
谷隼人 22歳
大川栄子 21歳
黒木の部屋に電話。啓子あてに中尾からドライブの誘いがあった。
やけになった風間が歌う。「♪ええ~、酒はうまいし、ねえちゃんはきれいだ、へ~」
この歌、ホント、はやってたんだな~。敬四郎も歌ってたよ。1967年12月発売。
オープンカーでドライブする中尾と啓子。合成写真を撮った湖の前へ。現金輸送車が乗り捨てられていたのはこの先の山道。啓子は中尾に河村花恵に体(てい)よくだまされていると指摘。身代わりの啓子ばかりか中尾も狙われている。啓子は私と組まないか?と持ち掛けた。
赤い屋根の小屋を捜す啓子と中尾。鍵がかかっている小屋を恵子がピッキングして開けた。使ったペンは中尾のポケットから盗んでいた。中は掃除も行き届いており、まるっきり空き家というわけではなさそう。啓子は中を、中尾は外を探すことにした。
啓子が戸を開けると、不気味な老婆が立っていた。啓子は別荘を持ちたくて探してると話すと、女性は、ただの留守番だという。3年間、誰も来ていないが、1度だけ警察が来て、うちじゅう家(や)捜しし、犬まで連れてきて庭中ほじくり返したが何も出てこなかったと話し、お茶を出すと言って部屋を出ていった。
啓子「なんだろ、あのババア。ふんっ」←野際陽子さんがこんなセリフ言うんだな。
テラスに出て中尾を捜す啓子。突然、手で口をふさがれた啓子。風間が「死にたいの?」と言って、中尾の遺体のある方を示した。
えー! あっさり殺されちゃうもんだねえ。
風間「すごい腕だ。100メートル離れて、心臓一発。君が庭に出てりゃ、先にやられるとこだったよ」
中尾の遺体に近づき、手紙を抜き取った狙撃手。「あとは花恵1人か…フフッ」
小屋に戻った啓子と風間に紅茶を出した老婆。風間も「変なおばあちゃん」とつぶやく。中に何か入っていると怪しむ啓子だったが、構わず風間が飲み、苦しみだした。
啓子「えっ、青酸カリ、猫いらず、どっち?」
風間「塩よ」
2人のやり取りを戸の隙間から見ていた老婆がニヤリとして戸を閉めた。
この別荘には現ナマがない。赤い屋根の小屋、その下に何か書くつもりだったのではないかと啓子が推理する。赤い屋根の小屋の見える…
啓子は殺されてみようかな、向こうの張ってる網の中へ飛び込んでいく方が気が楽だと言い出し、風間も賛成する。「ねえねえ、あなた、本当にやる気?」
「死に水くらい取ってよね」と投げキスを送る啓子。オープンカーに乗り込んでコンパクトを取り出し、顔をパタパタ。
風間「あれあれ…死に化粧?」
一人、ドライブする啓子。狙撃手は啓子に狙いを定めた。啓子は狙撃され、車は山道に突っ込み爆発! やっぱり東映。狙撃手はニヤリ。
狙撃手はウエットスーツに着替え、相棒とボートで赤い屋根の小屋が見える湖へ。相棒の男が狙撃手に「李(り)、始めよう」と話しかけた。狙撃手は李か。李は酸素ボンベを背負って湖の中へ。花恵も李たちの車のところまで来ていた。
李が潜ってトランクを運んできた。トランクの裏にはMPのヘルメットをかぶった頭蓋骨! もう1つトランクを運び出し、岸壁にたどり着いた李たち。車に積み込んだところを風間も花恵も見ていた。
李たちが赤い屋根の小屋に入ると、空き別荘の管理人だと老婆が出迎えた。酒でも持って来いと命じると奥の部屋へ。李たちはトランクを開けて、現金を確認し、笑った。
男「3年前、俺たちは、ここに集まって計画を練ったなあ」
李「まんまと俺たちは、やりおおせたってわけだ」
2人が笑っていると、老婆が「こんなにたくさん、どこの国のお金ですか?」と近づいてきた。酒瓶とグラスを受け取り、呼ぶまで出てくるんじゃない!と部屋から追い出した。
「100万ドルに乾杯だ」とコルクを口で開け、グラスに注ぐ。
飲もうとしたところに拳銃を持った啓子が乱入した。河村花恵じゃないと名乗り、風間も出てきた。また失敗したな!と李を責める男。啓子は腕がよすぎたのだという。啓子の左胸に入れていたコンパクトに1発で命中していたと弾丸の刺さったコンパクトを見せた。
風間は現金を横取りすると、男たちはグラスの酒を飲み、苦しみながら倒れた。そこに老婆が入ってきて、啓子を蹴り上げ、拳銃を取り上げた。
老婆のようないでたちだが動きは俊敏…と思ったら、河村花恵の変装!? 男たちが小屋に戻ってくることを見越して毒入りブランデーを用意して別荘番に化けて待ち構えていたのだという。
顔を見合わせる啓子と風間。
花恵「悪事の片棒を担がされたあげくに仲間に殺された父。その敵(かたき)を討つには遺言を警察に出すくらいのことでは済まされなかった。このお金は私の手で奪い取ってやりたかった。そして、今、とうとう成功したのよ、私は」
啓子を身代わりに選んだのは啓子が今日、フランスを発つ予定だったから。旅券や航空券を啓子のバッグから抜き取り、パスポートも花恵の写真と貼り替えた。
花恵「きょうから私は津川啓子。花の都、パリへ高飛び」
風間「なんてことだい。君がフランスへ行くなんてだだこねなければ、こんな目に遭わなかったのよ」
啓子「そうらしいわね、もう、こりごり」
札束をどうやって税関からごまかすのか聞く風間。
啓子「細工は流々、二重底のコンテナが用意してあるわ」
細工は流々仕上げを御覧じろ…昭和ドラマに時々出てくる言い回し。準備万端、みたいなことだよね。
風間と啓子はワイン室に閉じ込められた。花恵は運送屋にトランクを2個頼み、ワイン室にガソリンを流し込んだ。
啓子「ガソリンよ」
風間「ちきしょう、バーベキューにする気か」
新聞紙に火をつけ、紙を落とした。一気に火がワイン室に広がる。
花恵は運送屋のトラックに羽田に行くよう命じ、自分の車で後から走った。まだ雪がすごい。
とんがったものを探していた啓子は風間の見つけたワインオープナーで鍵を開けた。
先を走る運送屋のトラックが道を間違え、花恵がクラクションを鳴らして車を止めた。運送屋として現れたのは島と黒木。津川啓子は、あちらの国の情報部員で、変装の理由を徹底的に問い詰められる、やつらの組織は警察ほど紳士的じゃない、火責め、水責め、電気責め、あらゆる拷問の手をやつらは知っている、釈放されたころには、あなたのハートは100%止まっていると黒木が脅す。
運転席に乗り込んだ黒木はダンディな笑みを浮かべ「ご安心なさい。この道は日本の警視庁へつながってるんです」というと、花恵は叫んだ。
黒木と島が帰ってくると、啓子も風間も酔っぱらっていた。風間が新聞社に行っても車代だとお金を包み、話を聞いてくれなかったので、お金をたたき返した。啓子は花恵にパスポートを偽造されたため、税関が通してくれず、飛行機に乗れなかった。フランスの情報部もクビだろうと愚痴る。
部屋代を払うまであと5日だとユミが部屋に入って来た。黒木はメンバーが1人増えたというと、啓子は笑顔になった。
プロデューサー:近藤照男
坪井久智
*
原案:河野典生
脚本:池田雄一
*
擬斗:日尾孝司
*
音楽 :菊池俊輔
主題歌:キイハンター
作詩 :佐藤純弥
作曲 :菊池俊輔
唄 :野際陽子
テイチクレコード
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黒木鉄也:丹波哲郎…字幕黄色
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津川啓子:野際陽子…字幕緑
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島竜彦:谷隼人
谷口ユミ:大川栄子
*
風間洋介:千葉真一…字幕水色
*
李:室田日出男
男:八名信夫
河村:河合絃司
*
別荘番:谷本小夜子
菅原壮男
高須準之助
*
中尾信:岡田真澄
河村花恵:高毬子
*
監督:深作欣二
<プロフェッショナル・キイハンター。次の赤いシグナルは? 与えられた司令は世界的な宇宙科学者、誘拐さる。彼を奪い返せ>
ゲスト
瞳麗子
<敵は国際的な犯罪リストにランクされる誘拐業者だった。科学者は某国の大使館に大使夫人と共に監禁されている>
北原義郎
<時間はない。2日後に第三国の手に売られていくのだ。キイハンター、直ちに作戦開始。プロとプロとの戦いは冷たくすさまじく激しい>
誘拐の城
に御期待下さい
李は室田日出男さんだったのね。役名が分からない2人は多分、どっちかが航空会社の係員でもう1人はバーテンダーだろうな。
なんか引き込まれちゃうな~。

